小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

医学部付属病院

2015-03-07 23:20:05 | 考察文
群馬大学医学部の付属病院で、不祥事が起こっている。詳細は知らない。

一般の人は、医学部付属病院が一番、最高の治療を受けれる、と思っているのでは、ないだろうか。

それは違う。

(特に外科手術では)医学部付属病院での手術は、研修医が、腕を磨くために、経験の無い、研修医が執刀するのである。

もちろん、万一のことを考えて、熟練した、上の先生が、見ていて、説明したりして、また、万一、危なくなったら、上の先生が、交代するから、危ない手術ではない。

しかし、一言でいってしまうと、医学部付属病院の手術というのは、研修医が、手術の技術を磨くために、研修医が執刀するのである。

もちろん、私は、ポリクリの時、それを見ている。

要するに、研修医の練習にされてしまうだけなのである。

「あそこの大学の××教授の手術の腕前は、日本一」などと、噂されていいても、××教授が、執刀してくれるわけではない。

そうして欲しかったら、教授に、何十万か、出して頼まなくてはならないのである。

しかし、極めて、難しい手術では、「乃公、出でずんば、やむを得ず」で、教授が執刀することもある。

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イスラム国

2015-03-07 21:53:05 | 考察文
イスラム国は卑劣だ。ということは、改めて言うまでもない。

さて。人質をとって、身代金を、数十億、要求する、ということに、どう対処したら、いいか。

アメリカは、テロの要求を受け入れると、テロ集団は、ますます、つけあがるから、テロの要求は、受け入れない、という方針だ。

確かに、人命は大切だが、テロの言うことを、聞いてしまうと、テロ集団は、ますます、つけあがる。

フランスでは、水面下で、イスラム国と、交渉して、いくばくかの身代金と引き換えに、人質を救出したことがある。

私が思うテロ集団に対する作戦。

それは。イスラム国が、日本の人質をとったら、日本は、イスラム国の人間を人質にとったら、いいのでないか。と思う。

こうすれば、イスラム国も困るだろう。

そして、お互い、人質の釈放、で、解決したらいいのではないかと思う。

しかし、イスラム国が、その条件を呑まず、日本人の人質を殺しても、文明国の日本政府は、イスラム国の人質を、殺すことは出来ない。

しかし、永遠に監禁すると、言えば、もう、イスラム国の人質は、自由を完全に奪われ、いわば、無期懲役のようなものだ。

「殺した、とか、重労働で死んだ」という、デマをイスラム国に、発信することも、有効な手だ。

また、肉体に後遺症の残らない、拷問など、いくらでもある。たとえば。体がギリギリ入るだけで、身動きのとれない小さなスペースに丸一日、入れる。という拷問。これを一日、やられると、肉体も精神も参ってしまう。あるいは、高いビルから突き落す。下では、レスキュー隊のネットて守る。しかし、高所からの下のネットは小さく見えるので、これも、ものすごい恐怖感を与えることが出来る。その他にも、後遺症の残らない拷問は、いくらでもある。

イスラム国は、自分たちは、正義、と思っているのだろう。

だから、もし、イスラム国が、同胞の人質を、見殺しにしたら、イスラム国は、同胞を平気で見殺しにする、という国、ということが、イスラム国のヤツラに知れ渡ってしまう。

そうすると、同胞を平気で見殺しにする、集団が、本当に、「正義」なのか、という疑問が、イスラム国のヤツラに起こり、団結が壊れて、しまう可能性もありと思うのだが。

しかし、言葉の理屈、通りには、いかないことも、十分、あり得る。

イスラム国が、「正義のためなら、自分の命を惜しんではならない」というように、教えている可能性もあるからだ。

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