ご存知だろうか「免震レトロフィット」について
免震建物が普及し始め増加傾向にあるが、新築の建物だけ導入できると思っていたら、既存の建物も免震化できるのである。その既存建物を免震化することを免震レトロフィットという。
実際の例として各ゼネコンのホームページで確認することができるが、一例として外務省、国土交通省、農水省等の国の省庁の建物が免震を採用し工事が終わった。工事中は他のビルへ移転することなく居ながらにして工事が進行できることと、古い(省庁は1960年代もの)建物自体を補強する必要がないことなどがメリットである。コストも通常の耐震工事に比べ移転費用等との相殺効果で変わらないとのこと。
古いマンションもこの工法によって免震化できる。修繕工事というとどうも劣化した箇所を化粧するだけといったことを考えがちであるが、地震対策を優先すべき。免震は有効である。姉歯事件物件の中にもこの工法を検討している物件があったと聞いている。
免震の効果はどうかというと、震度5クラスを経験した小生の住む免震マンションはエレベーターも地震後止まることなく、部屋の中の花瓶、食器も倒れることなく、ゆっくりゆっくり横揺れを感じた程度だった。普段の小規模地震も部屋の植物の葉が動いている程度で揺れを感じない。
万一に備えて地震保険にも入っていますが、免震マンションと地震保険でしっかり首都直下地震の建物倒壊、火災によるダメージを受けずに済みそう。
免震建物が普及し始め増加傾向にあるが、新築の建物だけ導入できると思っていたら、既存の建物も免震化できるのである。その既存建物を免震化することを免震レトロフィットという。
実際の例として各ゼネコンのホームページで確認することができるが、一例として外務省、国土交通省、農水省等の国の省庁の建物が免震を採用し工事が終わった。工事中は他のビルへ移転することなく居ながらにして工事が進行できることと、古い(省庁は1960年代もの)建物自体を補強する必要がないことなどがメリットである。コストも通常の耐震工事に比べ移転費用等との相殺効果で変わらないとのこと。
古いマンションもこの工法によって免震化できる。修繕工事というとどうも劣化した箇所を化粧するだけといったことを考えがちであるが、地震対策を優先すべき。免震は有効である。姉歯事件物件の中にもこの工法を検討している物件があったと聞いている。
免震の効果はどうかというと、震度5クラスを経験した小生の住む免震マンションはエレベーターも地震後止まることなく、部屋の中の花瓶、食器も倒れることなく、ゆっくりゆっくり横揺れを感じた程度だった。普段の小規模地震も部屋の植物の葉が動いている程度で揺れを感じない。
万一に備えて地震保険にも入っていますが、免震マンションと地震保険でしっかり首都直下地震の建物倒壊、火災によるダメージを受けずに済みそう。