お正月らしく一月は国立劇場で初春歌舞伎を観てきた。
演目は≪南総里見八犬伝≫
昔々NHKの人形劇で観た微かな記憶しか残っていないが
通し狂言なのできっと分かりやすいはず...
仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌 の文字が浮かぶ
水晶の珠を各々持つ八人の勇士。
身体には牡丹の痣があり名前には「犬」の字がある彼ら八犬士は
里見のお家再興の為
不思議な力で導かれ一同に会し力を尽くす。
この度、尾上菊五郎により手を加えられた内容になり
火遁の術が華々しく何とも初春公演にふさわしい。
また、役者勢揃いでの手拭い撒きもお正月らしさに華を添える。
閉演後、劇場内の甘味処で一服。
国立劇場は歌舞伎座のような派手さはないが
すっきりした設えで良かった。
劇場ロビーには歌舞伎の演目を題材にした押し絵羽子板も。
おまけに今回のお席は花道のすぐ横!
こいつは春から縁起が良いわい
ご訪問ありがとうございました