相手の矛盾した話を無条件の肯定的配慮で対応すると面白い現象が起きてきます。但し、この努力をする相手は、自分にとり、とても大切な人とか、友情を保持したい相手であるとか、心理療法上のクライエントとかに制限していかないと、こちらが疲労困憊してしまいますので、よく注意して、この対象を決めていかないと、何となくエネルギーの無駄をしてしまいます。永遠に無条件の肯定的配慮をすると、こちら側がノイローゼになること間違い無しですので10-15分とか、心理療法上でしたら、最長で50分と言う時間内だけ、ひたすら相手の言葉を肯定的に傾聴してみると実に面白い現象が出てきます。本人が自分の愚かさ、間違い、現実吟味力のなさ、バカさかげんを告白しだすのです。もちろんそうでない場合もありますが、ひたすら頷いて傾聴するとこちらが何かを言わなくても、ちゃんとした答えを言い出すものです。カールロジャースという病理学者の観察眼はなかなかものもです。自己成長理論と呼ばれたこの理論は軽く扱うものではないようです。:<心の世界を飛び回る:34>:
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