皆さまこんばんは
四月一日のエイプリル・フールも、ウカウカと過ぎ去りました。
根が真面目な日本人には、どうにも嘘つきは馴染まないようで・・しかもうっかりふざけると、後で酷い目に合っちゃったりなんかして~(笑)
遅くなりましたが、またまた、ありがちな駄句を二つばかり。万愚節(ばんぐせつ)とはエイプリル・フール、四月馬鹿のことです。
告白は万愚節なら傷浅し 空見
有り得ないリスペクト・ユーの万愚節 空見
「梅は匂いよ木立はいらぬ」とは、以前にもご紹介した小唄ですが、梅の花は香りで勝負、と。
しかし、世間はすでに桜の開花情報にばかり、耳目が釘付けでございましょう。こちらの梅はまだ綺麗に咲いていますのに、ここはひとつ梅の主張も聞いてもらいたいという事で。o@(^-^)@o。ニッコリ
薄紅梅
白梅
白梅の古木の下には案の定? ノキシノブが生えていました
紅梅
散り始めた薄紅梅の後ろには 然るべく色褪せてきた’竹の秋’にございます
梅が香りなら、桜は色と姿かたちで見ていただこう、と。ただし、こちら(日光)は河津桜しか咲いていませんけれど。。
河津桜(日光)
芭蕉さんの句に
花の雲鐘は上野か浅草か
という名句がございます。「花の雲」というのは、咲きつらなっている桜の花を見たとき、そのたたずまいがさながら空に浮んでいる雲のたなびきのようだ、という意味でございましょうね。
こうして’花の雲’を眺めておりますと、ゴーンという入相(いりあい)の鐘の音が響いてきたのです。あれは、上野の山・寛永寺でつく鐘の音だろうか。それとも浅草・浅草寺の鐘の音だろうか。・・まことに風流のココロでございます。
お花見、夜桜見物に飲食は付き物でしょうか。花冷えと花見酒。大勢のお仲間が、楽しげにワイワイとたむろって、もう桜のお花なんかどこかへすっ飛んで行ったようで。。
お花見の醍醐味というのは、そういった他人の騒々しい姿を、季節の風物詩として楽しんで眺めることにもある、という方もおられます(笑)
喧騒の中に、ちょっとお一人様では寂しいですね。ならば、心憎からぬお方と二人だけで見に行くのも・・一興かも
「春は嬉しや 二人揃うて花見の酒 庭の桜に朧月 それを邪魔する雨と風 ちょいと散らして又咲かす~♪」という端唄があるようです。
お花見でよく見かけるのが、帰る途中の男性二人連れ。片方がズブロクですと、もう片方は下戸(げこ)なのか、あまり飲んでいないのか、不思議に、ある程度シッカリしているものです。
「ズブロク」とは、ヨッパライの大虎のことですね。足元シッカリの方は、ズブロクの分の荷物も持ち、介抱までしています。昔から<空き樽と生酔い下戸の荷厄介>、などと言うようです。
桜については、今からおよそ二百七十年あまり前のこと、徳川八代将軍吉宗(TVドラマでは暴れん坊将軍だった?)が、庶民にもレクリエーションの場が必要だと、江戸の隅田川のほとり、隅田堤に桜の木を植えさせたのだそうです。
人々は喜び、その後は「墨提十里(ぼくていじゅうり)花の山」といわれ、春には大勢の人たちがお花見に繰り出して、たいそう賑わったということです。
もっとも、木を植えてすぐにお花が咲くわけではないので、見事な眺めとなったのは、吉宗から三代後の十一代将軍、家斉の頃からだといわれております。何事も、お見積もり・ご返済計画はお早めにでございますわね(笑)
桜の名所はなにも日本だけではありません。アメリカはワシントン、ポトマック湖畔の桜は、つとに有名です。桜は、潔く散ることから、より美しいと感ずるのでしょうか。
それでは、さぁさぁ桜の咲いている地域の皆さまは、防寒対策万全にて、ライトアップの夜桜見物へでも(どこへでも~)どうぞ行ってらっしゃいませ~
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『空見たこととか』が留守がちの時は、俳句ブログ「青萄的間借暮しの575」の方におりますので、時々お立ち寄りいただけると嬉しいです
「うめえ話ですね。
昨日、東京にでたついでにお堀端の花をみてきました。
ソメイヨシノかと思ったのですが、ヤマザクラが多く葉っぱと共に花が咲いていました。
桜梅と書いて「ウスラウメ」というそうです。
桜に似た花が咲きます。
ポトマック桜はこの近くで1本だけ咲いています。
ぼってりしたきれいな花です。
先日、ご紹介しました。
今日はこれから栃木の山に登ってきます。
花の名所ですが、桜はどうでしょうか?
