廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

バカになる

2009-05-21 22:22:22 | Weblog
 先週末、いつものレンタル屋で借りた映画のDVD、もう一本は『クワイエットルームにようこそ』です。 この映画、原作・監督が松尾スズキさんだったので興味があったのですがなかなかDVDが空かなくて先週たまたま空いていて借りる事が出来ました。 そうして借りたものの今度はリビングのハードディスクレコーダーとの相性が悪くて私のパソコンのDVDドライブ(”ムフフ系”専用...では無い)を使って再生したけどそでれも駄目で家にあった別の再生専用DVDプレーヤーでやっと見られました。 そうして苦労(?)の末に見た映画ですけど結論を言えば面白かったです。 私はコメディーとかお笑いとかはハッキリ言って苦手、特に今時の騒がしいばかりのギャグはつまんないと思っていましたがこの作品は主演の内田有紀さんに加えて私の”ご贔屓女優”の蒼井優さん、それに大竹しのぶさんなど女優陣がバカな事を大真面目に熱演していて見応えがありました。 やはりコメディーは演じる側が真面目でバカになり切らないと面白くありませんから...

 物語は東京で雑誌のライターをやっているヒロインの明日香が取材などで忙しく働いた後、目が覚めたら病院のベッドの上で手足と身体を拘束された状態になっているところから始まります。 やがて看護婦、いや看護士(劇中には登場しませんが男性の看護士さんも居るので...)さんがやって来てここは精神科病棟の特別室だと教えてくれます。 どうやら自分は大量の睡眠薬をしかも酒で流し込む無茶苦茶をやって自殺を図ったとされて再度自殺をさせない為に手足を拘束して独り部屋に入れられているのだとか。 やがて同居している恋人...と言うか内縁の夫がやって来て自分が何をやって自殺未遂だと言う事になったのか、徐々に記憶を取り戻して行きますが。 ネタバレになりますけど実際には本当に自殺を図っていた訳です。 ヒロインには暗い過去があり、そして何故自殺未遂をする事になったのか、その辺の重い物語を病院の閉ざされた空間の中でコメディータッチと言う”オブラート”に包んで見せてくれます...

                            

 舞台は大きな病院の精神科、そこの女子病棟ですから登場人物も入院患者から看護士さんまでほぼ全員が女性で、男性の登場人物は先程の内縁の夫と夫の友人以外は回想シーンだけの登場です。 精神科の入院患者、それも女子と言う訳でキャラクターは拒食症過食症、それに自分の髪の毛に火を点けたがる人と言う形で自傷癖の女性とかが登場します。 やはり食べないといけないと思いながらも食べられない人の治療が多い感じに描かれていました。 私は男性なのでその辺の女性心理はなかなか理解出来ないですけど。 とにかく、精神的に色々な事情を抱えていると言う設定で強烈な程に個性的なキャラクターが何人も登場し、女優陣がその辺をしっかりと真面目に演じ切っています、だから面白いと。 私が気に入ったキャラクターは太るのを気にするあまり、病院の中で一日中ウォーキングをしている女性で、台詞もただ「カロリー、カロリー。」しか無いのが強烈でした...



 話が逸れますけど今やっているNHKの朝ドラマ『つばさ』はちょっと面白く無いと言うか今一つですね。 事実、テレビの視聴率でもランキング外に落ちるとか散々らしいです。 今までは衛星やハイビジョンなどに分散したので視聴率が上がらない部分はありましたが、今回の作品は母とか私の周囲の評判も悪くて真面目に見る気がしなくなったと言っていますし... 私に言わせるとコメディーとしてもホームドラマとしても中途半端なのがいけないと思います。 特に普通のホームドラマっぽい場面の中から突然飛び出して来るサンバの踊り子さん達とか、西条秀樹さん(ちなみに広島市出身です)演じるヤクザ者の金貸しとか、小松政夫さん演じる祖父の幽霊(?)とか、あまりにも非現実的過ぎますし、事件が起こると近所の人とかが殺到(?)して来る場面なども騒がしいばかりでハッキリ言って面白く無いと言うか... 朝っぱらからテンションの高過ぎる番組では落ち着かないからコメディー的で漫画チックな演出は控えて人情物ドラマとして落ち着いた演出にしてもらいたいです。 コメディーとして作るなら”普通の人”であるヒロインとの対比をする為に他のキャラクターをもっと強烈な個性に仕立て、もっと全員が徹底的にバカになり切って真面目にお笑いをやるべきですが、朝ドラマだからそう言うのはやっぱり避けるべきかと...

