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古い一冊の詩集を探し始めていた。きのうの夜中。
もう遅いからやめたほうがいい、と”空見ろ”が助言する。
でも、見つけないと気が落ち着かなくて、と”トーコ”が呟く。
押入れのダンボールの中を探し尽くし、埃を顔にはりつかせても、とうとう見つからなかった、あの詩集。
きっとどこかに、あるはずなのだ。高校時代の、思い出のある一冊。よもや、処分するはずなどないではないか。。。と思いたい…。
それは、夭折した生命(いのち)の詩人。矢沢宰(やざわおさむ)さんの『光る砂漠』。
「少年」
光る砂漠
影をだいて
少年は魚をつる
青い目
ふるえる指先
少年は早く
魚をつりたい
理屈でばかり物を考える私には、「詩」などはほとんど判らないのだった。いや、真面目に向き合おうともしなかった。
そもそも、砂漠が何故光るのか。水面が光を受けて煌いているのを、砂漠のようだと思ったのか。
青い目とは、空や水の色を映しているのかもしれない。詩人の心象風景。詩人の心そのものを。
詩の解釈など、読む人によって違ってくるだろうし、その人なりの、読み方があるのだろうと思う。
判るとか判らないではなく、ハートに感じるものが、「詩と真実」なのかもしれない。などと利いた風なことを、(柄にもなく現実主義者の私が)真剣な面持ちになっているのが、妙に可笑しい。
なぜ、突然に思いついて「光る砂漠」を、探したのか。
自主規制?を破って夜遅く(10時過ぎ)に、ブックマークさせていただいている「勿忘草」さんのブログに、コソコソとお邪魔してしまったからである。
そこで、人気の音楽アニメ「さかなのうた」を、見せていただいた。関連して思い浮かんだのが、矢沢宰さんの「少年」という詩だったのだ。「ああなればこうなる」式というのとは、まったく無縁の世界が、そこには広がっている。
この、女子大生がひとりで作ったという、心に沁みる歌と動画も、”考えないで、感じる”ための、一遍の「詩と真実」なのだろうかと思った。
勿忘草さんありがとうございました
古い一冊の詩集を探し始めていた。きのうの夜中。
もう遅いからやめたほうがいい、と”空見ろ”が助言する。
でも、見つけないと気が落ち着かなくて、と”トーコ”が呟く。
押入れのダンボールの中を探し尽くし、埃を顔にはりつかせても、とうとう見つからなかった、あの詩集。
きっとどこかに、あるはずなのだ。高校時代の、思い出のある一冊。よもや、処分するはずなどないではないか。。。と思いたい…。
それは、夭折した生命(いのち)の詩人。矢沢宰(やざわおさむ)さんの『光る砂漠』。
「少年」
光る砂漠
影をだいて
少年は魚をつる
青い目
ふるえる指先
少年は早く
魚をつりたい
理屈でばかり物を考える私には、「詩」などはほとんど判らないのだった。いや、真面目に向き合おうともしなかった。
そもそも、砂漠が何故光るのか。水面が光を受けて煌いているのを、砂漠のようだと思ったのか。
青い目とは、空や水の色を映しているのかもしれない。詩人の心象風景。詩人の心そのものを。
詩の解釈など、読む人によって違ってくるだろうし、その人なりの、読み方があるのだろうと思う。
判るとか判らないではなく、ハートに感じるものが、「詩と真実」なのかもしれない。などと利いた風なことを、(柄にもなく現実主義者の私が)真剣な面持ちになっているのが、妙に可笑しい。
なぜ、突然に思いついて「光る砂漠」を、探したのか。
自主規制?を破って夜遅く(10時過ぎ)に、ブックマークさせていただいている「勿忘草」さんのブログに、コソコソとお邪魔してしまったからである。
そこで、人気の音楽アニメ「さかなのうた」を、見せていただいた。関連して思い浮かんだのが、矢沢宰さんの「少年」という詩だったのだ。「ああなればこうなる」式というのとは、まったく無縁の世界が、そこには広がっている。
この、女子大生がひとりで作ったという、心に沁みる歌と動画も、”考えないで、感じる”ための、一遍の「詩と真実」なのだろうかと思った。
勿忘草さんありがとうございました
「まず感じる!」ということができない。
生きる上で損か得かは分かりません。
そんなコメントしかできない私は、やはり「考え型」であり、「理屈先行型」。
損か得かは別として、「理屈先行」の自分に、やはり不満ですね。
世の中を狭く生きているかも知れません。
更に名前までご紹介くださって
光栄の行ったり来たりの行き止まり。
うれしはずかし穴があったら突き落とした~い。
トーコさんのことではありませんよ。
自分自身をで~す。
ところで詩集は見つかりましたか?
