ペルー沖地震の死者数、330人以上に(読売新聞) - goo ニュース
ペルーでM7.9の大規模な地震が発生した。一時、津波が心配されたが、日本は大丈夫なのだろうか。
首都圏では今朝から群発地震が発生していたとのこと。記録をみると今朝4時15分に震度4、7時47分震度3、8時20分震度3、9時22分震度3と不気味な揺れだ。
ペルーの地震は現地時間15日になるが、今日16日は千葉県東方沖の群発地震、ペルー地震での日本への津波の心配と地震に関わる一日となった。一昨年の震度6弱を記録した宮城県沖地震が記憶に新しい。偶然にも16日だ。非科学的ではあるが16日は先月の新潟県中越沖地震と日にちが重なる。
日本全国いつ起こるともしれない巨大地震ではあるが、特に首都圏は地震に対する警戒感が薄れてきている感じがする。ひとつの指標が損害保険料率算出機構が毎月公表している損保の地震保険の契約件数の状況だ。5月末の東京都の地震保険契約件数の伸びは対前年比103.4%、同じく神奈川県は103.3%、埼玉県は103.9%、千葉県が104.0%と全国平均104.7%を下回る。一方、3月に発生した能登半島沖地震の石川県では109.5%、近隣の富山県は107.0%、滋賀県は111.5%と異常な伸びを記録した。地震が身近に起きなければ準備しない傾向だ。
今朝の日経新聞朝刊の「三菱UFJ証券 地震での損失を広範に補償・証券で初」は非常に興味深い記事である。ファイナンスとインシュアランスの融合開発が金融界のみならず全世界に広がり、企業分野、個人分野のリスクファイナンスとして一般化することが重要なテーマだ。