銀幕の大スター 高倉健さんが亡くなっていた。
もちろん、健さんのご年齢は知っていたが
この日が来るのはもっともっと先の話だと思い込んでいたのだ。
大きな御名前は当然 存じてはいたが
初めてスクリーンで観たのは「駅」
粗筋を母に話ながら涙した。
その日から理想の男性は高倉健。
「動乱」のチケットを両親にプレゼント。
「夜叉」「八甲田山」「幸せの黄色いハンカチ」「ブラックレイン」etc...
枚挙に暇がないないが中でも一番好きなのは
健さんの唄う「時代遅れの酒場」はレコードも買った。
ホントに健さんに会えたらどうする?と、友達に聞かれた際には
正座してお辞儀すると、答えた。
今でもその気持ちは変わらない。
凜とした姿に対峙するにはこちらも凛とせねば礼を失する。
嗚呼、日本男児の鑑が消えてしまった。
健さんを偲びつつもう一度
エッセイ「あなたに褒められたくて」を本棚から出して
ページを繰ってみる。
健さんのご冥府をお祈りいたします
私は邦画を観始めたのが、割と最近なもので…
(以前は洋画ばかりでした)
名前や映画のタイトルくらいは知ってるけど、そのくらい。
正座してお辞儀しちゃうような方が、いなくなってしまうのは寂しいね…。
私も若いころから映画と言えば「洋画」でしたが
健さんの作品だけは特別だったのです。
あの武士道にも通じる生き方が格好いいと...
昨日は東映本社に献花に出向いたのですが
どうも19日一日だけだったようで
本社の垂れ幕に手を合わせて帰って参りました。
ティモコさん、ありがとう