小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

覚醒剤の執行猶予

2015-03-25 02:02:10 | 考察文
日本では、覚醒剤の使用者に対して、有罪だか、数年の、執行猶予つきの判決が、圧倒的に多い。

これは、覚醒剤は、他人を害するものではないから、罪も重いものではない、という考えからだろう。それは、まあ、妥当な考えである。

確かに、罪と罰、という点から見れば、それは妥当である。

しかし。覚醒剤の薬学的性質から、考えると、これは、妥当とは、言えないと思う。

なぜなら、一度、覚醒剤の味(多好感、、Euphoria)を経験してしまった人間は、自力で、それを、やめる、ことは、ほとんど不可能に近いくらい困難だからだ。どうしても、手を出してしまうのである。

だから、覚醒剤の使用の場合、本人のためにも、執行猶予なしで、ダルクとか、精神病院に入院の義務を付す、というような、条件をつけた方がいいと思うのだが。

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