タリアセン夫人の夢 (PART 1)
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デンマンさん、私は最近、お姫様になった夢をよく見るのですわァ~。。。
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マジで。。。?
こんな事を言うと、この記事を読み始めたネット市民の皆様に笑われてしまうと思うのですけれど。。。
いや。。。 そんなことはありませんよ。。。
どうして、デンマンさんは、そのようにおっしゃるのですか?
あのねぇ~、軽井沢タリアセン夫人の小百合さんに興味を持っているネット市民がけっこういるのです。。。
あらっ。。。 マジで。。。?
たとえば、次の検索結果を見てください。。。
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「軽井沢タリアセン夫人」を入れて検索したのですよ。。。 すると6,090件ヒットします。。。 赤枠で囲んだタイトルに注目してください。。。
#軽井沢タリアセン夫人のブログ記事ランキングと書いてありますわねぇ~。。。
その通りです。。。 つまり、「軽井沢タリアセン夫人」の事が書いてある記事を探しているネット市民が、けっこうたくさん居るのですよ。。。
。。。で、上のランキングのページはどのような記事が出ているのですか?
上のタイトルをクリックすると次のページが表示されます。
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つまり、#軽井沢タリアセン夫人のタグがついた記事が57件アメブロで公開されているということですわねぇ~。。。
そういうことです。。。
でも。。。、でも。。。、どうして検索結果をこうして持ち出してきたのですか?
あのねぇ~、「軽井沢タリアセン夫人」の事が書いてある記事を探しているネット市民の中には、いっそのこと「軽井沢タリアセン夫人」が書いているブログを見ればいいじゃないかァ! そう思って、アメブロの検索エンジンで「軽井沢タリアセン夫人」のブログを探す人がいるのです。。。 その結果を見てください。。。
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もちろん、「軽井沢タリアセン夫人」のブログは、ネットのどこにもないのですよ。。。 小百合さんはブログを書いてませんからねぇ~。。。 アメブロには 157件の「軽井沢タリアセン夫人」の記事があるけれど、見れば判るように、すべてバークレーの書きたい放題!、 つまり、僕のブログなのですよ。。。
でも。。。、でも。。。、こうして、クダクダとデンマンさんは御託(ごたく)を並べて、いったい何が言いたいのですかァ~?
だから、小百合さんが夢を見たと言って、これから夢の話をしようとしても、興味津々(しんしん)のネット市民はたくさんいるわけです。。。、つまり、馬鹿笑いして、小百合さんを侮辱するようなネット市民は居ませんよゥ。。。
この事を言うために、わざわざ回りくどいことをクダクダとしゃばったのですかァ~?
だってぇ~、小百合さんが、「ネット市民の皆様に夢のことを持ち出したら笑われてしまうかも。。。」と、言ったからですよ。。。
デンマンさんが余計な事をしゃべったら この記事が長くなるだけですわァ~。。。
。。。で、お姫様の夢に、僕がこうして出てくるのですか?
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そうなのですわァ。。。 だから、この夢の話をすれば、ネット市民の皆さんが白けてしまうと思ったのですわァ~。。。
小百合さんのお姫様の夢に僕が出てくると、この記事を読んでいるネット市民の皆さんが 何で白けるのですかァ~?
おそらく、馬鹿バカしいお話を聞かされると思うからですわァ~。。。 うふふふふふ。。。
そのように、薄ら笑いを浮かべて、僕をバカにしようとしている場合じゃありませんよ。。。
やっぱり、デンマンさんもバカにされたような気になりますかァ~?
当たり前田のクラッカー!
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デンマンさん! 最近、このギャグばっかしですわねぇ~。。。 この記事を読み始めたネット市民の皆さんの半分以上が、デンマンさんのこのギャグを聞いたので、ウンザリし、ダサいと思って 他のブログへ飛んでしまいましたわァ~。。。
やっぱり、同じギャグを持ち出すのはヤバイですかァ~?
当たり前田のクラッカー!
やだなあああァ~! 小百合さんまでが真似をしたから、残りのネット市民の内、3分の2以上の皆さんが他のブログへ飛んでゆきましたよ!
つまり、デンマンさんは、その事を私の責任として 擦(なす)り付けるのですかァ~?
小百合さん! いつまでも、下らない事でガタガタ言っていると、誰も読む人が居なくなるので、本題に入りますよ。。。 で、そのお姫様の夢は、しばしば見るのですか?
ほぼ毎晩のように見るのですわァ~。。。
つまり、その悩みを抱えて、今日は、どうしてお姫様の夢を毎晩のように見るのか? その悩みを解決したいと思って出てきたのですか?
その通りですわァ~。。。
だったら、それほど悩むこともないですよゥ。。。
あらっ。。。 デンマンさんは、どういうわけで、私が近頃、お姫様の夢を見るのか? その原因に思い当たることがあるのですかァ~?
もちろんですよ。。。 僕は、上の夢の写真を見てすぐに解りましたァ~。。。
マジで。。。?
