☆「一句一遊」は週替わりの季語を兼題に、要努力の月曜日から順次優秀句の金曜日へと、紹介される俳句のレベルが上っていく(らしい?)ラジオ俳壇。今回は、いったい<天>に選ばれる秀句とはどんなものなのか、それを皆さまにご鑑賞いただけると幸いでございます。
南海放送ラジオで聴ける組長の威勢の良い声(私は直でラジオを聴いたことは無いのだけれど^^;) これ12年も続いているそうです。金曜日の最終に「天」の一句が発表されますね。やはり誰しも金曜日に残りたいわよ~(笑)ただし、「天」の該当句なし、のシビアな週もあります。以下はいつき組長、金曜日の放送(リスナー常連俳人さんの聞き書き)から抄出。
なお私の俳句の練習は、毎週いつき組長から出される<兼題>という季語と格闘することであります。「一句一遊」(毎週一)、「まつやま俳句ポスト365」(毎週一)、写真俳句ブログの俳句(毎日)、「しもつけフォト俳句」(月一)、下野新聞俳句(月一)、まぁ今のところこんな感じでございますかね (;^_^A アセアセ・・ では組長のアナウンスを~♪↓
★★俳句集団いつき組組長夏井いつきです。今週の兼題は「二月尽」でお送りしておりますが、正に今日金曜日が、二月二十八日二月最後の日二月尽でございますね。それでは金曜日紹介してまいりましょう。
栃木県日光市から参加の青萄は、こう詠みました。
◇処方薬律儀に飲むや二月尽 青萄
二月は他の月とは違ってちょっと短いですから、あっと言う間に薬を飲んでる気分ってのが・・感覚が違うってのがあるんでしょうね。
★★(「天」を)あげたい人はホントたくさんいたんですけれども、今日はですね、ちょっと面白い松山・蕃のこの一句に差し上げたいと思います。「薄紙を剥ぐ」という慣用句を皆さんご存知でしょうか。薄紙を剥ぐように病気がちょっとずつ良くなっていくという、そんな意味の慣用句です。
『天』 肋骨に薄紙を貼り二月尽 松山・蕃
普通は癒えていくわけですから、薄紙を剥ぐようにというわけですけれども、二月の一番最後の日ですとはいえまだ寒い、冴え返ったり余寒があったりするからまだまだ肋骨の薄紙を剥がせないよって、こんな感じなんですよね。これ読んだ瞬間に私、自分があばら骨に皹が入ったときの痛みを思い出して、正に肋骨に薄紙を貼りながら過ごしているという、そんな時期があったなぁ、と思わず苦笑いをしてしまった一句でございます。
あと3日有ったら、仕事も進んだのになーなんて。
あと三日借金工面の二月すえ
そうですね~二月は早かった!そんでも一月にラクしよったから、帳尻は合っているかもよ(笑)
借金ははやく返してくださいね~^^
私は2日分食費が浮くと喜んでいます。
浮いた2日分の食費は好きな物を買います。えへへ・・・
決まりごとが多くて、束縛されそうだと(^^;)
しばし待て、一句作ってからでも遅くないと、留め役でありんす~
そうですね、ものは考えよう、何事もためになる方に良いほうに考えれば・・なんくるないさ~(笑)
☆だんだんさんこんばんは~
結社とか句会に入られたのでしょうか、お友達さん。うまく水が合えばいいけど、自由を奪われるようなリスクもあります。
ただ楽しく俳句を作って気ままに遊ぶ~!とはいきません。ノイローゼ寸前になる可能性も・・。
こりゃダメだ、と思ったら早めに足を洗う方が傷が軽いかもしれません。ちなみに私は、無所属で自由に遊んでますけどねアハハ (;^_^A アセアセ・・