どうもです～青萄の俳句、８月、９月、とアップして、１０月と１１月が抜けていたようです、遅ればせながらエントリーさせていただきます～ （;^_^Ａ アセアセ・・
ハロウィンへこけつまろびつカボチャの仔
ハロウィンやこれでもよかろ字田舎
あさぎまだら全肢はがねに暮の秋
湯気の立つ野外ステージ村芝居
枯蟷螂前肢はきつく胸に抱き
苑生来る可惜夜も来る紅葉山
尚毅居る裕明も居る大文字 波多野爽波
辰巳より酒肴持ち寄るみな無職
穴惑ひ吾も惑ひ来し六十年
倒れてはまた立たされて箒草
引越しや連れてゆかれぬ巨木犀
鈴降る夜銀木犀は若武者に （夏井いつき選 並）
木犀やミケもとうとう木星に
霜降やそうこうしてはおられない
するするとだんだら帯が竜田姫
旅立ちのアサギマダラや藤袴
血を分けた仲になるのかあぶれ蚊と
秋の蚊の必死頬まで喰らいけり
校了まで帰れぬと知る初夜食
働いたふりして交じる夜食の輪 （夏井いつき選 並）
禁じ手の詐欺も酒肴に後の月
虚栗（みなしぐり）すっとんからりと生きるべく
赤き実を選りて追はるるひよとなり
空の巣にまぼろしの鳥金木犀
水澄むや美丈夫あらはる神の村
秋草や麒麟可憐にまばたきす
へらへらとめくる歳時記秋祭
水神の石を上座に秋祭 （夏井いつき選 天）
草紅葉外の女の色付きよ
ましら酒のみかつくらう力欲し
日暮れには老けゆく妻やまんじゅしゃか
銀木犀空室ばかりの夢マンション
我がルーツ知ってどうする秋茜
いもがらや底意地悪き小役人
ユニクロの両性時代秋高し （夏井いつき選 並）
秋高し外反母趾に合うシューズ
秋の蚊のただ一匹にニ連敗
トータル
