バンコクツアー3日めはお寺めぐりです。
その前に朝ごはん。
バイキング形式で、タイフードはじめ和洋中たくさん。一週間くらい滞在しないと食べきれないくらいの種類でした。
タイヌードルもあったので食べちゃおう。
あっさりとしたスープは朝ラーにぴったり。
お腹いっぱいになったところで、8時に出発。ホテルからタクシーで向かいます。
バンコクには、三島の「暁の寺」のタイトルとなったワット・アルン(ワット=寺、アルン=暁)があります。それが今回の旅行のわたし的目玉。
一緒にいった面子はあまり三島にもお寺にも興味なさそうなので^^;、一人で別行動でまわろうと考えていたのですが、みなさん一緒に回ってくれるとのことで、ガイドブック片手にGoogleMapとにらめっこしながら歩かずに済みました。
最初に来たのは、ワット・プラケオ。
三大寺院のひとつで、エメラルド寺院とも呼ばれます。
ラーマ1世がトンブリー朝からチャクリー朝に遷都させたときに、王朝の守護寺として建設されたタイで最も権威ある寺院です。
まずは、三島の表現を引用してみましょう。
又、たとえば、本尊のエメラルド仏で名高い、王城守護寺ワット・ブラケオ。
1785年の造営以来、ついに一度も毀れたことのない寺だ。
雨のなかに、左右に金の塔を控えた大理石の階段上の、金色の半女半鳥が燦然としている。朱の支那瓦とその緑の縁取りは、明るい雨にいよいよ艶やかに照り映えている。
マハマンダバの廻廊の壁は、蜿蜒とラーマーヤナ物語の壁面の連鎖に締められている。
有徳なるラーマその人よりも、風神の光輝ある息子、猿神ハヌマーンは、絵巻のいたるところに躍動していた。ジャスミン花の歯を持った黄金の麗人シーターは、怖ろしい羅刹王に拐かされていた。ラーマは幾多の戦いに、怜悧な目をみひらきながら奮戦していた。【以下略】
三島ならではの美しい文章で、ワット・プラケオを描いています。
敷地内に入って荷物チェックを済ませて入口までの通路からの風景。
門の手前左手がチケット売り場、門の向こうに見えるのが王宮です。現在の国王はラーマ10世。
チケットは500バーツ。タイの寺院はほとんど無料ですが、三大寺院は拝観料が必要です。なかでもワット・プラケオは特別に高額です。
入るとすぐに目にするのがハヌマーンの像。
タイは仏教国(上座部仏教)ですが、こちらの寺院はヒンズー教色が強いです。
こちらが本堂入口。中のエメラルド仏は撮影不可です。
エメラルド仏の名前はラッタナーコーシンで、これがチャクリー朝をラッタナーコーシン朝とも呼ぶ由縁です。
廻廊の壁には煌びやかな装飾が施されています。
本堂正面。
ラーマーヤナの壁画があるマハマンダバの廻廊。
こちらは確か博物館だったか。
衛兵交代も見られました。
[ワットプラケオ (Wat Phra Kaew / วัดพระศรีรัตนศาสดาราม)]
QF2V+M34, Na Phra Lan Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200 タイ
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