a を決めかねる問題についての etc

2008-09-23 19:56:07 | 草花ワクワク見て歩き
 コムラサキ(小紫)






地球には約60億もの人間がいて、異性ならば30億人。
そのうちの、年齢で上10億と下10億を切ると、真ん中の10億が対象となりますか。

10億の人間のなかで、どの相手が自分にとって最適かを論理計算していたら、計算の途中で自分が死んでしまうのは予測(プレディクション)がつきます^^

ではどうやって相手を決めるかというと、”一目惚れとか運命を感じた”とか、そういうアホなことで決めているわけです。

決めるためには、y=ax の a の入力に何らかの「手前勝手な重み(バイアス)」がかかっているのです。その重みをほぼ絶対的なものとして(自分が)認めているので、相手が決められるようです。

長い進化の過程で a の値というのはある範囲に決まってきています。ですが、これを一定の値に収束させていないところが、なかなか面白いのです。

いわゆる「蓼食う虫も好きずき」の選択肢ですね。なので、どんな人でも結婚しようと思い立ったら、大抵は相手が見つかるはずだというのですが。。。

予めお断りしておきますが、私はアホな思い込みで相手を決めましたので、ホント大きな口は叩けませんデス、ハイ~。



 
秋彼岸 見事狙ったように満開ヒガンバナ




クモ(蜘蛛)などの昆虫の雄は、どのようにして雌に言い寄るのでしょう?

クモは巣を張って獲物がかかるのを待っています。クモの雄がずかずかと雌の巣に入っていったら、アッという間に食べられてしまう。賢い雄は、まず巣の端っこに行って、たとえば糸を二回引っ張るのです。

すると同じ種類の雌ならば、片足を上げる。片足が上がったらとりあえず大丈夫なので、もう少し近づいて雄の方も片足を上げる。するとそれに反応して、雌が両足を上げる。

そんなふうに何度も、たとえば10段階くらいの行動の連鎖(サイン)があるそうです。ええ、本で読みましたとさ(笑)

しかし、途中でサインが違う場合の出てくる時がある。すると雄は大急ぎで逃げるのです。サインが違うのは、別の種類だからです。

こんなふうに、昆虫の小さい脳の中にも、合目的的な行動が埋め込まれているそうです。基本的に、クモやハチ(蜂)のやっている行動と同じように、我々人間も行動するのです。内的な意識の中では、常にプレディクションとコントロールが働いています。

昆虫などの小さい脳が作り上げたものを、大きい脳が真似っこしているのですね。この合目的的な行動は、進化の過程でゆっくりと積み重ねられて出来上がった、”試行錯誤”の末に出来上がったものだ、と現代の進化論では説明されているそうです。




 
ヒヨドリソウ?(←※オコジョさんがヒヨドリバナと教えてくださいました)




y=ax の a の決め方やバイアスのかかりが少ないと、なかなか相手を見つけられません。論理計算が長引きましょうね。見かけ上の選択肢が多すぎるのでしょうか。保障されている選択の自由。選択する自由と選択される不自由。何か羨ましいような・・羨ましくないような・・。

今の時代は昔と違って、ライフライン?が整っています。幸か不幸か一人で生活するのも、ほとんど困りませんし。一人でいる自由を満喫するか、二人でいる不自由を楽しむか。ハァ。。どんどん話が下世話になります。

バツイチの場合などは、どうなのでしょう。ケースバイケースでしょうか。せっかく一人になったのに、再婚するなんてのは「愚の骨頂だ!」と豪語される方もおりますが。

食事に行った時など、メニューを睨んだきりなかなか注文を決められず、周囲が呆れるほどの人がたまにおりますけれど、エエそれとこれとはまた話が全然違いますね。。ズレている上に決定的なオチが思いつかないので、最終的に蛇足方向に流れてばかりで、ホント申し訳ありません。このところこーんなアタマの不具合で、失礼いたしております~、あはっ!




 ←拙庭のフジバカマ(藤袴) 秋の七草の一つ
(まだ開いていませんが)花の咲き方がヒヨドリバナと似ている気がします




 
秋の七草の一つ 黄色鮮やかに オミナエシ(女郎花)





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14 コメント

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矛盾 (オコジョ)
2008-09-23 20:27:27
物事、阿呆な人間のやることは、いいかげんなのかもしれません。
しかし、その偶然性が素敵です。
優秀なものと、優秀なもの・・・
その反対もありえるわけで、
そうしたランダムさがいいような気もしますね。

世の中何があるかわからないそれも結構ですね。

だから人の世は面白い。
計算式は無数です(笑)

そんな、話よりも(失礼)・・・
藤袴にいたアサギマダラのほうが気になるオコジョデス。

計算は計算、現実は現実、なって見ないと結果は(失礼)

ヒヨドリソウはヒヨドリバナだと思います。
藤袴はそのとおりのようです。
本当は葉が問題です。輪生しないで、一枚の葉が切込みがなければヒヨドリバナ
一枚の葉に切込みがあって、3つに分かれればフジバカマ・・・

山小屋さんならはっきり区別できるかもしれませんね。
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もう一度、 (オコジョ)
2008-09-23 20:41:22
字部のところに帰って、アサギマダラとフジバカマを見ているうちに、
言い忘れたことに気がつきました。
一枚の葉に切込みがあって、3つに分かれればフジバカマ・・・
ト書いたのですが、フジバカマの花に近い葉はたしかにそうですが、下の葉は裂けません。

