三喜丸で近場のマダイ船が始まりました。
港でてすぐの場所、しかも超浅場、さらにサイズも申し分なしという秋限定のマダイ釣りですよ、
小柴港定点観測。
ポイントは八景島シーパラダイスを望む場所、こんなところにマダイパラダイスがあるんです。
昔はここらへんでコマセダイやってませんでした。いつから始めたっけ?と齋田船長に動画を見せてもらうと、最初に出船した日付は2013年でした。新しい釣りだと思ってたけど、もう11年も経つんだ、時の流れは速いものです。
最初にこのポイント聞いたときはびっくりしました。アシカ島の北側はすべてオキアミコマセ禁止だと思い込んでたこともあります^^;
ちなみに昨年は、つり情報の取材で太田屋から出船してます。
マダイ船の水深は、あっと驚く20m。もちろん手巻きリールを使います。
棚は海面から、17mまでビシを下ろして12mで待ちます。
ハリスは8m統一、細めハリスが食いがいいとのことで、2.5号を使いました。
ビシはサニービシFL60号指定ですが、わたしはサイズダウンして鉄仮面60号。
塗装が剥げる昭和の鉄仮面です^^;
コマセはオキアミ。オキアミブロックは2kgかな、付けエサもこの中から拾います。
そんなこんなで、釣り開始。
落と潮がけっこう速いですが、この釣りのポイントをいくつか上げときます。
・潮が糸で押されてもタナは変えない。糸が斜めになるとついつい糸を多めに出したくなりますが、それはNG。潮が速くとも指示ダナで待ちます。
・同様に潮が速いとテーパー仕掛けでウェイトをつけたくなりますが、八景沖はテーパー仕掛けはよくないです。プレーンな1本バリ仕掛けがオススメ。蛍光玉等のアクセサリーも不要。
・コマセは一気に出さず、タナで待っている間にポロポロこぼすようなイメージで調整する。ゆえにサニービシの隙間調整やステン缶の穴調整はこの釣りではかなり重要。
さっそく竿先がストンと入るアタリ。
アジでした。
近くではアキラ船長のアジ乗合も流しています。
反応は出てるんだけど、落と潮が速いうちはアタリが遠いです。
こりゃ潮が緩んだころに時合がくるなとの読み通り、潮止まり1時間前に竿先がストン。
20mの浅場だけに、竿先がぐんぐん引っ張られます。
この引きは楽しい、潮が速いので魚の引きもパワーアップしてスリリング。
見てて惚れぼれする美鯛は1キロジャスト。
続いてマダイのアタリ。今度はドラグをずるずると滑らすいい引き。
水面から10mほどのビシダナなんですが、なかなか浮いてきません。これも浅場マダイの特徴。
さらに、ハリスを手にしてからもまた走る。
腕を竿代わり、指をドラグ代わりにしてマダイの引きをいなす、これは昔に鴨居立て釣りでマダイとやりとりした感覚を思い出します。いやいや、楽しい。
タモの収まったのはジャスト2キロのこれまたビューティフルマダイ。
操舵室からパチリ、嬉しそう (写真提供:三喜丸)
手鈎炸裂!
もう2枚も釣れば満足なんですが、その後に上げ潮になってもアタリは続きます。
サイズが揃ってます、釣り頃食べ頃の1-1.5kgサイズ。
大型にハリス切られた人もいました。他船では同じ場所で5kgも上がってます。油断大敵ですよ。
クロダイも交じります。孫ちゃん1号がクロダイ好きなのでこれはキープ。
隣の人が釣ったショウサイをいらないというのでもらいました。
この日はハリが取られるのが3度ばかりありました、フグもまわっています。
14時の沖あがりとなり、マダイは0.8-2kgが6枚、クロダイ、アジでクーラーずっしり。
マダイは8回アタリがありましたが、1つはすっぽぬけ1つは反対舷とオマツリした際にハリスは船底で擦れたか切れてしまいました。
本日の船宿ブログはこちら。
なにげにアジが大中小交じりでお土産になります。
上の写真は20-32cmですが、船では43cmのギガアジも何尾か交じってました。
アジ船長から、「マダイ船なんだからあまりアジを釣らせないでくれ」と釘を刺されているみたいで、10尾以上アジ釣らせると斎田船長がペナルティでうなぎ奢らされるそうです(^^)。これは9尾なんでセーフ。
第2三喜丸の大型船は、スポットコマセダイに出船中。
配船の都合で出ない日もありますが、富岡沖のコマセダイは攻める船も少なく期間限定で狙いもの、なにより水深20mの超浅場でのマダイの引きは、なかなか他の釣り場では味わえない釣趣です。行かれる方はハリス切れにはくれぐれも注意して臨んでみてください。
[小柴港 三喜丸]
http://www.miki-maru.com/
p.s. 魚いっぱい食べたいのだけど、カリウムとリンがキニナルお年頃。
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