とうとう麻生太郎氏が総裁になってしまった。残念である。
民主党は次期選挙で、高速道路の無料化というのを選挙公約にしているが、これは無茶苦茶である。高速道路の料金はバカ高い。そのため私は高速道路は極力つかわない。しかし、逆に言うなら高速の料金は確実な国の収入源なのである。
こういう確実にとれる所を財源にするというのは経済の原則なのである。高速道路をつくるのにかけたバカ高い国民の税金も出来た高速道路の通行料金で、かなりとりもどせるのである。
高速を無料にした場合、どういう経済的メリットがあるか。個人としては高速をつかう人が少しは増えるだろう。地方の観光に行く人もほんの少しは増えるかもしれない。だがそれで地方の活性化が起こるだろうか。やはり高速を無料にしても大して変わらないだろう。
流通会社では高速の無料化によって会社の負担が少しは減るだろう。だが、それもたいした影響は出ないだろう。
選挙に勝つために、国民受けする事をアピールして、もし本当に政権とれたらどうするのだろう。
以前、村山内閣が、野党の時「自衛隊は憲法違反である」とはっきり主張して自民党を責めた。社会党だから当然である。それが与党になったら、一変して海上自衛隊の護衛艦に乗って笑顔で双眼鏡を手にしていたあのバカ面は忘れられない。
はたして民主党はあんな国民受けするだけの滅茶苦茶な選挙公約を守るだろうか。