正木浩一/離るるといふ落葉のさまを見つ

2019-10-22 19:49:44 | 青萄の第六絶滅期俳句

 

 

 

 

桜の葉も柿の葉も紅葉は中途半端で殆どの葉が落ちてしまいました🍃

 

 

シロヨメナ(…たぶん)2枚貼ります🐱

 

 

 

 

 

ノハラアザミ↑ふと気がつけばジュウガツザクラも細々と咲いておりました🌸こちらはピラカンサスの実↓

 

 

 

 

 

 

ていねいに噛んでこめかみより秋思/青萄

 

 

 

 

💬夏井いつき先生より過分なる選評を賜りました (感謝)↓

 

 ものを噛むとは、私たちが生きていく上で必須の行為です。子どもの頃から、良く噛んで食べなさいよという親の言葉は何度も何度も聞かされてきました。その教え通りに、大人になった今でも「ていねいに噛んで」日々の食事をいただいているのです。
 しかしながらこの秋のものさびしい思いは、どうも「こめかみ」から押し寄せてくるような気がするよ。噛む度に動くこの「こめかみ」が心を苛めているような気がするよ、と作者の心は揺れるのです。「ていねいに噛んで」いても丁寧に生きていても、理由もなく「秋思」に囚われてしまう心。「こめかみ」という一点の部位が、目に見えぬ「秋思」との接点としてズキンズキンと疼くのです。

 





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1 コメント

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Unknown (青萄)
2019-10-22 20:06:21
年間通して「秋思」状態のような異常な私でありますから、すでに年季が入っています(笑)
俳句は言葉を探して捜してさがして、まだ探して捜して、有るか無きかの感性を磨き続けなければなりません。
私は優等生ではなく、余りにも性格がひねくれているので、それは如実に俳句にも出てしまいますが、今のところ更正するつもりはありません。
ただ最近は自分にない、地味だけれど繊細で純粋な俳句に惹かれます。

「菊しろきしづかな寒さ見舞はれぬ/秋野 弘」

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