地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

キラウエア火山と地震とハリケーン

2007-08-15 | 地震リスク

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードを走っていると地割れに遭遇した。6月17日から始まった火山性群発地震によりできた地割れだ。周辺はまるで人類が絶滅したような、月に着陸したような(行ったことはないが・・・)溶岩だらけの景色が広がる。

 

エイリアンのような雰囲気の溶岩・・・

遠くにマウナ・ケアを望む。ここではなかなか見れない景色らしい。

チェーン・オブ・クレーターズ・ロードをさらに下り、目指すはエンド・オブ・ザ・ロード・・・。

 

自然がつくる造形。

 

溶岩で焼けた看板。この看板の内容も怖い(溶岩が海に崩落し死者が出たらしい)。

 

真っ赤な溶岩の流れは残念ながら6月から停止しているが、その分安全に見学ができた感じがする。溶岩の流れが変わったのか。最新情報はUSGSでチェック。

これより先は危険につき通行止め。

<最新の溶岩の流れ:USGSホームページ>

http://hvo.wr.usgs.gov/kilauea/update/maps.html

http://volcano.wr.usgs.gov/hvostatus.php

ハワイは年6cmの距離を移動し日本に近づいているといわれる。地球が生きている証をこのビッグアイランドで感じた。ハワイ島を満喫した小生にM5.4の地震、そしてハリケーンが近づいている情報があり、自然の雄大さだけでなく恐ろしさもあらためて感じた。

http://www.konaweb.com/flossie.html

 


キラウエア火山

2007-08-15 | 地震リスク

今回の最大の目的はハワイ火山国立公園の訪問である。ハワイ島(The Big island)にはマウナ・ケア山(標高4,205m)、マウナ・ロア山(標高4,169m)、キラウエア山(標高1,248m)、フアラライ山(標高2,521m)、コハラ山脈と5つの山々で構成されている。マウナ・ケア、マウナ・ロアは日本の富士山をはるかに超える標高で雄大さを感じる(下の写真はマウナ・ケア(青い部分)と富士山(白い部分)の大きさを比較した展示物)。

キラウエア火山は現在も活動している火山である。頂上部分は想像を絶する広大な噴火口(キラウエア・カルデラ)が望め、一枚の写真には納まらない大きさだ。キラウエア・カルデラがよくみえるスポットに併設されているトーマス・ジャガー・ミュージアムには様々な溶岩や地震計が展示されている。

カルデラの一部・・・緑に見えるのは草ではなく一本一本大きな木だ。大きさがわからない。人間が歩いているとのことであるが肉眼ではよくわからない(望遠鏡で歩く姿をみたがそれでも小さすぎてよくわからない)。

 

 

トーマス・ジャガー・ミュージアムを出発し、クレーター・リム・ロードを突っ走る。周辺は異次元の景色で恐怖すら感じるが、どこか覚えのある風景・・・そう「猿の惑星」のロケ地。白煙が立ち上り一面溶岩が流れ込んだ黒褐色の地面は地球が生きていることの証だ。

 

さらにチェーン・オブ・クレーターズ・ロードを突っ走る・・・(続)