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ツリオヤジのキドニーケアな日々 ~ 知れぬ事は知れぬまゝに、たやすく知れるのは浅い事 (葉隠 聞書第一0202)

萩小町 [萩市] ~ 北長門海岸国定公園を望む海辺の宿

2024-03-16 05:10:25 | 旅館、民宿

2日めの観光も終わって宿へ。
初日はビジネスホテルだったけど、2日めは温泉でゆっくりしようとばあさんが選んだ宿はこちらの萩小町。

オーシャンビューの部屋は西向き。

夕日が綺麗、だそうですが、あいにくの雨模様^^;

まずは温泉。夕日が見られなくても、温泉に入ってビールが飲めればそれで幸せ。

三島由紀夫が新婚旅行の日記で、「温泉に逗留し宿泊料を償却するつもりでむやみに入浴するのは、ばからしい動機である」と述べていますが、やはり温泉に来たからには、むやみに風呂に入りたい^^;

そして夕食。メニューにフグが3品あるのが山口県らしいところ。

この後に揚物と煮物が追加されます。
刺身や先付を除いて、料理はすべて熱々で提供しようとする宿の心遣いを感じます。

下関のトラフグに対し、萩はマフグ。
フグ刺しは自分で釣ったフグで食べ慣れているとはいえ、料理人が造ったフグはさすがの美味しさ。

1杯めの宝船は甘すぎて口に合わず、2杯めに長門峡を注文。

こちらは美味しかった。
ちなみに長門峡は、「ながときょう」ではなく「ちょうもんきょう」と読みます。
長門市は「ながとし」なので間違いやすい、ご注意。

鍋もの、焼きものは熱々で提供。

マフグの空揚げ。
しかし、宿泊料は13Kと安いのにこの料理内容は恐れ入ります。素材を生かした料理人の非凡さを感じます。

ごはんは焼きフグ飯。
おなか一杯になって、運転の疲れもあって、そのままバタンQ。

翌朝は起きたらすぐに露天風呂。
三島がなんと言おうが、むやみに入浴するのだ^^;

朝ごはんがまた豪華。炊きたてご飯にあんこう鍋、干物はふぐ焼き。
デザートには名産品の夏みかん。

3日めは空も晴れて、綺麗な海が目の前に。

料理も美味しく、のんびりと疲れを癒せて、満足の旅館でした。
さて、3日めの観光に出発、夕方には飛行機で戻ります。

[夕景の宿 海のゆりかご 萩小町]
山口県萩市椿東越ヶ浜6509
https://www.hagi-komachi.jp/

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