東京日和 素敵な暮らし for all women インテリアのレシピ

インテリアをとおして・・仕事、プライベート、子育て。色々なシーンでその場所をより楽しく過ごすエッセンスや情報を綴ります。

happy to you 無垢の子供を守りたい話とアーティストが届けるものの話

2018-03-09 | ESSAY



こんばんは。

2月の8日から始まり25日まで行われたオリンピックの

余韻もそろそろ冷めてきたのでしょうか?

今度は、3月8日から18日まで、パラリンピックが

開催されます。引き続き日本選手の活躍に注目していきたい

ですね。(*^_^*)


さて、今週始めは嫌なニュースから始まってしまってた、、

幼い命が父親によって奪われた事件。沢山の予兆があったにも

関わらず止めることが出来なかった。行政も回りの大人も。

個人の問題に関わっっていくのは、なかなか難しいのでしょうか?

独身時代、丁度、結婚する少し前、アメリカの児童心理学者で、

自分と関わった特別な子どもたちとのノンフィクションを書籍に

して話題になっていたトリイ・ヘイデンの著作を出版される物を

から片っ端に読んでいました。『アルジャーノンに花束を』

もその頃、再度、話題になっていたように思います。トリイは

大きくなってきても意思疎通が難しい子、心を閉ざしている子

そして、その子供たちの親も扱いに困ってトリイの元を訪れた

子。そんな子供たちへの取り組みを綴ったノンフィクションや

フィクションを数多く書いています。何で読み続けていたか、

まずは翻訳文は翻訳書にしては、かなり読みやすい好きな文だ

ったのと、赤他人の子供たちのためにそこまで本気に対面出来

るトリイに感動したからだと思います。


今回のお子さんは、そういう子供さんではなかったとして、

大人の狂気というか、弱いものへの理解や想像力の薄さとい

うか、、子供に暴力を振るうことは、何を目的の行為なのか

、、到底、理解し難いですが、、だぶん、その子供以上に大

人が興奮してしまっているように思います。

たまに、都内の日中のショッピングモールなどでも、興奮しき

った母親や父親が、子供を怒っている場面に遭遇すことがあり

ます。そういう場合、ほぼ、親は子供の表情は見ていません。

そして、そういう場面に遭遇してしまっても、こちらもそう簡

単には声は掛けられません。何故かと言えば個人的問題という

ことは勿論ですが、その時点の子供さんに少しは手を差しのべ

てあげれても、声も掛けることで、その子が家でまた何か嫌な

思いをするかも知れないと思うからです。

親としてやはり、望むと望まざるとでも、子供を授かった時点

で、連れ子でも、覚悟をしなくてはならない。

子供に対する扱いは、自分が背負ってきた経験が反映されてい

たり、子供時代の教育で、自分の中に何も社会や家族に対して

考える時間や自分なりの考えの芯を持ってなかった不幸っだり

大人の皮を被った幼い子供のように、自己中心的に、その瞬間

の思いでしかいられないとかいう悲しい話だと思います。

自分本位で考えるあまりに、被害妄想に捉われてしまうのかも

知れません。自分以外の世界の広さは感じられないのでしょう

か?本当の人の痛みと、自分の痛みを重ねる事が出来れば良い

のですが、そういう人は自分でいっぱいなのかも知れません。

人は大人になるために1つ1つ、本気で色々なことを丁寧に考

えて、物事に対しての自分を決めていかなくてはいけないんだ

と思います。


私は音楽が好きなのですが、映画も大好きで、このブログでも

よく映画のお話をさせて頂いています。その中で書いた是枝裕

和監督の映画『誰も知らない』。本当に似たような事件があっ

ただけに心が痛くて仕方ありませんでした。その映画でカンヌ

の最優秀賞主演男優賞を最年少で受賞した柳楽優弥さんは今で

は素敵な男優さんに成長しています。そうやって、実際は人は

成長して行く素晴らしい未来を誰しもが持ち合わせているのに、

名監督のこの『誰も知らない』の子供たちは、今でも心につき

刺さっています。