若くしてこの世を去った矢沢宰さん。
同年代の僕としては
ちょっと生き過ぎたかも・・・♪
憎まれっ子だから・・・?
ありがとうの言葉をいただきましたが
こちらこそありがとうございました。(ニッコリ♪)
書いている文章の中に、たくさんの詩があります。
この文章の中から、幾つかピックアップすれば「歌」もできそうです。
「考えないで、感じる」などいい言葉です。
小学生の頃、こんな詩を書いて新聞に掲載されたことがあります。
「青い空、白い雲・・・
あの雲はお父さんに似ている・・・
いまごろ、どうしているのだろう・・・」
その頃、父と離れて暮らしていました。
一緒に暮らすようになったのは大学生になってからです。
その父も暮らし始めて5年ぐらいで、他界しました。
59歳は若過ぎました。
桜が23日頃、咲くそうです。
いよいよ花見の季節です。
今年はどこでできるでしょう。
パッと咲いてパッと散る・・・
花の命も短いですね。
たまには、いいものですね、詩なんてものも。あはっ!
今日は、ブログ更新してから、お墓に行って参りました。帰りに、ホトケノザの群生を見かけて、写真を撮り。
また、梅の咲いているのを見かけて、車を路駐しつつ、写真を撮り。
何分主婦は時間が無いので、大急ぎでした。薄着のまま、慌てて外へ出たものだから、死ぬかと思いました、寒くて(笑)
「理屈先行」も、たまには休んだ方が良いかも知れませんね。詩を詠んだら、こころがマイルドになりました
コメント、ありがとうございました
スミマセンでした。予告も無くご尊名を出してしまって。さぞや、驚かれたことでしょうか?
こちら、しがない主婦ですので、細切れの時間を貼り合わせて、バタバタとしております。帰りに、スーパーに寄って、買い物したりして
詩集は見つかりませんでした。探している時は、出てこないものです。未来のいつの日にか、見つかるかもしれません。たぶん
ホントに、良い機会を与えていただきました。昨夜、おたずねして、良かったです。気持ちのザワメキが、治まった気がします。
コメントまで頂いて、ありがとうございました
「詩人の魂」って、すごいものだったのですね~いま、改めて、そんな感慨を覚えています。
邪気があっては、詩は書けないでしょうね。
勿忘草さんの処で紹介されていた、谷川俊太郎さんの「空の嘘」という詩には、仰天しました。
人がひとりで空を見上げる時
誰が人のために何かをしてくれるだろう
空は青い だが空には何もありはしない
(ここで、私は、うろたえました。あはは)
・・でも今日、勿忘草さんが、最後のフレーズを教えてくださいました。。。
空には何もない
だがそのおかげで 鳥は空を飛ぶことができるのだ
(ホッ、良かった)
そう。山小屋さんは、ロマンティストの詩人だったのですね。
まだお若かったお父様、きっと千の風になって、山小屋さんの登る山を、吹き渡っているのかもしれませんね。
今日は、お彼岸でもありますけれど、息子の月命日でもありました。お墓の帰り道に、たまたま、ホトケノザの群生に出会ったのです
こんなところに目が行くようになったのも、皆さまのブログを見せていただいているお陰だなぁ、と感謝しながら、写真を撮りました
コメントを、ありがとうございました
光る砂漠、影を抱いて、
この二つの言葉の持つ意味になんとなく恐ろしさを感じてしまいます。
強迫観念でしょうか?
青い目、震える指先、
これも恐ろしいです。
少年は何かから逃れたいのだと感じました。
私の心を写しているのでしょうか?
いつもトーコさんの綴る詩や文に、いつも感心しているんですよ。
僕にも、もっと文才があればいいのにな~っていつも考えているんですから。
トーコさんのように、多くの文が書けない僕は、いつも短い言葉をつむいでいるだけです。
いつも、楽しませていただいていますよ。
ポチ!
鋭い感性ですね。
そう、恐ろしいほどの、こころの情景のような気がします。
たくたくろさんも、この少年の心が分かるのですね。
邪気の無い、”詩”のようなコメント、ありがとうございました
kenさんには、いつも学ばせていただいています。
語りかけるような優しい言葉、泉のように湧いてくるのかな?
お写真が、また天下一品で、よく拝見させていただいて、最近では構図なども、参考にさせていただくようになりました。
嬉しいコメント、ありがとうございました