居心地

相棒のワンコとの暮らしの風景
他愛ない日常のあれやこれ

東京島

2008年11月28日 | 
著者 桐野夏生


クルーザーの難破で無人島での生活を余儀なくされた 清子と隆夫婦。

そこへ与那国島の野生調査団から逃げ出してきた

若い男性グループが合流。

おまけに中国人の男達もこの島へ捨てられに来た。


島でたった一人の女となった清子は

女王として君臨するのか それとも...


いつも感じるのだが

桐野夏生の小説は臭いがする。

今回も南の無人島の設定故か生ぬるい臭いが漂う


女の逞しさと独りよがりな傲慢さを見せつけられるが

二通りの後日談的ラストが面白い。

人は都合の良いように物語を作ってしまうのだ
コメント (6)
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