
今年は南房ヤリイカがいまいちで、春のデカヤリ狙いにいく千鯛丸にもご無沙汰、その後の春マダイもなかなか行く機会が作れず。
そろそろ船長の顔を見にイカないと、と思っていたらなんと船体トラブルで5/31から6/10まで出船できない状態に。
千鯛丸ブログの文面も、電話の船長の声も心なしか元気がない。
ここは一発、景気付けにフグ釣りに行きましょう!と千倉へGo。
狙うはボンキュッボン!、じゃなくてキュッボンキュッ!の菱形体型!白子フグですよ!
春ヤリ、乗っこみマダイに行きそびれていたので、なんと千鯛丸には今年初乗船、昨年の大晦日フグ以来です。
しかし、今年の南房フグも開始以来釣果はいまいち。例年の爆発がまだ出ていません。
それでも期待は、今年初の爆釣。心を太く、いや、大きくもっていきましょう。
出船前、船長に「今日は8時半早上がり狙いだよ!」と宣言ですよ。
水平線から昇る朝日がビューティフル。
港前でちょこっと流して、すぐに船長は千倉西沖へと舵を向けました。
例年の実績ポイントを順に流すも、この日はフグのご機嫌斜め。
ぽつーんぽつーんとアタリは散発。
私といえば、フグのアタリを出せなくて大苦戦、餌も齧られない。
そしてやっときた微弱なアタリ、ここで合わせるとやっとフグの引き。
しかし、とても白子はもってなさそうなスマートサイズ、とほほ...
次にきたのは、穂先がわずかにもたれる、まるでマルイカ直結のようなアタリ。
やっと白子もってそうな(真子かもしれんけど)菱形ボディが釣れました。
この2尾とも、餌をほとんど齧っていないです、アオヤギの隅っこにちょっと歯形がつく程度の齧り方。そんな低活性な食い方をしてくるフグ相手に、この日は最初から最後までシビアな釣りとなりました。
いつもなら、しゃくりを繰り返すまもなくココンと当たり。合わせに失敗していると針が空っぽになるほどの食欲旺盛な南房フグなんですが、なんとこの日は餌をガッツリ食われたのは一度だけ。
それ以外は、落とし込みの違和感や、しゃくって停止させたときの穂先のもたれや、そんな微妙なアタリばっかし、そして餌もちょこんと齧られるだけ。
まるで東京湾並み、いや、東京湾以上に繊細なフグ釣りになりましたわ。
これじゃショウサイフグじゃなくてセンサイフグだよね。
最後の方で船長に、「いーさん、年末の10分の1くらいしか釣れてないでしょ」と言われたけど、とんでもない。年末の6.5%しか釣れてませんよ^^;
8尾でフィニッシュでした、とほほ....
年末はどSな釣りでしたが、今日は対照的にどMな釣りとなりました。
まあ、こういうMな釣りはそれでまた面白いのですが。
フグポテンシャルが大きな南房なので、そのうちSな人も楽しめる釣りができるでしょう。
本日の船長ブログはこちら。
貴重な白子は3腹分、ぱつんぱつんの白子ですよ。
身はノーモアリンスでお持ち帰り。皮を剥いたフグを海水で洗うと鮮度が落ちてしまいます。
久々に会う常連さんらと楽しい釣りでした。
次にくるときはスルメイカかな?梅雨が明ければ白浜沖のスルメイカも本番です。
[千倉港 千鯛丸]
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下記地図は集合場所&出船場所
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