千倉のマダイ五目釣りが終わってランチです。
前回と同様、やってきたのは竹岡式ラーメン佐武。
こないだから気になっていたメニュー、それは「汁なし」。
汁なし、といってもわからない人が多いんじゃないかと思います。
「汁なし」というのは、関東ローカルの呼び名で、関西や九州では使わない言葉ではないでしょうか?
私の記憶が定かならば、この言葉が生まれたのは比較的新しく、2000年代になってラーメン二郎関内店が、汁なしオプションを販売したのが初めてだったと思います。
それ以前に、油そばというメニューは存在していましたが、これは最初からスープを使わないことを前提に設計されたメニューであり、ラーメンからスープを抜いた(減らした)汁なしとは思想が違います。
ラーメン二郎の汁なし一躍ブームとなり、まぜそば、和え麺、汁ぬき、脂そばなど、汁なしにインスパイアされた様々な類型、呼称が誕生し、はてはスープオフなる珍語も登場しました。
ああ、こんなことを書いていたら、関内二郎の汁なしが食べたくなってきた!^^;;
さて、そんなこんなで現在ではあちこちで当たり前のように使われる言葉となった「汁なし」ですが、ついに竹岡ラーメンにも登場ですよ。
汁なしラーメン到着!
ラーメンとの違いは、豚1枚がほぐし豚になっていること、味玉がついていること、そしてスープが見えないこと。二郎汁なしのトレードマークでもある、フライドオニオンはありません(^^)
「底にタレがありますから、よくまぜて召し上がってください」と店主さん。
麺をめくってみると、漆黒のスープが顔を出しました。
よく混ぜていただきます。醤油がくっきり、豚出汁ばっちり、旨い!
豚を煮た醤油をお湯で割ったスープが竹岡ラーメンという定義であるならば、お湯で割っていないこのラーメンははたして竹岡ラーメンなのか?という気もしますが、お店の看板が竹岡式ラーメンとあるので、これでいいのだ^^;
チャーシューも味が濃くなって、汁なしの方が美味しいかも?
玉子は味がよく染みこんでいて、絶妙の半熟具合。
麺を全部たべると、具のしなちく、たまねぎがけっこう残りました。
これにライスを追加するとぜったい美味しいのだろうけど、今日は自重。
わずかに汁を残してごちそうさま。
竹岡ラーメンの特徴を強調しているよく出来たラーメンだと思います、美味しかった。
伝票が立派になってる。
さて、あとは気になるメニューはスタミナラーメンですね。どんなスタミナなんでしょうか。
[竹岡式ラーメン 佐武]
千葉県南房総市千倉町白間津1273-1
11:00-17:00 水曜休
p.s. ちょっと食べすぎ。スパゲティはカリウム多いので注意。
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