いってみてのお楽しみですね。
こちらではアンズ梅などともいいます。こちらのアンズはそろそろですね。アンズ梅と豊後梅の花は微妙です。ガクが反り返ればアンズ・・・
そんな、野暮なことはおいておいて、花でも見ようか・・・
私の名前には、梅の字が入っていますので、梅は愛着があります。
野仏も赤い頭巾や梅の花 一茶
この句はなかなかいいですね。
梅の花ここを盗めとさす月よ
火種なき家を守るや梅の花
梅折るや盗みますぞと大声に
梅咲や地獄の門も休み札
しかし、一茶の句はなかなか風流になりません。
芭蕉と格の違い・・・・
いいえ資質の違いですね。
佐渡から帰っています。そんなチャンスに
おじゃましています。ネットの関係から
地理佐渡の再開は今月末になりそうです。
さて、佐渡も春本番へといいたいのですが、
サクラの開花がこれからです。例年よりは
早そうですが、今は楽しみに..。
ようやく東京も今日は少し暖かくなりました。
一気に八分まで桜が咲きましたよ。
満開とはいきませんが・・・
ところが不思議な事に花びらがヒラヒラ舞うのでは
なく、花の根もとから散っているのです。
どうしたのでしょうね?
余り寒い日が続いたので、腐ったのでしょうか?
こんな桜を見たのは初めてです。
謎です。どなたかご存知の方がいらしたら
教えてくださいね。
先日でしたか、そちらで見事なポトマック桜を拝見しました。ぼってりと花がたわわで、外人さんが好みそう(笑)’チェリー・ブラッサム’という言葉がピッタリでした。
「桜梅」=ウスラウメですね。空見はウスラバカですけどf(^ー^;
同じ栃木でも、東京に近い方は桜が咲いていると思います。今日はあまりお天気が良くないですが、山小屋さんは晴れ男さんですから、大丈夫でしょう。
どうぞ楽しんできてくださいませ。その内ブログで、お写真を見せていただくのが楽しみです
豊後梅、杏梅、薄紅梅。。杏のお花は華麗なのに清楚で、好きですね~、実も美味しいし。
豊後梅がお庭に・・小鳥さんも来て、風情がありますね。昔一度、いただいた白梅を植えたことがありましたが、虫が付いてダメになりました(泪
一茶さんの句は、本当に面白いですね。素直な本音が出ていて、誰もが無理なく共感できるからでしょうね。
一茶さんが、唯一頭を下げざるを得なかった人は、芭蕉さんだけでした。彼に敵う人は、前にも後ろにもいないのです。一茶さんにとっても、憧れの人でもありました。
杏の里に、また行ってみたいですね。懐かしい風景ですから
ご用事でお帰りに?またすぐトンボ帰りですね。
昨日今日と暖かいので、当地でも枝垂れ桜がポツポツと咲いてきています。明日あたりは、関東南部は良いお花見日和かと思いますね。
私も出たついでに、地理佐渡さんがよく撮っていらした’枯れ蓮’を思い出して、回ってみました。
全部刈られて、サッパリとなっていたのがちょっと残念。作っている方が出てこられてお話したのですが、空いている所に今度は白のオオガハスを植えたそうです。夏にはまた、美しい姿が見られそうです。
サイトを再開されたら、ご連絡お願いします。ゆっくりでいいですよ~
暖かくなってはいますが、夜などは急に寒くなったりしますものね。風邪を引かないように、お互いに気をつけましょう~。o@(^-^)@o。
桜が花ごと落ちていますの?どうしたのでしょうね。
まだ散る時季ではありませんのに。。激しい気温の変動のせいでしょうか。
咲いてから、雪になったりしましたものね。
私も、名前の分からない桜がありますよ。どうしたものかと・・(笑)
もう少し開いたら、写真を撮ろうかと。。でも、開ききらない内にいつも痛んでしまうの。色は鮮やかな真紅のようだけれど。桜では、分らないことばかりです~
根岸森林公園では、午前中早いうちから駐車場が満車になりました。ぼくは人が増えすぎないうちに退散しました。
花の雲、花霞というのが、写真としてはとても表現しにくくて、今日の写真、整理したらそういうのが出てくるかどうか…。
空見さんのおもしろい文の運びに
思わずほおおおーっとうなずくことしきりですがな。
桜も梅も同じバラ科の植物、
空見さんのように梅とバラを同時に見せていただくとその違いはそれほど違ってもいないんだけど、
桜の方が花びらに透明度があるのかな?
日本人の桜好きはDNAに組み込まれてんのか・・・な
河津桜の花色が何とも色っぽく見えます。
青い空のコラボもいいわねぇ。