4連休の3日めは、千鯛丸のマダイへ。
昨年から攻め始めたノッコミのマダイは、穴場的存在ですよ。
まだ今シーズンは4回目の出船なんだけど、1回目3.0kg,2回目3.5kg,3回目3.9kgと出船のたびに型ものが出ています。それもだんだんでかくなってるんで期待が膨らみますね(^^)
この日のお客さんは8名。なんでも定員10名のところ8人予約状態で3人組の予約が入ったんだけど11人になるから断ってしまったとのこと。一人くらい舳先やスパンカ下にでも入れちゃえばいいのに、と思うのだけど、そこらへんをきちんとするのがこの船のよいところ。
私の予約番号はNo.7、まあ残り物の席かなと思ってたら、右の大ドモがぽっかり空いてる。グループさんが多いせいでこうなった模様。ラッキー島倉千代子ですね、大ドモキープ!
そしてこの日はごらんの曇天、いまにも雨が降り出しそう(実際に降ってきたし)。
前日までのピーカンと違って、真鯛好適日和ですよ。
風は南東ながらそれほど強くなく、海面がぱちゃぱちゃする程度、これもグッド。
さらに現場につくと潮は澄み加減なものの、いい感じに流れてる。
こりゃもう、いくら慎重派のわたし(ほんまか?)でも、竿出す前から釣ったも同然、と思いましたよ。
しかし、思い通りに行かないのがマダイ釣り^^;
食いません、いや正確に言えば、食わせられなかった、というべきか。
コマセに浮く反応はでてるんですよ、しかし食わない。
こりゃ釣り手の腕ですね。
もちろん、あの手この手を繰り出しましたよ、なんとか食わせようと攻め口をあれこれ変化、でも食わない^^;
ちなみに千鯛丸は基本は海面からの棚取りで、船長は水深とビシ棚の下限を言います。
「水深45mで、38m以下にはビシを落とさないでね」という具合。
ハリスは4号8m基準で、それに各自がアレンジしても可。
鳥さんがやけに騒いでましたよ。ヒッチコックもびっくり。
出船直後に、大島震源地で最大震度5の地震があったらしいですね、食わないのはそのせいか?
とにかく、前日よりも明らかに好条件と思うのですが、前日までの好調さは無かったです。
7時をまわった頃か、キロ前後のマダイが反対舷で2枚。
ここが気合の入れどころ、とばかり、コマセを絞って棚を上げる作戦にすると、竿先にコツン!
300gほどのマダイでした^^;
リリースしようと思ったけど、しっかり針を飲み込んでたので塩焼きに。
船上で写真撮らなかったので、焼かれた後の姿^^;
ご当地おにぎりで朝ごはん。
むむ、沖の方に煙が上がっていますよ、火事かな?
ととと、とるねーど発生!!
こりゃまずいです、あんなんにぶつかったらハリスが絡んじゃう。
まだまだ竜巻は遥か彼方ではありますが、用心に越したことはないので船長は仕掛けを上げさせて、雲の進路からエスケープ。
雷から逃げることはよくあるけど、竜巻から逃げたのは初めての経験ですよ。
そんなハプニングもありましたが、トルネードはすぐに消えて釣り再開。
もしかしたら空から魚が降ってこないかな、と期待したけど、さすがにそれは無し。
出船前に「今日はマダイ以外にお土産ないよ~、ごめんね~」と船長は言ってたのだけど、しっかりイサキも混じりました^^;
メジナさんとか。
そんなわけで本日はマダイの顔はみましたが、型物マダイは釣れず。
地震はあるわ、竜巻はあるわ、途中土砂降りにあうわと騒々しい一日はマダイさんの勝利で終わりました。
まあ、こういう日があるからマダイ釣りは面白いし、釣ったときの嬉しさも大きいんですよね。
ただし、まったく歯が立たなかってわけではなく、いい感じで餌が取られたり、アタリがあって針掛かりしなかったりという接近遭遇の雰囲気はありました。うまく歯車が噛み合えば、一発が出てもおかしくはない雰囲気だったと思います。
そんなこんなで緊張感はずっと続いてました、そのせいで港に帰ったら疲れてへろへろ。
船長は胃が痛くなったと思います^^;、おつかれさまでした。
興津丸が陸に上げられてました。船底メンテかな?
昨年はいちばんでかいの出たのがつり丸取材の5月25日でしたから、千倉沖のノッコミ本番はこれからですよ。
時間がとれたら、またチャレンジします。
[千倉港 千鯛丸]
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下記地図は集合場所&出船場所
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