電話が鳴る、出てもろくなことがない。だいたい何かの勧誘であることが多いのだ。
いちいち断るのも面倒臭くなり、一時期「留守電」にしておいたが、本当に用事のある人が数回かけてきて、その後携帯にかけるという二度手間に、かなりな不評を買ってしまった^^;
少し前に、写真をコンテストに出したり、展示会などもしている知り合いのアマチュアカメラマンより、(内密に)相談されたことがあった。
話を聞いた限りでは、明らかに詐欺である。電話の相手は名のある新聞社の名を出しているが、新聞社の社員がコンテストの選考過程に不正な手心を加えることなどしないだろう。自分で自分の首をしめるようなことを、正義の味方であるはずの新聞社関係の、誰がするだろうか。
しかし、そのカメラマン氏は「写真は芸術だし、そんな芸術方面の人に悪いことをする人はいないと思うけど」とか言って、頑として聞かない。だったら相談するなよ!と言いたいが、本人も半信半疑で不安だから私に訊いてみたのだろう。困ったことに新聞社の名前に洗脳されているらしい。電話の相手は契約文書まで送ってきて、当然のように金銭の要求がある。
カメラマン氏は、私が「そりゃ詐欺でしょ」と言うと怒って帰ったが、それ以来あちこちで私の悪口を言っているようだった。それはそれでど~でもいいので放置してきたが、今日たまたま会ったので、「あれはどうしたの?」と訊くと、はじめ空トボケていたが・・結局消費者センターに相談して、事なきを得たとのことだった。
これが最近多いらしい「褒めあげ詐欺」という。電話口で褒めてアゲアゲ気分にさせて騙す。カメラマン氏は「あんたも気をつけなさいよ、俳句とかが多いんだってよ」って、「はぁ~私は関係ないね、だいたいそんな不正をしてまで入選したいと思わないし、それに一円だって金なんて払いたくないし、どだい新聞だの雑誌に載って何の意味があるんでしょうか」とまで言い放つ。まるで情け容赦がない~アハハ(笑)
カメラマン氏は根っから性善説を信じて生きている人だ。数年前にも夫婦でオレオレ詐欺にだまされ、振り込む寸前に銀行の人に止められて助かっている。
詐欺の手口もますます巧妙化、複雑になっている。うちの子に限ってではないが、私に限って、もない。欲がなさそうな人間にもささやかな欲はある、泣き所がある。そして・・それはほとんど一本の「電話」から始まるのだ。
ある程度文章を書いていればいいのですが、どうしても現実?に流されてしまって、まぁいいかぁ、となります・・(汗)
私すきなんです。こういう空見さんの考えを書く長い文章が・・・
アッサリ「サギでしょ」と言うと怒って反論してきたんです、「もしかするとサギなのかもしれませんねぇ・・」などとぼかして言えば良かったんでしょうか^^;
たいして違わない気もしますが、そういう断定的な言い方がデリカシーに欠けるといわれれば、そうなんですけど。
たぶん、こんな電話が来て困っている、という事態に同情してほしかっただけじゃないかしら、と後で気がつきましたが、私もそんな話に付き合っていられるほどヒマではない。
とても正直で良い人なんですが、騙されやすいような感じはあります。
「それは詐欺でしょう」と言われて怒るんですか?
まあ、「人は信じたい話を信じるし、聞きたくないことは聞かない」ものだから、ぼくはそういうことで何かこじれると、「」内のことをズバって言ってしまいますけどね。
思ったことしか言えないの、だからお世辞が苦手、でも欠点を直そうとしていないワタシ、人生の90%損していますね(笑)
学習させて矯正した空屋は空屋じゃないから、このままゴーイングマイウェイだぜ~♪
micoさんこんばんは、ありがとうございます~
詐欺って、要するに人の思い込みを利用して
パニックにさせ、情に訴えるとか、弱いところを突くとか、正常な判断をさせないように矢継ぎ早に仕掛ける、ほとんど心理学者が手口考えているんじゃないか?なんてね・・ブラックジョークですけど(笑)
ネコヤナギから暖かさが貰えました。
それぐらいは、可愛いもんですわ~
一番嫌いなのは、憶測で話を作り上げること!
真意を知りたいなら、直接聞けば一分で済むことなのに…
詐欺紛いは、日常茶飯事ですよね。
判断力も鈍って、それを悟られぬよう、相手構わず憤懣をぶつけるのね。
婆ちゃんも気を付けるべー