パラリンピックの閉会式がマスコミを賑わしていた昨日、わたしの障害者認定が下りました。
こりゃひょっとして、次回のパラリンピックに出場する資格を得たのかな?と思って調べてみると、障害者(厳密に言えば厚労省が認定する障害者)ならば誰でも出場資格を得られるわけではなく、その条件は、「肢体不自由(上肢・下肢および欠損、麻痺)、脳性麻痺、視覚障害、知的障害」に限られるようです。腎臓機能障害の透析じじいには参加資格がありませんでした。
障害者手帳という名前ですが、形式は1枚のカードです。
あらためて障害者手帳を手にし、自力では生存できない(=継続的に透析治療を受けないと死ぬ)立場であることを実感しました。
透析患者の福祉ついては、こちらの本の「社会資源の活用」を読んであらかじめ多少の知識はあったのですが、手帳受け取り時に区役所職員に説明を受けて、さらに面倒な手続きも一緒にやってもらって、かなり助かりました。
一番大きなのは医療費の助成ですが、その他にも様々な助成制度が存在します。行政的には、日本は障害者に優しい国だな、ということを感じました。
行政的には優しいですが、社会的には厳しい、というか差別がまだまだあるように思います。障害者差別のニュースはたくさんありますが、透析患者に向けては長谷川豊の暴言、とか。
こんなマイナーなブログにも、透析という言葉に反応して、差別的コメントが書かれたことが何度かありました。わたしなんぞはメンタルが絹豆腐のように脆いので、あまり過激なコメント書くのは遠慮してほしいところです。
なにはともあれ、本日からは社会的弱者として世間の荒波を渡っていきます。
p.s. 編入試験第一局、西山さん勝ち切った!この調子で次もガンバレ!うんぱっぱ!
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