しかしそれらは、砂浜からの投げ釣りの動画です。
投げ釣りの対象魚になるほど魚影が濃いのですが、従来は船からのマゴチ釣りはありませんでした。
それを数年前からつり丸ライターの針生さんらが船からのマゴチ釣りを始めたらこれがとんでもないくらい釣れる^^; マゴチも型揃い、アタリ多く、数も出ると、言う事ナッシング。
そんなマゴチパラダイスに行ってきましたよ。
いつもの亘理荒浜港。
4時半集合なんですが、もうすっかり明るいです。
マゴチは、第3拓洋丸で出船です。
こちらは船外機船で、釣り人は6人定員。
この日は4人、針生さん、菊池船長、わたし、箕笹船長も操船しながら竿を出します。
仙台湾、船マゴチの定番タックルはソフトルアー!
もちろん、活き餌や冷凍エビなどでも釣れますが、誘ってアタリを出すルアー釣りが面白そう。
わたし、ソフトルアーの釣りは初めてなもんで、ポイント港南台で適当に見繕っていきました。
ジグヘッドは28gと36g、ソフトルアーはオレンジが定番だけど、あんまり色に関係なく食うみたい。サイズは3.5~4インチ。
ジグヘッドではなく、マダイ用のテンヤでも良いみたいですが、泳ぎはジグヘッドの方が遥かに良いし、なによりも安いです。
タックルはひとつテンヤのがそのまま使えます。
重くてお蔵入りしていた夢人テンヤ真鯛を出動、リールはツインパワー3000。ラインはPE0.6号に先糸フロロ4号3mを結びます。
先発はこれでいってみましょう。
魚型ルアーのオレンジ。リアルで美味しそうですよ。このまま天ぷらにしたいくらい(^^)
針は1本のみ、孫針は不要です。
荒浜港を出ると、両サイドの堤防には釣り人の姿が見えます。マゴチ狙いかな?
最初は北のポイントから攻めるとのこと。
水深は3-5mと浅いです。
キャストしてずる引きでいいよ、とのことで。船の前方にキャストし、底をずるずると引いてきます。しかし、慣れない釣り方のせいか、これがなかなか難しい。船が潮に押されて前後に動くので、一定の速度で巻いていると糸ふけが出てしまいます。糸ふけを出ないようにリールの回転をコントロールしながら、ルアーが底をちょろちょろ這うようなイメージで誘います。
潮の関係か、朝のうちは食いがいまいちだったようで、アタリは遠いようです。
それでも、箕笹船長、針生さんと続けてヒット。型が良いですよ、50cm前後で、これがレギュラーサイズ。
冷凍エビをテンヤに付けて狙っていた菊池船長も3連発ヒット!
あっという間に、型みてないのわたしだけに、、、^^;
ルアーがちゃんと動いてないのが原因だと思うので、慣れないずる引きはやめました。
竿でしゃくってルアーを動かしては止める、ルアーが寄ってきたら糸を撒きながら竿を倒してまたしゃくる、の繰り返し。
つまり、シロギス釣りと一緒の要領で、これだと竿先に常にテンションが掛かるのでルアーを思うように動かしやすいのと、アタリもわかりやすいです。
そして、やっときました。竿をしゃくったときにゴツンとアタリ。
そのまま合わせると、重い!引く引くー!楽しいー!と思ってたら、フッと軽くなりました。
バレました^^;
合わせが甘かったのかもしれないですね。
次のアタリは、ひと呼吸置いて、うらぁ!と鬼合わせ!
ゴン!と引っ張られた直後のスカっ....
