3月といえば順位戦で、この日はC1最終局があって藤井七段が昇級なるかが注目でネット中継にかじりつこうかなと思ったのですが、あまりに予報が良いので家にいるのはもったいない。
そんなわけで、3月のライオンならぬ、3月のスミイカへ。
3月のスミイカといえばもう最終盤、詰みまで読んでの寄せ合いになる時期ですよ。詰まないようにしないと^^;;
こんな時期にスミイカに来るのはヘンタ、、ではなくてベテラン揃い。
大型揃いで始まり、それが最後まで続いた今シーズンのスミイカを名残惜しんでラスト釣行です。
港に着くと先客6人で取舵に4人集中、なぜか右ミヨシがぽっかり空いてたので入れてもらいます。
ソコリは10時半なので、前半は潮ヒップ、後半は潮トップになります。
マルイカが混じった前回と同じ仕掛け。
ポイントは竹岡沖の30m前後の浅場です。
いい感じで落と潮が流れていて、これがハイシーズンならズシズシ乗るって感じ。
しかし今は終盤スミイカ、イカ密度がすこぶる低いので、大きく流しての拾い釣りになります。
ダントツだったのが、私の隣、右胴の間のおにいさん。胴付きスッテでシェイクしながら一人で乗せてます。10時過ぎまで4杯釣り上げました、隣の私は0杯ですよ^^; 胴付きスッテと並んで釣って、ここまで差をつけられたのは初めてです、おそるべし胴付きスッテ。
このおにいさん、すこぶる好青年で、人が乗せると自分の竿ほってすぐにタモ持ってかけつけてくれたり、他人のごみまで分別したり、性格の良い人は釣りも上手いな(^^)
さて、前半は我慢の釣りになるとは思ってたのですが、船ではミヨシ以外ほとんどの人が型をみてます。冬の昼潮なんで午後の上げ潮が効く保証はどこにもないので、下げ潮が効いているうちに型みときたいところ。HipHopシャクリで頑張っていると、やっとこドスン!
いやぁ~、なんとかボウズ脱出の顔^^;; (写真提供:三喜丸)
そして午後の上げ潮ステージへ。
スミイカさんの活性、あがりません、潮トップのアドバンテージを生かせず^^;;
東京湾のりものシリーズ、巨大貨物船。
東京湾たてものシリーズ。久里浜火力発電所。
煙突の隣にクレーンが立ってると、東電福島原発事故を思い出します。
そんなこんなで、スミイカ追加は出来ないまま、「あと10分で仕舞います」のアナウンス。
今シーズンのスミイカはホントにでかい奴ばかりだったなー、来シーズンもこうだといいなー、と、思い出モードに浸っていると、最後の最後でズドン!2杯め。
そのまま仕掛けは下ろさずに釣り抜け。今シーズンのスミイカは気持ちよく終われました。
船中釣果は1-5杯とボーズなし。三喜丸では、スミイカ乗合は今月半ばくらいまで続けるそうです。
こちら三喜丸の新船、トモには第二三喜丸のシールが貼られました。
お隣の宿から引き継ぎの大型船、近いうちに稼働するとのこと。
どんな釣りに活躍するのか、楽しみです。
[小柴港 三喜丸]
http://www.miki-maru.com/
胴の間のお兄さんは川崎の中山丸の中山和哉船長ではないでしょうか?
私はアジ、アナゴ、スミイカで中山丸に通っておりますが、いつも和哉船長にお世話になっております。
とにかく、お客に優しい楽しい船長です。マナーが良くて性格が良い客が増えるといいですよね!
確かに、ミヨシが空いているのに胴の間に入ったり、電光石火のサポートしたり、横浜市に対応したゴミ分別までしながら堂々の竿頭。船宿関係者と言われれば納得です(^^)
いま写真を調べてみたのですが、、、同一人物かわからん^^;; ↓
http://www.nakayamamaru.com/page/Detail/staff/
今度三喜丸いったら聞いてみます。
中山丸には夜アナゴで一度お世話になったことあるのですが、いい船宿ですね(^^)
https://blog.goo.ne.jp/deep-runner/e/f39e7420265d92551fae480a7f5ec3c3
ナイスガイですね。並みいるヘンタ、、ではなくてベテランを差し置いて胴の間でダウンショットで竿頭とる凄腕の秘密を探りに中山丸にいきたくなりました(^^)
私もダウンショットを初めて教えてもらったのは和哉船長でした。そのルーツは隠居屋ということで、毎年中山丸スミイカのあとは、隠居屋スミイカで修行をしております。その釣り方は非常に奥が深く、何年やってもなかなか答えがみつかりません。どっぷりダウンショットスミイカにはまっております。和哉船長はどんな釣りものでもわかりやすく、丁寧に、教えてくれますので、通いやすい船宿さんです。何よりもご本人が釣り大好きというのがいいですよね。来月からはアジとアナゴでまたお世話になる予定です。
今年のアナゴはどうでしょうかね?私も好きな釣りなので、湧きが良いことを期待してます。
ダウンショットの基本コンセプトは変わらないと思います。
小刻みにシェイクしてからのコンパクトなしゃくりは和哉船長の独特なリズムと間合いだと思われます。(ご本人にも確認しました)
小刻みにシェイクして誘いを入れているようにみえますが、ラインは決して張ることなく(マイナステンション)、しゃくりまでの間合いをつくっているものだと思います。この間合いが、カウント10秒前後でスミイカがスッテを抱く間合いだと考えます。もちろんしゃくった際にスミイカが飛びついて時間差でドスンもありますが。竿の長さ、調子によってしゃくりの幅、速さ、間合いはそれぞれと考えます。
しゃくりをいれるまでのラインテンションは張っているとまず乗りません。ダルンダルンを常に意識して空じゃくりにならないちょうど良いたるみをあたえてしゃくった際に乗ることが多いと感じます。風向き、潮の流れいろいろな条件がはまったときは乗りがいいです。まだまだ答えがみつからないので、ダウンショットスミイカは面白いんだと思います。
私も、アナゴ釣り大好きなので楽しみです。
スミイカとは対極の釣りでいかにアタリを出して確実にヒットさせるかがたまりません。食べても最高ですし。
丁寧な説明、ありがとうございました。
テンヤスミイカと同じだと思いますが、ツボにはまったしゃくりが出来たときのこの釣りの楽しさは格別ですね。
シーズン終わったばかりですが、来シーズンの開幕が楽しみになってきました(^^)