こどもたちの未来は大人たちのものではない。どうか子供を支

配しようとしないでください。ネグレクトしないでください。

そう思わずにはいられません。

世の中から、心が痛くなる子供たちにまつわる事件が無くなり

ますように。そう、いつも思います。


さて、今日のニュースで別の話が、綺麗に心に響きました。

既に、気になって読んでいた本。。

2016年本屋大賞『羊と鋼の森』の映画化に際し、エンデ

ィングテーマを、作曲と編曲を久石譲さん、ピアノ演奏を辻井

伸行さんが担当したというお話。昨年夏にコンサートホールで

オーケストラを集めて久石譲が自らタクトを振って録音された

様子が、エンディングテーマ曲の発表と合わせてニュースで流

され、予告編も公開されたました。




辻井伸行さんの魂のこもった演奏には、毎度のことながら、、

ワンフレーズを聴いただけで、もはや泣きそうになります。

無垢な魂とでもいいますか、素晴らしいです。

わざとらしくないように、ご説明を省こうかな?と思いましたが

真のアーティスト、久石譲さんと辻井伸行さんについてご紹介し

ますね。


出典:www.fujipacific.co.jp/artists/artists/hisaishijo.html


久石譲:(ひさいし じょう、Joe Hisaishi、1950年12月6日 - )は、日本の作曲家、編曲家、指揮者、ピアニスト。映画音楽を中心に手掛ける。特に宮崎駿監督作品においては、『風の谷のナウシカ』以降、『風立ちぬ』まで29年間すべての長編アニメーション映画の音を手掛けている。また、北野武監督作品においても、『あの夏、いちばん静かな海。』から『Dolls』までの7作品の音楽を手掛けている。
歳の時から鈴木鎮一ヴァイオリン教室でヴァイオリンを習い始める。幼少の頃より高校教師の父(補導の担当場所が映画館だった)に連れられて、年間約300本の映画を4年続けて見ており、そのことが現在の仕事に強く影響を与えているとのちに語っている。宮崎駿監督による長編アニメーション映画『風の谷のナウシカ』の音楽を担当。この作品の音楽は当初、細野晴臣が手掛ける予定だったが、映画のイメージと合わないという理由で宮崎とプロデューサーの高畑勲が採用を取りやめ、イメージアルバムを手掛けた久石が本編にも起用された。宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』や北野武監督作『BROTHER』、フランス映画『プセの冒険 真紅の魔法靴』などの音楽を担当するほか、自身の初監督となる映画『Quartet カルテット』を発表した。
2004年、『ハウルの動く城』の音楽を担当するほか、第57回カンヌ国際映画祭において、オープニング・セレモニー作品『キートンの大列車追跡』の音楽と指揮を担当した。

<音楽活動>『もののけ姫』の音楽を担当する際、宮崎駿の熱意に圧倒された久石は、作品の重い世界観を表現するために複雑なオーケストラ曲を本格的に書くことで応えたという。結果、映画音楽としては異例の2年を費やす労作となった。サウンド&ヴィジュアルライターの前島秀国は、この作品が久石にとって大転換点になったと指摘している

<映画観>自身の映画音楽の教科書としてスタンリー・キューブリックの全作品を挙げ、「我々がキューブリックから学ぶべきいちばん重要な本質は"映像と音楽が対等であること"」「迷えばいつもキューブリックに戻る、という感じですね」と述べている。また、映画自体も別格としており、最も尊敬する映画監督であるという。その他に好きな映画として『ブレードランナー』と『セブン』を挙げている

<ポップス>『もののけ姫』がきっかけとなり、フルオーケストラの仕事が増えたことから、クラシックのスコアを研究するようになる。また、「本当に自分の血となり肉となるには自らその作品を指揮するのが一番」との考えから、指揮者としての活動を開始した。のちには「ベートーベンの中に宝石がたくさんあると思うようになった」と語っている。また、これまで数多くの楽曲を指揮するなかで、特に印象に残った作曲家にベートーベンと共にブラームスを挙げている。