                                  

岡ちゃん6・6ウズベク戦へ代表構想着々(日刊スポーツ) - goo ニュース

 サッカー日本代表の新メンバーが発表されましたね。 サンフレッチェからDFの槙野選手が選ばれたのには”予兆”が無かっただけに驚きましたけど、選ばれた以上はしっかりと役目を果たして日本の為に貢献してもらいたいですし、代表定着出来る様にアピールもして来て欲しいものです。 今回は選ばれませんでしたが、FWの佐藤(寿)選手やMFの柏木選手、青山選手も機会があれば呼んでもらいたいですね。 とにかく、今は早くワールドカップ本選の出場権を確定して安心させて欲しいですね。 日本サッカーの威信回復も何も、まずはそこから始めなくては...

                                  

“美人過ぎる市議”藤川ゆり市議、ダウンタウン松本を祝福 - goo 映画“美人過ぎる市議”藤川ゆり市議、ダウンタウン松本を祝福 - goo 映画

 藤川ゆり市議、今度は珍しく八戸市とは直接関係無いイベントに参加ですか。 でも前にも書きました通り、八戸の存在を世間にアピールして東北新幹線の”通過駅”化を防ぐ為に出来る事は何でもやらなくては。 その為には利用できるものは何だって利用してやるくらいでもいいのではと思いますが、政治家なのだから美人と言う一点で大きく騒がれるのはやりにくいところもありますね... それにいくら美人と言っても政治家の中でそうだと言うだけで、芸能界にはいくらでも美人は居ますから。 でもどんなきっかけでも名前が売れたのは事実ですからそれを有効に利用して政治活動に活かし、八戸の街もPRして行けば良いのではないでしょうか。 ちなみに国政への参加に関しては”今のところありません”とコメントしていたとか。 政治家としての実績を積んだら考えてもいいかも知れませんね...



 話が逸れましたが、先程の映画を見ようと思ったのは上の『美しい男性!』(http://www.bs-j.co.jp/utsukushii/)で松尾スズキさんの名前を知ったからです。 以前、金曜日の夜にBSジャパンで毎日見ている『ワールド・ビジネス・サテライト』を見終わった後の深夜0時から始まって「何じゃこれ?」と見ていて面白かったですもので。 あの強烈な主題歌のフレーズが耳に残って離れません... 美男子たちがここまでバカな事をやってしまうギャップに私も思わず笑ってしまいました。 DVDも発売されるそうですけど、出来ればテレビ東京の地上波でも一度深夜枠か何かで放送してもらいたいです。 現在、日曜深夜(日付上は月曜)の0時からBSジャパンで再放送していますけど二度放送して元は取れたでしょうし今度は地上波でも...

                                  

 交流戦最初のバファローズ戦を1勝1敗で終えたカープは明日から福岡ヤフードームでホークスとの2連戦だ。 ホークスはもう一つ調子が出ていませんけどカープももう一つだし、ここで勝って調子を付けて地元での試合に臨みたいところです。 日曜日からのライオンズ戦はチケットが入手出来ませんでしたので行けませんが強敵相手に勝って勢いに乗りたいですね。 チケットが買えないのは個人的には残念ですけど昔の土日祝でもスタンドに空席があった時代を知っている私としてはチケットが売れて買えない事はむしろ感慨深いのですけどね、この盛況が続いて欲しいと”嬉しく思います。”

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 ...異常です。
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