地震リスク delphis manta blue

身近な地震リスク 減災を目指して

<復興を願い 2011.3.11東日本大震災>
<未曾有の巨大災害 記録>

新耐震技術完成 震度7に耐える

2009-06-20 | 地震リスク

震度7に耐える建築技術確立=建物長寿化、環境性も優良-産官学(時事通信) - goo ニュース

耐震技術はもちろん建て替えに伴う廃棄物削減の環境にもやさしい長寿命な建物とのこと。

開発にあたった大手ゼネコン、建築材の大手メーカーの株価に注目。


滋賀県花折断層地震

2009-06-16 | 地震リスク

滋賀県琵琶湖周辺に位置する三方断層(みかただんそう)は、347年前の今日(1662年6月16日)、M7.2からM7.6の規模で動いたとされる。動いた断層を特定するにはいろいろな説があるとされるが、近畿地方の内陸直下地震として大きな被害が生じた。

滋賀県周辺には多くの活断層が存在し、他の花折断層、琵琶湖西岸断層とM7クラスの地震が過去に起きている。

<地震調査研究推進本部 長期評価>

http://www.jishin.go.jp/main/chousa/03mar_mikata/index.htm

<滋賀県 花折断層帯等の被害想定について>

http://www.pref.shiga.jp/c/jishin/hanaore_20071101/hanaore20071101.html


明治三陸地震

2009-06-15 | 地震リスク

今から113年前の6月15日午後7時32分、三陸沖を震源とするM8.5の巨大地震が発生した。最大38mを超える大津波が岩手県三陸沿岸を襲い、死者行方不明者1.8万人を超える大災害となった。

<岩手県 岩手県の主な災害>

http://www.pref.iwate.jp/view.rbz?of=1&ik=0&pnp=14&cd=2511

岩手県はこの明治三陸地震による大津波のほかに2タイプの津波シミュレーションを公開している。

<岩手県 3タイプ津波被害シミュレーション>

http://www.pref.iwate.jp/~hp010801/tsunami/yosokuzu/meiji.pdf

http://www.pref.iwate.jp/~hp010801/tsunami/yosokuzu/showa.pdf

 


岩手・宮城内陸地震から1年

2009-06-14 | 地震リスク

2008年6月14日午前8時43分、東北・関東で強い揺れに見舞われ、岩手県、宮城県で大きな被害となった岩手・宮城内陸地震から1年が経った。

M7.2の直下型地震は山を崩壊させ、家屋全壊30棟、半壊・一部半壊2600棟を超える被害となり、死者15名、行方不明者8名の人的被害となった。

全国に2000の活断層があるといわれていたが、この地震の活断層はノーマークで、その後の地震調査研究の見直し・点検を迫られた。

直下型地震の恐ろしさをあらためて知ることになった岩手・宮城内陸地震。これが都市中心部で発生した場合には、被害数は計り知れない。

<気象庁 岩手・宮城内陸地震特集>

http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/2008_06_14_iwate-miyagi/index.html


首都直下地震、津波地震

2009-06-13 | 地震リスク

361年前の今日、関東地方はM(マグニチュード)7の地震が発生し、江戸、箱根、小田原で被害が生じたとされる〔1648年6月13日〕。

その年の前後(1615年~1650年)には関東地方でM6~M7程度の地震が頻発したとされ、その約50年後の1703年には元禄地震、いわゆる元禄の関東大地震〔1703年12月31日M7.9~M8.2〕の巨大地震が発生し、現在の神奈川県小田原から川崎までは全滅、江戸も大きな被害となった。

今後発生が予想される首都直下地震もこのケースと同様で、1923年関東地震の次の関東大地震(2100年代?)発生前後に南関東地域でM7程度の地震が複数発生する地震のことを想定している。

<千葉県 防災誌「元禄地震」>

http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/a_bousai/keihatsu/bousaishi/genroku.html

 

また、217年前の今日は北海道南西部の後志(しりべし)でM6.9~7.1の津波を伴う地震が発生したとされる〔1792年6月13日〕。震源は積丹半島沖と言われるが、北海道南西部は歴史上津波被害が多い。近年では30mの巨大津波が奥尻島を襲った北海道南西沖地震に代表される。

<内閣府防災 資料「過去の災害一覧」>

http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/kyoukun/1/sankoshiryo.pdf

 


宮城県沖地震から31年

2009-06-11 | 地震リスク
1978年6月12日夕方に仙台市を直撃したM7.4の地震から明日で31年が経過する。

都市型災害として都市ガス、水道、電力等のインフラ被害が発生し、復旧まで時間を要した。また、ブロック塀の倒壊、分譲地の崩壊等が問題となった。

平均発生間隔が37年と次回の地震まで待ったなしの状態。いつきてもおかしくなく、今後30年以内の発生確率は99%と高い。

個人の地震対策

2009-06-07 | 地震リスク
新型インフルエンザが発生した時点で、その知識、マスクなどの衛生用品を準備していた家庭はどれほどいただろうか。

新型インフルエンザの国内感染報道とともに企業、個人はマスクを大量購入する光景がみられた。ことが起きてから行動するわれわれ日本人の特性なのか。

今回は猛毒性がないインフルエンザであったが、もし、猛毒性のインフルエンザであったらN95マスク等は奪い合いになっていたに違いない。

いつ来てもおかしくないとされる大地震災害の備えもわれわれの準備は中途半端だ。個人では防災用品を買うのはデマが流れたときぐらい。昨年の山形県、愛知県で大地震の可能性とのデマが流れたときに防災用品が飛ぶように売れたといわれる。

「不断の備え」は1923年関東地震後の後世に伝える教訓。いつどこで大地震にあうかはわからないが、家庭での不断の備えを怠りなくと切に願う。