De cela

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資源ジャー考察・我が家のごみ

2016-07-24 20:33:36 | 環境
資源ジャー考察・我が家のごみ 
2) プラごみ
1週間に1回の回収ですが、我が家では毎回45リットルのポリ容器がパンパンなります。
プラごみと簡単に呼んでいますが、これは「容器包装リサイクル法」に基づいて市町
村が回収し業者がそれを再利用するごみのことです。容器包装物とはアルミ缶、スチ
ール缶、段ボールなども含まれますが、昔から資源として回収していたもの以外のプ
ラスチック容器包装物と紙の包装物が現実的に対象になっているようです。
プラスチック包装物について、奇妙な決まりがあります。あくまでも商品を包装して
いた容器包装物当に限ります。同じポリエチレン製でも洗濯屋さんが使うのは包装物
ではありません。洗濯物は「役務」であって商品ではないからだそうです。弁当の中
に入っている仕切りのプラスチックはプラごみ回収の対象にならないということは徹
底しているようです。この法は市町村に対する義務付けですから業者に回収から再利
用までの費用は税金から支出しますので、少しでもその負担を減らそうという考えだ
と思います。
包装物に当たらない同じ種類のプラスチックは一般ごみに混ぜます。今は焼却炉が高
温ですからプラスチックを燃やしてもダイオキシンも出ず、燃焼効率も上がってかえ
って好都合です。
こういう「本音」は聞かせてもらいたいですね。資源再生に協力しているつもりでも
経費負担になっていることもあります。委託した回収再処理業者もすべてが再生でき
るわけではなく、再生できないものは結局産業廃棄物として焼却に回しています。で
すから我が家は汚れ物、あいまいなものはなるべく一般ごみに混ぜています。
我々が意外と勘違いしているプラごみの出し方があります。一つは小さな袋に詰めた
プラごみを大きな袋に入れて、すなわち二重包装にしていることです。再生業者はこ
れをコンベア上に開けて分別しますので二重の袋では二重の手間を作ってしまいます。
それと、ポリ袋への収容率を上げるためにプラ容器をはさみで細かく切って出すこと
です。分別を不可能としてしまいますね。
もっともっと現実の回収・再処理の実態と本音を市民に正しく知らせて協力させてほ
しいと思います。
プラごみで一番業者に利益になるのはPET。蓋は外して別にすることになっています
が簡単に外せないリングが残る。現実には業者は機械で切り落としているので必ずし
も家庭で全部取り外して出すこともないらしい。


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