雲のように正確ではなく、いい加減なオコジョです。
返信する
訂正 2度あることは・・・ (オコジョ)
2008-09-23 20:45:07
字部のところに⇒自分のところに
雲のように正確ではなく⇒蜘蛛のように正確ではなく

やはり、蜘蛛の方が、オコジョより、優秀です。
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オコジョさんへ (トーコ)
2008-09-23 21:13:52
オコジョさん、お忙しいのにすみません~

ヒヨドリソウではなくヒヨドリバナですね。
ありがとうございます、すぐに直します~^^
この葉は対生していて、切り込みがありませんでした。

フジバカマは葉が深く三つに切れ込んでいます。
ヒヨドリバナにも、フジバカマと姿形・色が酷似しているのがありますね。葉っぱで見分ければいいですね。それにしても↑小さい写真で、よくアサギマダラまで分りましたね。さすが昆虫博士!!
そういえば、写真を撮った時、その辺を飛んでいたかもしれません。え?ムシするのもいい加減にしろって?(笑)

訂正のコメントまで、ありがとうございます。
>字部のところに⇒自分のところに
これは分りませんでしたヾ(@^▽^@)ノ あはっ!
感謝感謝
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Unknown (オコジョ)
2008-09-23 22:01:54
笑ってしまいます。
酒を飲んでコメントしています。
酒が弱くなったかな・・・

オコジョという動物は穴の中に住んでいるのですが、
その穴の中に入りたい気持ちです。

>小さい写真で、よくアサギマダラまで分りましたね。

今日、藤袴とアサギマダラを見ました。その印象が強くて、つい書いたのですが、
この分ではトーコさんの写真の中にいるみたいですね。
私の頭の中の幻影です。笑ってやってください。

失礼しました。

こんどは、間違いはないかな・・・

酔っ払いは寝ることにします。
おやすみなさい。


追伸
アサギマダラと藤袴は明日朝アップします。
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aかぁ.. (地理佐渡..)
2008-09-23 22:49:43
こんばんは。

物事の(たぶん人生を中心とする)有り様に、
方程式とその係数を持ち出すというのが斬新
であります。散りばめられた写真の数々にも
目がいきますが、話題の方に反応します。

さて、当方はaをどうしようか、何をもってa
としようかと考えてしまいます。

あっ、ヒヨドリ..。良いじゃないですか。
当方なんかいっつも間違えて、山小屋さん
を含めて皆さんから..。

返信する
ヒガンバナ (山小屋)
2008-09-24 06:11:17
コムラサキはこちらでも同じくらいの色づきです。
もう少し濃くなりますね。
エドムラサキは食卓にあります。
濃い色です。(笑)

ヒヨドリバナ、ヨツバヒヨドリ、フジバカマ・・・
この3つは花がよく似ていますが、葉っぱをみれば違いがわかります。
オコジョさんの酔っ払った?説明でトーコさんも理解されたようです。(笑)
いずれもアサギマダラが大好きな花です。

人生は方程式のように計算できません。
計算するなら一次方程式ではなく二次か三次方程式でしょうね。さらに微分や積分も必要です。
その解はいつも「無限」です。

昨日は朝から奥武蔵の山を歩いていました。
地図にないヤブ漕ぎです。
6時間ほど歩き、巾着田に降りてきたらもの凄い人でした。
ヒガンバナがこれほど人気になるとは誰が想像したことでしょう。

昔はお墓の周りに咲くので嫌われていた花です。
早々に退散して、中華料理屋に入りビールを飲んで帰ってきました。
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ヒヨドリバナ (山裾の人)
2008-09-24 07:31:45
おはようございます
ヒヨドリバナ、フジバカマ・・・見分け方がハッキリ判りました。
花を見ると夢中になって花だけを見てしまいます。

男女なか イヤ ♂♀の相性と云うか選別方法難しいところですね。
微分、積分、糖分まで持ちだしても確定できない・・・
♂が♀を誘うのはアルコールでしょうか?
♂人は作為的なフェロモンに良いようで困ったことです。
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オコジョさんへ2 (トーコ)
2008-09-24 09:58:45
オコジョさんおはようございます~

何も分らないもので、カンだけで判断していますから、トンチンカン先生?になりました、私^^

アサギマダラが来るわけないですよね~、花もまだ咲いていないのに・・思わず元のサイズの写真で確認した動転!の@トーコ(笑)

オコジョさんの過去記事も合わせて読ませていただいて、だんだん分ってきました。。。ような気がしてきました~?そちらの藤袴は、もう咲いているのですね。
ご親切なコメントをありがとうございました。謝謝
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地理佐渡さんへ (トーコ)
2008-09-24 10:10:41
地理佐渡さんおはようございます~

ひよどりが鳴くころに咲くとか、ヒヨドリバナ。
この花の咲き方を見て、藤袴を思い出しました。同じようではないか!と。

オコジョさんのアサギマダラで、この一連の花たちが繋がっているのを発見して、驚いたのでした~^^偶然の産物です。でも方向性は間違っていなかったのが、妙にウレシイのです。

私もいっつも間違えていますが、正しい呼び名が分ると、ほんとうに心から嬉しいものです。たぶん・・間違えないと覚えられないのかもしれませんね^^;コメントをありがとうございました
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