朝起きると今日も天気が良さそう。家の中に籠っていたくない気分、どっか近くの軽い釣りにいきますか。
と、やってきたのは久しぶりのこちらの船宿。釣りものはシロギス、行く途中に乗船できるか確認の電話を入れて向かいました。
前に来たのはカレイ釣りだったですよ、もう25,6年前のこと。
磯子根岸釣船センター内にあります。当時ここは根岸丸、上杉丸、田村丸の3軒の船宿が軒を連ねていました。しかし、田村丸と上杉丸の2軒は廃業。
現在は、八幡橋の鴨下丸が分家(?)した第2鴨下丸と第三鴨下丸の2軒が敷地内に入り、朝の構内は賑やかな雰囲気です。
割引カードをゲット。二次元バーコードつき。
とてもよく懐いた猫ちゃんがお出迎え。
首都高速と根岸線高架を望む、のんびりした雰囲気です。
竿はいつものFリチャーズ。
東京湾ではもっぱら胴付き仕掛けを使うのですが、ここ最近は針結ぶの面倒^^;なので、市販の糸付針を使ってます。仕掛け作るにも、老眼でクロスビーズに糸を通すのが難儀ですわ、、歳はとりたくないもんじゃ。
アオイソメとタオルを2個のバケツに入れて、客それぞれに渡してくれます。
キス船は若船長の新井勇樹船長、気配りが行き届いていて、船の上でもよくお客さんを見ていて、いろいろと声掛けもしてくれます。人気のある船長ということがよくわかります(^^)
そんなこんなで出航、夏空が広がります。
夏とシロギス釣りは似合うなあ、と考えていたら富岳百景のフレーズが頭をよぎりました。前日に発表された芥川賞は10年ぶりの2人受賞、太宰の怨念のせいでしょうか^^;
さて、釣りの方は中ノ瀬へ。
ひとくちに中ノ瀬といってもとても広くて、他のシロギス船は遠くに見える感じ。
水深18m前後から攻めましたが、底曳き船が多くて船長はポイント選びに苦労している感じ。それでも良型のシロギスがぽつりぽつりと食ってきます。
これで23cm。この日は20cm前後の良型が多かったです。というか、船長は良型狙いで、15cmほどのサイズが釣れてくると、細かくなってきたから流し替えまーす、とまめに動きます。ここらへんは船長の個性だと思いますが、私は好きです(^^)
カミツキハゼはおじゃまむし。
カナガシラかと思ったら、色と頭部の突起がなんか違う感じなのでとりあえず写真撮っといた魚。
一日を通して潮が緩慢な感じで、船長は船ひっぱったり、30m近くの深場まで攻めたりとあの手この手で釣らせようとしてくれます。その甲斐あって、アタリは頻繁にあるんですが、バラシも多い^^; けっこうバラしてます、未熟なり。
アタリの出方も弱かったです。聞き上げてやると食っていた、ということも何度かありました。午後になると活性が上がった感じで、誘い上げのときに餌を追っかけて食うようなアタリも出てきました。
沖上がりも近くなり、いくつ釣りました?と聞かれて、「あ、ごめん、数えてない、竿仕舞ったら数える」、と言うと、手が冷たくなるから僕が数えますよ、と、船長がクーラーの中の魚を数えてくれました。なんと優しい(^^)
夏空の下、凪海の上、小気味よいシロギスの引きを堪能して、34尾でフィニッシュ。
本日の船長ブログはこちら。
宿に帰ると、残念賞です、持って帰ってください、とみんなにアジの干物が配られました。
わたし的には全然残念な釣果ではないのですが、船長的には20cm前後の良型を40,50は釣らせないと残念なようです、熱血です(^^)
干物はいくらあっても困らないので、ありがたくいただきます。
交じりのイシモチ2尾と、大きめのシロギスは塩焼き用にして孫ちゃんのとこに持ってってあげますか。
開き大量生産。
キス料理は翌日にします。
追記:翌日はteruteruばあさんが、惣菜屋を開けそうなほどキスフライ揚げまくり。
孫ちゃんちと年老いた母親にも配ってきました。
[磯子根岸釣船センター 根岸丸]
http://negishimaru.com/
p.s. 昼に食べ過ぎたので、晩めし抜き。
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