小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

焼き肉

2010-09-19 18:38:00 | Weblog
食欲の秋である。私はあんまり食欲ないけど。
焼き肉を安くうんと食べる方法。
食べ放題の、焼き肉屋では、90分以内に食べなくてはならない、というルールがあるところがほとんどである。90分では、食べられる量が限られているし、急いで食べると満腹中枢が刺激されて、おいしく食べられない。
では、安く思う存分食べるにはどうすればいいか。
それは、時間制限の無い普通の焼き肉屋に行って食べるのである。肉はロースを一皿だけ注文する。そして、あらかじめスーパーで、ロースをたくさん買っておいて、カバンに入れておき、ロースを食べ終わったら、カバンからスーパーで買ったロースを店員に見つからないように、そっと出し、店の七輪で焼いて食べるのである。スーパーの冷凍の焼き肉なら、安い。今度、これをやってみようかしらん。店員に見つかったら、怒られるだろうな。



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家畜人ヤプー

2010-09-19 11:22:20 | Weblog
家畜人ヤプーはマゾヒズム小説ではない。
確かに、家畜人ヤプーはマゾヒズム小説である。しかし、私は氏の感覚の根本の重要な部分をマゾヒズムだとは思っていない。もっともマゾヒズムという言葉が適切かどうかは思わないが。私流の感覚では。現実を変える、というのは、能動的行為である。たとえ小説という空想の世界でも。サディストは能動的行為をとる。自分の理想の世界で、性器を鼻につけるなどという現実を無視した行為は、能動の極地である。私流の感覚では。マゾヒズムとは、絶対的に現実を受け入れなくてはならない、と思うからである。どんなに受け入れたくないものでも。あくまで現実の条件の中で、空想の世界を構築しなくてはならない、と私は思うからである。この苦悩にエロティシズムもある。もちろん私は、女の生理を嫌う。生理などというものはなければいいと思う。また女の成長、加齢を私は嫌う。しかし私は、空想においても、女に生理がなかったり、加齢しなかったりする世界に私は満足することが出来ない。それは非常な苦しみだが、それをしたら、女が女でなくなってしまうからだ。それは安直な手法だ。嫌なものは見なければいい。嫌な部分は描かなければいい。私は最終的に、自分の世界を、行動ではなく、自分の認識を限界まで変えることによって変えなくてはならない、と思っている。

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