今回の三重県中部地震で震度5強を観測した三重県亀山市について調べてみた。昨日の報道で被害が全くなかったシャープ(株)亀山工場があるところとして「亀山」は有名であったが、他のかなりの企業が事業所、工場として進出している。
亀山市のホームページで紹介されている企業をみると自動車部品製造、倉庫、ベアリング、回路部品材料等の多種多業種であることがわかる。東名阪、近畿自動車道等の交通のアクセスがよく、企業立地条件として恵まれた環境にある。
http://www.city.kameyama.mie.jp/sangyo/kigyo.html
亀山市の人口は約46千人、世帯数は約16千世帯であり、製造品出荷額では県内13市中2位との紹介がされている。
今回の地震による各企業の事業所、工場の被害はなかったが、すでにこれら企業では免震、制震等の地震対策を施していたとの報道だ。
今回の地震で何万年ぶりに活断層が動いたのか解明が待たれるところであるが、全国に展開している各企業の事業所、工場の防災をすすめる上で、地震リスク評価は重要なファクターとなるに違いない。