最近、小百合さんは源氏物語にハマッて、次の卑弥子さんが出てくる記事を何度も読んだからですよ。。。
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光源氏もビックリ
あららあああっ。。。 “エロい源氏物語”をネットで探しているヤ~らしいネット市民の方が多いのでござ~ますわねぇ~。。。
あのねぇ~、“エロい源氏物語”をネットで探しているネット市民を“ヤ~らしい”と決め付けるのは 京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義している橘卑弥子・准教授らしくないですよ。
じゃあ、どのように言えば よろしいのでござ~ますかァ~?
だから、「源氏物語の中にエロチックなエピソードを読みたいと思っているネット市民の皆様がたくさんいるのでござ~ますわねぇ~」と言えばいいのですよ。
ちょっと言葉を変えただけで、言っていることは“ヤ~らしい”ネット市民が大勢居るということではござ~ませんかア!
そのように言ってしまっては、身も蓋もありませんよ。。。 あのねぇ~、人間は根本的に3つの欲望に支配されているのです。。。 つまり、色欲、金銭欲、それに食欲。。。 だから、多くのネット市民の皆様が“エロチックなエピソード”を読みたいと思っても、けっして“ヤ~らしい”わけではないのですよ。 言わば、極めて人間的なことです。
でも、人間は食べるために生きているのでも、セックスをするために生きているのでも、お金をためるために生きているのでもありませんわ。
じゃあ、何のために生きているのですか?
だから、文化的な生活と教養に満ちた生活をするためでござ~ますわよう。。。 それこそが、人間を他の動物たちと分けている マジで人間らしい特徴ですわよう。 だからこそ、あたくしは京都の女子大学で腐女子たちに「日本文化と源氏物語」を講義しているのでござ~♪~ますわア。。。
なるほど。。。、なるほど。。。、僕は卑弥子さんの言う事も もっともだと思いますよ。。。 でもねぇ~、きれい事だけを見ていても人生はつまらないのですよ。
要するに、“ヤ~らしい”ものも見ないとつまらないと、デンマンさんは言うのでござ~ますかア?
いや。。。 僕が言っているわけじゃないのですよ。。。 上のリストの検索キーワードを見れば そうとしか考えられない!
それで、いったい何のために、デンマンさんは今日の記事を書き始めたのでござ~ますか?
だから、ネット市民の皆様の ご要望に答えるためですよ。
つまり、“エロい源氏物語”について お話になるのでござ~ますかァ?
いけませんかァ~?
上のリストを見せられた後では、いけないとは言えませんわァ~。。。
じゃあ、卑弥子さんも しばらく僕に付き合ってくださいよう。
分かりましたわァ。 デンマンさんが そのように言うのでは、断れませんわァ。
じゃあ、まず、次の小文を読んでください。
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昔、「須磨返り」という言葉があって、『源氏物語』を通読しようとした者の大抵が、12帖目の「須磨」の巻あたりで息切れし、いやになって投げだしたという。
そんな自嘲(あるいは、ひやかしか)の語が流行するくらいだから、54帖全巻を読み通した者は稀なのであろう。
(中略)
江戸時代はどうだったのだろう。
国学者はともかく、一般庶民は、この世界最古の長編小説を読んでいたのだろうか?
庶民文芸の川柳に、次のような句が見える。
「又文(またふみ)か そこらへ置けと 光る君」
「膳立(ぜんだて)を してはよばれる 光る君」
いずれも女性にもてもての主人公を詠んでいる。
文はラブレター、二句目の膳立は、女性のお誘い。
「据え膳」のことである。
(中略)
江戸人はどこで『源氏物語』を知り、読んだのだろう?
現代のように、手軽に原文が入手でき、読めるような時代ではない。
川柳に詠むほどの知識を、どこから得たか。
庶民にとって最も身近な情報源、といえば、貸本屋だろう。
風呂敷に書物を包んで、家々を回った。
しかし、これらの貸本屋は、いわゆる古典は持ち歩かない。
ほとんど読み物である。
古典の引き合いは、まず無かったのではないか。
かわりに、備えていた本がある。
春本である。
江戸の貸本屋は実はこちらで稼いでいた節がある。
そうだ、江戸っ子は、春本で紫式部を知り、『源氏物語』を学んだのではないだろうか。
「本歌取り」を得手とする春本だから、貴公子の恋の遍歴『源氏物語』は、格好の種本ではあるまいか。
そこで調べてみた。 ある、ある。
『亥中(いなか)源氏須磨琴(ごと)』 『偽紫(にせむらさき)女げんじ』 『偽勢(にせ)紫浪華(なにわ)源氏』 『源氏思男貞女(しなさだめ)』 ……
いづれも枕絵といわれる春画本(艶本〔えほん〕という)である。
『艶紫娯拾余帖(えんしごじゅうよじょう)』 『花鳥余情吾妻源氏』 『正写(しょううつし)相生(あいおい)源氏』
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『艶紫娯拾余帖』
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『花鳥余情吾妻源氏』
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『正写相生源氏』
この三冊は、浮世絵師、不器用亦平(ぶきようまたへい)こと歌川国貞の枕絵本で、「国貞三源氏」と呼ばれ有名である。
(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)
146-149ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社
あらっ。。。 江戸の庶民は春本によって『源氏物語』を知ったというのでしょうか? 京都の女子大学で腐女子に「日本文化と源氏物語」を講義している身にとって、この事実はいささか不本意でござ~ますわァ。
でもねぇ~、あんな長編の物語を庶民が読むのは無理ですよ。
そうでしょうかしら?
