お友達に誘われて 映画 『唐山大地震』の試写会へ行って来た。
中国映画は「レッドクリフ」「レッドクリフ2」以来の三作目。
ポスターには「アバター」、「レッドクリフ」を越えたとある。
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1976年中国唐山を襲った大地震。
夫婦の目の前で子どもが助けを呼ぶアパートが崩れる。
夫は妻を庇い子どもを助ける為アパートへ向かう途中倒壊する建物の中で息絶える。
残った母にはさらに過酷な選択が待っていた。
双子の姉弟が建物の下で瀕死の状態。
弟はまだ呼びかけに応じ、声の出ない姉は石の音で生存を伝える。
二人のうち、どちらかを助ければどちらかが死ぬ。
事態は残酷にも母にその選択を迫る。
「どちらも助けて」泣き叫ぶ母に救助隊は
「時間がない、両方死んでも良いのか!」
母は声にならない声で弟を選ぶ...
が、この声は瀕死の姉にも届いていた。
娘と夫を自分のせいで死なせた思いを背負い母は生きた。
が、娘は死体置き場から奇跡的に助かり養父母の元成長していた。
片腕をなくした弟も命を選ばれた重みをまた背負っている。
三者三様の想いが32年後大きく運命を動かす。
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23万人の死者を出したと記されている「唐山大地震」を
恥ずかしながら全く知らなかった。
果てなく続く慰霊碑に刻まれた犠牲者の名前
その方々のご家族の数だけこの「唐山大地震」の物語はあるのだろう。
地震大国日本に生きるものとしてこの哀しみは他人事ではない。
先日のニュージーランド地震でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りいたします。
ご訪問ありがとうございました