もう十年以上、毎月一回通い続けているお墓に行ってきました。
往復距離80~90kmくらい。
今回は境界にたまった落葉の堆積やらはびこった蔓を、(すき間は手が入らないので)炭バサミ(火ばさみ?)という優秀な道具を持参してのお掃除です。
お陰ですいすいと仕事がはかどり、三方がきれい、気持ちもスッキリと満足しました。
お隣のお墓は立派な墓石が建っていますが、この数年どなたも来られた様子がなく、芒が居座って落葉がふきだまっています。
墓誌を見ますと、昭和30年に亡くなった赤ちゃんのお骨が、一つだけ入っているのですね。すると現在、その親御さんは80歳前後でしょうか。
自分たちもここに入るようにと建てられたのでしょう。高齢などの事情があって墓参できないのかもしれません。
隣り合ったという縁もありますし、芒は剪定バサミで毎年伐っておりましたが、今回は落葉もそっくり取り除いておきました。さすがに、芒の根を掘り起こすのは越権行為と思いますから、手を出しませんが・・。
帰りに水場まで戻り、車でお掃除に来られた方と会いました。
身なりに気を割いていない疲れた感じの奥さん、小型愛玩犬を車から出している旦那さん、初老のご夫婦でした。お墓では、一生懸命働いているのはもっぱら奥さんです。旦那さんは身ぎれいにオシャレな服装、お気楽にワンコと遊んでいるだけで、掃除には手を貸しません。おそらく旦那さん側のご先祖さまのはずなのに。こんな夫婦もいるのですね。
これでは奥さんは疲れるはずだなぁ・・と思っていると、「あらキレイ!何かキレイなお花が咲いてる!」という声が聞こえました。
スミレかな~?と思ったら、春の小さな小さなリンドウ(竜胆)でした。「リンドウですね」と言うと、奥さんはブルーの可愛い花に元気をもらったように、パッとお顔が明るくなりました。
お花は、それを見た人に勇気や元気をくれるもの、と私も嬉しくなった春の一日でした♪
この辺は山林を切り拓いて造った霊園なので、竜胆も飛んできたのでしょう。春に咲くのでハルリンドウ(春竜胆)と言いたいところですが、昨年名前を教えてもらいました。フデリンドウ(筆竜胆)というのです♪
★☆筆竜胆 リンドウ科リンドウ属 小形の越年草 日当たりの良い林間などに咲いています。
往復距離80~90kmくらい。
今回は境界にたまった落葉の堆積やらはびこった蔓を、(すき間は手が入らないので)炭バサミ(火ばさみ?)という優秀な道具を持参してのお掃除です。
お陰ですいすいと仕事がはかどり、三方がきれい、気持ちもスッキリと満足しました。
お隣のお墓は立派な墓石が建っていますが、この数年どなたも来られた様子がなく、芒が居座って落葉がふきだまっています。
墓誌を見ますと、昭和30年に亡くなった赤ちゃんのお骨が、一つだけ入っているのですね。すると現在、その親御さんは80歳前後でしょうか。
自分たちもここに入るようにと建てられたのでしょう。高齢などの事情があって墓参できないのかもしれません。
隣り合ったという縁もありますし、芒は剪定バサミで毎年伐っておりましたが、今回は落葉もそっくり取り除いておきました。さすがに、芒の根を掘り起こすのは越権行為と思いますから、手を出しませんが・・。
帰りに水場まで戻り、車でお掃除に来られた方と会いました。
身なりに気を割いていない疲れた感じの奥さん、小型愛玩犬を車から出している旦那さん、初老のご夫婦でした。お墓では、一生懸命働いているのはもっぱら奥さんです。旦那さんは身ぎれいにオシャレな服装、お気楽にワンコと遊んでいるだけで、掃除には手を貸しません。おそらく旦那さん側のご先祖さまのはずなのに。こんな夫婦もいるのですね。
これでは奥さんは疲れるはずだなぁ・・と思っていると、「あらキレイ!何かキレイなお花が咲いてる!」という声が聞こえました。
スミレかな~?と思ったら、春の小さな小さなリンドウ(竜胆)でした。「リンドウですね」と言うと、奥さんはブルーの可愛い花に元気をもらったように、パッとお顔が明るくなりました。
お花は、それを見た人に勇気や元気をくれるもの、と私も嬉しくなった春の一日でした♪
この辺は山林を切り拓いて造った霊園なので、竜胆も飛んできたのでしょう。春に咲くのでハルリンドウ(春竜胆)と言いたいところですが、昨年名前を教えてもらいました。フデリンドウ(筆竜胆)というのです♪
★☆筆竜胆 リンドウ科リンドウ属 小形の越年草 日当たりの良い林間などに咲いています。
ディック家のお墓は遠方なのでしょうか、たいへんですね。
以前にお寺の古い納骨堂、改修するので見たことがあります。
けっこうゴチャゴチャで、過去の記録が杜撰なため身元不明の遺骨が相当数ありました。
もうこれは仕方がないので、無縁仏として新しいカロートの下に合葬しましたね。
うちの墓は市で運営・管理している区画を借りているだけです。たとえ小さな分骨でも届けをださなくてはなりません。
