年末の御挨拶を兼ねて、2か月ぶりに興津港の庄之助丸へ。
今年になって庄之助丸では長年続いた民宿を畳んで、釣り船と海士だけでやっていくことになりました。事情はいろいろあると思いますが、ここにもコロナ禍の影響が及んでいます。
これを機会に釣船メニューも一新、これまでカモシ&ヒラメ&午後マダイを中心に出船していましたが、SLJ(Super Lite Jigging)&イワシ泳がせ&午後マダイが主役に。
そして、これまで民宿を切り盛りしていた庄之助夫人のヨシエさん(女将さん)が上乗りとなり、謎の夫婦船に変貌を遂げたのでした(^^)
と、前置きが長くなりましたが、ビューティフルサンライズの船出。
しかし寒いです、北風が冷たい。
ヨシエさんは舫いを解いたり、イワシを配ったりとかいがいしく働きながら、合間に自分でも竿を出します。
ちなみに庄之助船長はクーラーや荷物を運んでくれたりと、主に力仕事担当(^^)
今日のタックルはARスナイパー200、昭和の竿です。
ミニラークのクランプを装備するのが面倒なほどのバットの太さに時代を感じます。
勝浦沖も大型マハタの実績が高いし、根に潜られると厄介なので棚高めのドラグきつめでいきます。
リールはカルカッタ800FにPE3号巻き。オモリは60号でしたが、ちょっと潮が速かったので後半の深場では80号を使いました。道具を立てて流すのでオマツリはナッシング。
私にはアタリが無いのですが、隣のヨシエさんが竿曲げてます^^;
これが噂の、、、
空気嫁!ヨシエ!(笑)
本日最大サイズをゲットですよ。
いいなぁ、、と指くわえて眺めていると、私の置き竿がズドドドドン!
食ったよぉ。(写真提供:庄之助丸)
1kgくらいのマハタさん、嬉しい本命。
ヨシエさんと並んで、はいポーズ。(写真提供:庄之助丸)
大きさがだいぶん違って微妙な空気が流れています(笑)
落ち着いたところで、ヨシエさんのおにぎり(おかか、しゃけ)をいただきます。
前は沖上がりにくれたんですが、この日は出船前に握ってくれました、ありがたや、、
もぞもぞとしたアタリで瀕死のイワシくん。
歯形というよりしゃぶられてます、おそらく小さめのキントキの仕業。
結構高棚で食ってきたカサゴ。
これハチカサゴ(ウッカリカサゴ)かと思ったら、本カサゴですね。このサイズのカサゴは珍しい。
後半戦、こんどは手持ちで棚を切って待っているときにアタリ。ゴツゴツ、ギューン!と持ってくのはマハタっぽい。しかし底でけっこう踏ん張ります、棚は切っていたので根に入られることはないと思うのだけど、、ちょと不安になったところでやっと浮き始めました。
1尾めよりちょっとサイズアップ(^^)
キロ級を2尾あげれば大満足ですよ。
朝方冷たかった北風も、沖あがりには止んで暖かい日になりました。
船中釣果はマハタ0-2本、外道にアカヤガラ、カサゴ、キントキ。
本日の船長ブログはこちら。今日は結婚記念日だったのね、おめでとうございます(^^)
さて、この日の棚ですが、基本は底から3mをキープ。しかし、一気に6~8mも駆け上がるきつい根なんかも攻めるので、そういうとき(船長がアナウンスしたとき)は、安全マージンをとって5mから7m底を切るときもありました。おかげでオモリロストは無し。
マハタが食ったのはいずれも底から3mでした。
竿ですが、2mのグラス竿は粘りはあるのですが、どうしてもストロークが足りないので魚をあしらいにくい、3kg以上の大型が掛かったときに竿だけでためるのは難しそうな感じです。荒い根を攻めるので短竿の方が扱いやすいですが、糸を出さずに凌ぐにはある程度の長さと強さが必要だし、竿選択に悩みますね。
庄之助丸は現在、SLJとイワシ泳がせで受付中。希望あれば午後釣りにもSLJかマダイ(一つテンヤ、タイラバ)で出船します。
私はジギングやらないのですが、庄之助丸のSLJは、糸を立てる流し(ジギング船は横流しが多い)なので、初心者でも釣りやすいのではと思います。
なによりも、ヨシエさんが上乗りで空気を読まない、いやいや^^;、女性が乗り込んでいることは、女性アングラーにとっては、ずいぶんと気が楽なのではないでしょうか?
「乗合の船上に女性スタッフがいたらいいな」という女性の声をたまに聞きます。男性ばかりということで釣り船に乗るのを躊躇している女性アングラーもいるかもしれません。そんな女性は庄之助丸に行ってみて欲しいです。
と、このブログは女性読者がほとんどいない(当社調べ)のですが、いちおう書いておきます^^;
今日釣ったマハタの1尾は熟成させて、正月用の刺身です(^^)
これは寝かしておいたマハタの半身ですが、ほんのりと脂が乗って超上品な白身です。
エンガワもしっかりと取れますよ。
味、歯ごたえ、見てくれ、どれも文句のつけようがないのがマハタの刺身なり。
[興津港 第五庄之助丸]
http://www.shounosuke.com/
http://ameblo.jp/syounmsukemaru/
↓船着場に集合、受付
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