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「サバがトロより高くなる日」という新書です。漁業の実態について書かれていて、データが比較的新しいのが特徴です。特に、マグロについては、資源状態や蓄養の実情について詳しく書かれています。
この本を読んでちょっとびっくりしたのは、ひところ、といってももう20年以上前ですが、クロムツの代用品として登場した「銀ムツ(メロ/マゼランアイナメ)」が、乱獲によって減少してしまったという内容です。
クロムツ(ムツも含む)が減少しているのは身にしみてわかっているんですが、その代用品である「銀ムツ」は、大量の資源が残っていてそれが続くものだと錯覚していました。代用品だからといって無尽蔵ではないのは、考えてみれば当たり前のことですが。
この調子だと、代用品の代用品という魚が登場してくる日もそう遠くは無いような気がしてきましたわ。
***
ちなみにここで言ってる「銀ムツ」は、魚屋さんつけている名前で、別名(といっても最近は水産庁の支持でこちらが多い)はメロと表示されています。和名はマゼランアイナメで、クロムツとは似ていない魚です。
伊豆のツリオヤジが言う「ギンムツ」は、和名の「ムツ」のことで、これは正真正銘のムツを刺しています。こちらは本物ですね。
「銀ムツ」という名称もややこしいもんです。
この本を読んでちょっとびっくりしたのは、ひところ、といってももう20年以上前ですが、クロムツの代用品として登場した「銀ムツ(メロ/マゼランアイナメ)」が、乱獲によって減少してしまったという内容です。
クロムツ(ムツも含む)が減少しているのは身にしみてわかっているんですが、その代用品である「銀ムツ」は、大量の資源が残っていてそれが続くものだと錯覚していました。代用品だからといって無尽蔵ではないのは、考えてみれば当たり前のことですが。
この調子だと、代用品の代用品という魚が登場してくる日もそう遠くは無いような気がしてきましたわ。
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ちなみにここで言ってる「銀ムツ」は、魚屋さんつけている名前で、別名(といっても最近は水産庁の支持でこちらが多い)はメロと表示されています。和名はマゼランアイナメで、クロムツとは似ていない魚です。
伊豆のツリオヤジが言う「ギンムツ」は、和名の「ムツ」のことで、これは正真正銘のムツを刺しています。こちらは本物ですね。
「銀ムツ」という名称もややこしいもんです。
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