ウィキペディアより抜粋。

ウィキペディアの解説はこの5倍!!くらいに及びます。そのくらいの映画音楽の大御所。
クラシックと商業音楽の融合。(クラシックも、もともとの商業音楽とも言えますが、、)凄い経歴です。




出典;www.u-canshop.jp/tsujiinobuyuki/episode/


辻井伸行:
(つじい のぶゆき、1988年9月13日 - )は、日本のピアニスト、作曲家。2009年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで、チャン・ハオチェンと共に優勝した。日本人として同コンクール初優勝者である。東京都豊島区出身。産婦人科医の父と元アナウンサーの母のもとに生まれる。出生時から眼球が成長しない「小眼球症」と呼ばれる原因不明の障害を負っていた。筑波大学附属盲学校(現在は視覚特別支援学校)小学部を経て、東京音楽大学付属高等学校(ピアノ演奏家コース)卒業[要出典]。
1995年(平成7年)、7歳で全日本盲学生音楽コンクール器楽部門ピアノの部第1位受賞。10歳となった1998年(平成10年)、三枝成彰スペシャルコンサートで本名徹次指揮、大阪センチュリー交響楽団と共演し、鮮烈なデビューを飾った。
2005年(平成17年)6月に、レオシュ・スワロフスキー指揮、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団と共演し、大成功を収めた。同年10月、ワルシャワで行なわれた第15回ショパン国際ピアノコンクールにて「ポーランド批評家賞」を受賞した。
2009年(平成21年)6月7日、アメリカで開催されたヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した(中国人ピアニスト張昊辰と同時優勝)。日本人として初の優勝である。同年7月13日、台東区民栄誉章を受章した。
2013年(平成25年)日本ショパン協会賞を受賞する。

<人物>一人っ子である。
ピアノの他に趣味は水泳、スキー、スケート、登山、ハイキング、カラオケなど。
好きな女性のタイプはフィギュアスケート選手の浅田真央。

<活動>海外での活動も行っており、カーネギーホール・ワイルリサイタルホールにてアメリカ・デビューを飾った。ロシア(モスクワ音楽院大ホール)、チェコ、台湾などでも演奏している。

ウィキペディアより抜粋。


思うに、人の心をつかむ事は人の感情を操るとかそういう観点では全くなく、生きていく中で、自分の中に蓄えてきた純粋な心を人に表現する才能を持ち合わせな特別な人。
その人のことを知っていなくても、ただ普通に生活していても、人はその真のアーティストに反応して感動しているのだと思います。
アーティストが表現したいのは、自分ではないですね。

自分だけの世界で回っていたり、自分に酔っていたら、アーティストにはなれない。
そんな話しではないですね。
みんなが努力してる。勉強もしてる。それを自分だけと思う人でもない。理解力を越えた感性や感受性の清らかさなんだと思います。どこにいても、俗物っぽくってしてもけっして俗物ではない人。俗物にはなれない人が本当のアーティスト。心は対人ではないんですね。音やアートや言葉が心を占めている。
そして、人の本当の痛みとか、弱さとか、優しさがわかって、そこに一緒に傷ついてしまう人。人と競争しない人が、真のアーティストなんたと思います。






出典:https://www.youtube.com/watch?v=zSb7m2coz_o


出典:http://books.bunshun.jp/sp/hitsuji-hagane


映画『羊と鋼の森』の主演の山崎賢人さんです。

山崎賢人さんのセリフ回しにも感動。作品の役の、音に向き
合うごく普通の男の子の不器用なナチュラルさが出ていて
上手い。役によって変幻自在!!(@_@)



出典:hitsuji-hagane-movie.com/


他、キャスト

出典https://www.cinra.net/news/20171204hitsujitohaganenomori

ではでは。


お読みいただき、ありがとうございました。

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