黙っていると、ちゃんと調査しているらしく、お叱りの電話がかかってくるそうです。
骨はいずれ土に還ってゆくもの、私も後のことは分りません、それでいいと思っています
それから父が亡くなって、ようやくお墓はきれいになりましたが、お墓は守る側が(肉体的にも精神的にも)具合が悪くなると、すぐに荒れてしまいます。
受け渡しを間違えば、そのままわけがわからなくなる恐れもあります。
当家の墓の中に、事情がよくわからないものがありまして、今回あちらこちら訊きまくって調べました。
本家筋から、本家へ出入りしていた方が独り身だったので、その骨を「ちょっと入れて置いてよ」と頼まれたのが始まりだとか…。
嘘のようなほんとうの話です。
いえいえ、私はこんなことくらいしかできません。
「お墓のことくらいは任せてね」と、友人なら当然のことです。「じゃぁお願いします」ということで(笑)
巡り巡って、知らないたくさんの人にお世話になって生きているのですもの、できそうな細かいことはさせていただきます~!なんて大げさな~(笑)
いえ~たいした事はしていないのです。同じ霊園へ行くのですから、友人のところへもついでです。
汚れがあればササッと、枯れたお花を捨て、いつもの簡易お掃除だけ、あとはお線香を上げて・・。
温かいコメントをいただき恐縮しています
自然のものに元気をもらう事って多いですね、感謝の気持ちです
ふと人柄を感じる出来事を見させていただ
きました。リンドウはそんな空見さんに
声をかけるため咲いたのではないでしょう
か。「天知る・地知る・我知る。」
良いことも悪いこともすべて天地人の知る
ところですね。
お忙しいでしょうに、ようこそです、お帰りなさい!
ハルリンドウとフデリンドウの違いについて。。昨年山小屋さんから頂いたコメントをコピペします↓
>フデリンドウとハルリンドウには両方とも葉っぱがあります。
違いは根っこに根生葉(スカートのように広がったロゼット状の葉)があるかないかで見分けてください。
根生葉があればハルリンドウ、なければフデリンドウです。
。。分りましたか?(笑)
またオコジョさんに教わったのは→フデリンドウはガクが花から離れていない、パッと見たとき花だけで葉っぱが見えない、でした。
ヨロシクお願いします(笑)
筆竜胆、きれいな色ですね~
リンドウを竜胆と書くことを初めて知りました。
自分のところだけでなくほかのお方のお墓もみるなんて、すばらしいですね。
今日のお話もいいなあと思いました。
フデリンドウに癒やされ、元気をもらう・・・、良い話ですね。
何だかあっという間で、やり残しがあるような…
空見さんは、まめにアップして偉いなぁ♪
書き慣れた雰囲気で、文章もサラッと読めていいですね。
こっちは、なにから書こうか、無駄な言葉は無いかと緊張しちゃって!
ともかく、ゆっくり拝見は後ほどにして、伺いました。
ふで竜胆?ハルリンドウではないの?
先日の山で、てっきり春竜胆と思ったんだけど
見分け方、おせーて!
フデリンドウ、あまりに小さくて気がつきませんでした。
一度気がつけば、あちこちにたくさん咲いていました。そのうち種を拾って撒こうかしら
お墓はね、別になくてもよいのですが、とりあえずおさめる所におさめたいと。
これがね、常に綺麗にしておくのはけっこうたいへん。まぁ、趣味の一つだと思えばいいかも・・。
私ができる間はするつもりですが、できなくなったら、自然に任せます。
定年になったら、毎日(たくさんの)知り合いのお墓を巡り歩き、お経を唱えるような暮しをする、と言った人がいましたが、定年後まったく実行されていませんね(笑)現実は忙しくてキビシイ
初めは遠くて、どうしようと思っていましたが、有料道路を使えば速いしもう慣れました。
義母と義兄のお墓は丹波篠山ですが、おいそれと行けませんので哀しいです。
知り合いで、千葉県の松戸にお墓があるという人がけっこう多くて、ここから電車を乗り継いで行くのはたいへんだなぁ、と思います。
私の場合、お世話になった人が同じ霊園にお墓を造り、その後大阪に移転したため、そちらのお墓も見てあげています。ついでですからね(笑)
フデリンドウに出合えて良かったですね。
空見さん好みの色のような気がします。
お墓の問題は私の家でも心配な事の一つです。
これから老いて行くばかりで、先々どうなることやら・・・
あっ!ごめんなさい!空見さんのお話を暗くしてしまいました。
炭ばさみや鋏み持参ですかぁ きれいになりましたでしょう
いい供養です(こころの問題ですからね)
空見さんの優しいそれが如実にあらわれ清々しいです
>お花は、それを見た人に勇気や元気をくれるもの、と私も嬉しくなった春の一日でした♪
フデリンドウ 佳いものを見つけられて...それもなにかの縁でしょう
それこそ自然に(合掌)になってきますです