1月3日、アオリイカを釣っているとtb_akiraさんから4日カマス釣りのお誘い。
んー、その日は新年会があるんだよな、、今の時期にカマスなんて釣れてるのか?と調べてみたら、あら、釣れてるじゃないですか^^;
瀬ノ海のカマス釣りは比較的歴史が浅く、確か開始されたのが1994年くらいだと思います。当時は、大磯の恒丸、与宗丸の2隻がやってて時期も短くマイナーな釣り。その頃は年一、二回は行っていたのだけど、最近あんまりやってない。
理由は、開始時期が遅くなり、狙う場所も深くなったということ。昔は10月の終わりくらいから始まって水深も100-120mくらい。それが今では200m以上を狙うこともある釣り^^;
手持ちで誘って合わせて釣るので、あまり深いと釣趣的に好みでないというのがあって、足が遠のいていたんだけど、棚を聞くと170-180mという。
カマスも食べたいし、久しぶりに行ってみよっかな!
と、やってきたのは大磯港。
瀬ノ海アカカマス釣りのパイオニア、恒丸です。
仕度をしていると船長から、「上から棚とるからねー」と声がかかりました。
なぬ?上から取るの?
なんでも、ベイトの反応の上っかわに当ててから棚を下に探るそうです。場所によっては海底から100m近く上に反応が出るんで、底から取ってられないそうな。
久しぶりにやると釣り方も変わるもんだな、、、でもこの方が釣りやすい。
深場での海面からの棚取りはスルメイカで慣れてるから問題ナッシング。
いまのカマスは3本針がスタンダード。
餌はサバ短が用意されます。
これは切り方が特徴的ですね。食いは良かったです。
最初は海面から160mの棚指示。
近くには僚船の泳がせ乗合が餌釣りをやってます。
90mラインでラインが止められて、いきなりサバの洗礼^^;
次もサバ、その次もサバ、仕掛けが降りてかない~、、、^^;
サバ避けの念力を込めて仕掛けを下ろすと、やっと棚に到着。
仕掛けを下げて止めて、また下げてと、上から落ちてくる餌を演出すると、ココン!とアタリ。
ひと呼吸おいて、ググッとなったところでうりゃっ!と合わせると乗りました。
久しぶりのカマスさん。
35cmくらいかな。
その後もサバの邪魔はあるけど、棚まで落ちればカマスのアタリがやってきます。
深いので一尾かけた後も追い食いを狙うけど、なかなか一荷は難しい。
タックルはこちら。α-GTイカオニ180。
150号オモリを手持ちで釣るので、南房で使うイカ竿がぴったりですね。
生餌大好きなので、釣ったサバを剥いて餌に。
しかし、船長から「生サバ使うとサバに捕まりやすくなるからよした方がいいよー」。
恒丸8号船の船長さん、とにかく良く見ていていろいろアドバイスくれます。貸し竿組もけっこう乗っていて、この日は船長大忙し。
とりあえず塩サバでアタリはあるので、生サバも封印。
昔は外道のサバを積極的に使ったものですが、時代も変化していきます。
日が高くなると80mラインのサバはいなくなったものの、指示棚でもときおりサバが食ってきます。
まあ、ベイトの反応に当てているからサバも付いているのでしょう。イカの足が引っかかってきたこともありました。
サバがうるさくなくなると、カマスのアタリも減ってきます。
そういうときって、アタリも小さくなって合わせのタイミングも難しい。かーなりばらしたり、合わせ損ねたりしましたよ。
そんななか、サバと間違う食い上げアタリ。とりあえずバシコン合わせして巻き上げると、途中の引きもサバ並み。しかし上がってきたのはこれがでかい。
43cmのビッグカマス。
腹なんかぼってりしていて親近感わきまくり。
そんなこんなで、クーラーはカマスで埋まって沖あがりです。
久しぶりの瀬ノ海カマス、以前とはぜんぜん違う釣りになってましたが、とても楽しめました。また来よう(^^)
氷の自動販売機で追い氷をして帰途へ。
19尾いました。船の釣果は1~28尾。
アタリの割りに数が伸びなかったですね、この釣りはいろいろ研究の余地ありです。
極端にでかいのと、極端にちさいのが1尾づつ混じりました。差はこんだけあります。
マサバも混じったので、ゴマと合わせて5本ほどお持ち帰り。
カマスは片袖に開くのがお約束。
サバはこの時に買ってきたナンプラーに漬けてみました。
どちらの干物も楽しみです。
[大磯港 恒丸]
http://www.tsunemaru.com/
受付は港入口からすぐ左手↓
本年もよろしくお願いします。
カマス良いですね~。
干物にしたら最高に旨いですからね。
私も行けるタイミングを探っているのですが。。。
終わる前に行かないと思っています。
おとといからカマス三昧を楽しんでいます(^^)
この魚とソウハチは、まるで干物になるために存在するようですね^^;
良い模様が続いているので、お早めに~!