抜けました^^;
難しいじゃねえか!ルアーマゴチ^^;
しかし、救いはアタリの多さです。ばらしても、すっぽぬけても、すぐにまたアタリが来ます。三度目の正直は、合わせもぴったり決まりました。
ゴゴン、ゴゴンとマゴチの重厚な引きで竿先絞り込まれ、強い引きをいなしながら寄せてきます、楽しい(^^)
仙台湾マゴチ、初ゲットですよ。
船長が計ってくれると、56cmのまずまずサイズ。
このサイズが普通に釣れるのが仙台湾。今シーズンの拓洋丸では64cmも出てます。
何本か釣ると、誘いの入れ方、合わせのタイミングなどがわかってきました。
アタリも頻繁に出るし、マゴチの引きも強いし、楽しい楽しい(^^)
船長はあちらこちらのポイントに連れていってくれました。どのポイントもマゴチの魚影は濃さそうで、どこでも型がでます。
後半、潮がとまってきたらアタリが遠くなりましたが、移動するとまた食ってきます。
ポイントを広く流せる潮だと、どこでもマゴチがいるという感じでしょうか。
ソフトルアーは2種類もってったのですが、そのうちの一つは謎の生物を模したもの。
カラーはマゴチ色に金ラメ。
オレンジのもこれも食いに差は無し。
これは針生さんからもらったタイラバワーム。
これにもすぐに食ってきたのですが、2投めでフグにボロボロにされました^^;
手鈎炸裂!
ルアーを飲み込んだり、掛かりどころ悪くて弱ったものは締めてクーラーに。
マゴチがでかいのでクーラーにまっすぐに入りません。
元気なマゴチはこちらの生簀に入れておきます。
生簀の中はえらいことに、、、^^;
針生さんはソフトルアー使ったりメタルジグ使ったりといろいろな仕掛けで釣ってました。どの釣り方でも食ってましたよ。この模様はつり丸で記事になると思います。
私の釣果は20本はゆうに超えていたと思います。箕笹船長は朝一以外はほとんど竿を出していなかったので、実質3人の釣果ですが、70~80本あったようです。
型も良型揃いで、60upは出ませんでしたが、55upは多数、最大は57cm。
40cm級は小さいからとリリースするほど^^;
好きなだけ持って帰ってください、とのことで、港で締めてクーラーに入れます。
14本でクーラーは一杯^^;;
まさか25Lのクーラーがマゴチで溢れるとは予想できなかったです。
おそるべし、仙台湾マゴチ。
宮城の人って、あんまりマゴチ食べない(食べる習慣がない)ようで、狙っている船はほぼ皆無です。そんなせいか、海にはマゴチがうじゃうじゃいるようです。
ソフトルアーでなくても、活き餌(ドジョウ、銀平など)や冷凍エビ(ひとつテンヤ用)でも、お好きな釣り方で楽しめますよ。
[荒浜港 拓洋丸]
http://takuyoumaru.com/
船に集合↓
最近、とうとう釣りは億劫になって、たま~にしか・・・^^;
ところで、PE0.6でのマゴチ鬼アワセは怖くないですか?
私はラーヂ6号ハリス4号テバネでやってましたのでかなりビビリます。^^;
2日連続で釣りすると、相当体に堪える年になりました。今日はへろへろになって魚のウロコとヌメリを取ってました^^;;
ひとつテンヤの竿が柔らかいし、ドラグも調整しているので、PE0.6号の合わせ切れは、まず大丈夫だと思います。もし切れても、失うものはジグヘッドとワームだけなので、まいっかという気持ちでやってました。アタリ多いし^^;
手バネでハリス4号だとちょっと気を遣いそうですが、相手が大デエならともかく、マゴチなら4号で思いっきりかっちめてもハリスが切れる前に浮いてくるんじゃでしょか。
やったことないリール竿の細いPE高切れが怖くて・・・ビビる次第です。^^;^^;
久しぶりなもんで^^;
そうですよね、手バネならマゴチ相手にびびるわけがないですよね。
リール竿では、PEが細いぶん、竿が手加減してくれるから、思ったより切れないです。
まあでも、ちょっとでもタックルバランス悪いと、すぐに高切れしそうではありますよね(^^)