地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

首都直下地震、津波地震

2009-06-13 | 地震リスク

361年前の今日、関東地方はM(マグニチュード)7の地震が発生し、江戸、箱根、小田原で被害が生じたとされる〔1648年6月13日〕。

その年の前後(1615年~1650年)には関東地方でM6~M7程度の地震が頻発したとされ、その約50年後の1703年には元禄地震、いわゆる元禄の関東大地震〔1703年12月31日M7.9~M8.2〕の巨大地震が発生し、現在の神奈川県小田原から川崎までは全滅、江戸も大きな被害となった。

今後発生が予想される首都直下地震もこのケースと同様で、1923年関東地震の次の関東大地震(2100年代?)発生前後に南関東地域でM7程度の地震が複数発生する地震のことを想定している。

<千葉県 防災誌「元禄地震」>

http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/a_bousai/keihatsu/bousaishi/genroku.html

 

また、217年前の今日は北海道南西部の後志(しりべし)でM6.9~7.1の津波を伴う地震が発生したとされる〔1792年6月13日〕。震源は積丹半島沖と言われるが、北海道南西部は歴史上津波被害が多い。近年では30mの巨大津波が奥尻島を襲った北海道南西沖地震に代表される。

<内閣府防災 資料「過去の災害一覧」>

http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/kyoukun/1/sankoshiryo.pdf