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このときに釣った38cmのマコガレイは船上で漏らしてしまうほど白子がぱつぱつになった男の子。
マコガレイという名がつくほど真子が特徴的なカレイなのですが、白子入りは珍しい。
というか、私が白子の時期にあまりマコガレイ釣りをしないというせいもあります。
真子が美味しい魚は白子も美味しい法則(いま考えた)に則りここは大事にいただきましょう。
真子の場合はぶつ切りにして身と一緒に煮付けて食べるのですが、うちの家族は白子を食べないので、煮魚にすると避けられそう。
そんなわけで、白子だけを嫡出して料理することにしました。
オペ終了。
白子は野毛屋の健太郎船長方式で、ショウサイフグ白子と同様の下ごしらえ。
煮立ててすぐに火をとめ余熱で火を通します。白子は熱が通りにくいのですが、こうするとしっかり火が通って、かつ煮過ぎることもありません。
できあがり!
天ぷらにしたいところですが、一腹しかないのでポン酢でいただきます。
ソフトでクリーミィなところは、ショウサイフグの白子に近いですが、フグほど濃厚ではありません。
さっと口の中に溶けていく舌触りにほのかな甘み、とても上品な味です。
これは美味しいですね、魚の名前をつけた人がこの味を知っていたら、マコガレイではなくシラコガレイになっていたかもしれません。
余談になりますが、したらシラコダイの白子は美味いのか?と突っ込みたくなる方もいらっしゃると思いますが、シラコダイのシラコは白子ではなく白粉(おしろい)のことで、顔に白粉を振ったような風貌から来ています。
身の方は煮つけで。
マイドータと孫ちゃんが来てたので、4人で1枚を分けます。
食べ慣れたカレイの煮つけです、安定の美味しさ。
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