高校時代の頃からか、私は集団の中に居る事が苦痛になり、さりげなく集団から離れ、一人で思索するのが好きになりました。東京の大学に来ても皆と楽しく会話していても、すーっと一人になりたがりますので、私に好意を持ってくれている友達は自分が嫌われたのか、と随分哀しく感じた思い出を後日、聞かされたものです。こうして人生を生きている内に、私は自然に、自分から離れていく必要を感じないグループを形成していったようです。つまり私の周辺にはあまり集団が好きでない友達のグループが形成されてきたようです。その御陰で、意識的に集団から離れる必要性を感じない生活集団が出来たようです。今、私の周辺のグループは自分は自分、他人は他人、つかず離れず、正中線が明確な人が大勢います。自分の意見を明確に言い、好き嫌いを大事にしつつ、明るく元気に生き抜く友人に恵まれています。類は類を呼んでいるのでしょう。:<心の世界を飛び回る:138>
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