生活習慣病は体だけではない

以前（1995年）フジテレビで放映していた、サイコサスペンス・ドラマ『沙粧妙子ー最後の
事件』というのを、ご記憶の方もおられると思います。その頃からでしょうか？犯罪心理分析、
プロファイリングなる言葉がが認知され始めたのは。

もう12年も経つのね～。主演の浅野温子が、とってもカッコ良かった！

で、そのドラマのなかで印象的なセリフがあったのです。ライバルの刑事・蟹江敬三が警部・
浅野に対して、すれちがいざまに「おう、相変わらず顔色悪いな！」と言えば、すかさず
「あんたも相変わらず人相悪いわね！」と言い返すシーン。・・・もう、大爆笑です。だって、
あまりにも当てはまっているんだもの、この二人の顔が。


失礼しました。このように、人相というのはおじさん、おばさんの年齢になると、顔の美醜より
大事になってくるものなのです。何十年かの生きてきた証しが、見事に顔に出ているからです。

メタボリック症候群とか高血圧など、おもに体に現れるものが生活習慣病とよばれていますが、
これは食生活やライフスタイルが、癖や偏りや運動不足や怠惰によって、さまざまな現代病を
ひきおこす張本人のようにいわれていますね。

要するに、体のバランスが崩れているのでしょう。今や、大人ばかりではなく子供にもそんな
症状があるそうです。

毎日の生活の癖は、顔・人相にも現れてきていると思います。意地の悪い顔、下品な顔、図々しい
顔、ストレスでイラついた顔、疲れきった顔など、生活習慣病は”顔”にもシッカリ出てきていま
す。皺やたるみやくすみは、年齢相応に出てくるので仕方のないこと。それより、笑顔を癖にして
人相を良くした方が、まわりの迷惑を少なくできるのではないでしょうか（笑）

今、自分の手でする「造顔マッサージ」というのが、人気だそうですよ。私は、お風呂につかっ
ている時などに、手が暇なので数回リンパを流してやるのです。顎関節、耳の後ろ、首から鎖骨、
脇から下へと軽くなでおろすだけでもいいようです。リンパの流れが改善され、むくみもとれ、余分
な水分と老廃物が外に出て行ってくれます。