だってねぇ、正直に言うと僕だって源氏物語の54帖全巻を読んでませんよ。
あらっ。。。 でも、デンマンさんは知ったような事を記事に書いているではござ~ませんかア?
実は、54帖全巻には目を通しましたよ。 でもねぇ~、僕は現代文のダイジェストを読んだだけなのですよ。 原本で読む気はさらさら起こらない。
でも、高校生の頃、古文で勉強したのでしょう?
だから、その時、先生に源氏物語の本の一部を読まされたけれど、まったく面白くなかった。 それで、食わず嫌いになったのですよう。 第一、『源氏物語』の原文を読むことは現代日本人にとって、かなり難しい。 他の王朝文学と比べても語彙は格段に豊富で、内容は長くて複雑で、専門的な講習を受けないと『源氏物語』の原文を理解するのは難しいのですよ。
だったら、谷崎さんや、円地文子さん。。。あるいは瀬戸内寂聴さんの現代語訳を読めばいいではありませんか!?
源氏物語に関しては評論やエッセーや、いろいろなものを読んだから、もう知ったつもりになってしまったのですよ。 だから、「今更、原文を読むなんてぇ~。。。」という気持ちになってしまって、駄目ですよう。 とても読む気になれません。
ダイジェストで済ませているなんてぇ古典を勉強する邪道ですわ。
でも、何も読まないよりはダイジェストでもいいでしょう。 アメリカには、ちゃんとリーダーズ・ダイジェストという会社がありますよう。
アメリカはアメリカですわ。 日本には日本の古典という素晴らしい物が存在するのでざ~ますう。 だから、原文で読まなくても、せめて現代語訳で54帖全巻を読むべきですわ。
あのねぇ~、源氏物語は、昭和初期には「皇室を著しく侮辱する内容がある」との理由で、不敬の読み物だとされていた。 光源氏と藤壺女御の逢瀬などを二次創作物に書き留めたり上演したりすることなどを大日本帝国の政府は厳しく禁じたのですよ。
それは軍国主義が華やかな頃でござ~ますわ。 一時的な現象ですう。 そのような狭い考え方に凝り固まっている人たちが大日本帝国の政府に居たから戦争に負けてしまったのでござ~ますわ。 デンマンさんも書いていたではござ~ませんか!
ん。。。? 僕が。。。? なんてぇ~。。。?
アメリカは戦争に勝つためには日本人の心と文化を研究しなければならないと一生懸命に日本語を情報将校に学ばせたにもかかわらず、日本では英語の使用を大日本帝国政府が禁止してしまったと。。。
うん、うん、うん。。。 確かに日本では軍国主義や皇国史観に毒された人たちが政治や文化を主導していた時期には源氏物語はワリを喰ったのですよ。 でもねぇ~、室町時代や江戸時代にだってぇ、『源氏物語』は猥褻な書物であり、子供に読ませてはならないというような事を言ったり書いた人が居たのですよ。
つまり、江戸時代に源氏物語の春本が出回らなかったら、『源氏物語』は死滅したとデンマンさんは言うのでござ~ますか?
いや。。。 そこまでは言いません。 でもねぇ~、古本屋のおっさんが書いていたように春本に惹かれて『源氏物語』を知った人は江戸時代の庶民にはたくさん居たと思いますよ。
。。。んで、今日はその『源氏物語』の春本のエピソードをデンマンさんが披露するのでござ~ますか?
卑弥子さんだってぇ京都の女子大学で「日本文化と源氏物語」を講義しているのだから興味があるでしょう?
あたくしはエロいお話には興味がありませんわ。
卑弥子さん。。。 無理しなくてもいいのですよ。 ネット市民の皆様にバレてしまうからってぇ、そのような心にもないことを言わないでくださいよ。
デンマンさん!。。。 いい加減にしてくださいましなア! んもおォ~。。。! あたくしに「エロい女」のレッテルを貼り付けないと気が済まないのでござ~ますか?
いや。。。 そう言う訳ではありませんよ。 僕はただ卑弥子さんの心の内が解っているから、そう言ってるまでですよ。
まるで解ってませんわア!
とにかく、せっかくここまで話を進めてきたのだから「エロい源氏物語」の話をしないことにはこの記事を終わりにすることはできないのですよ。
解りましたわ。 じゃあ、あたくしに遠慮なしにお話を進めてくださいな。
そう言いながら卑弥子さんも興味があるのでしょう!?
そのようなことはどうでもよろしいのですわ。 ガタガタ言わずに早く話してくださいなァ。
解りました。 じゃあ、「国貞三源氏」の一つである『正写相生源氏』のエピソードを話しますよ。 昭和30年4月10日に原文が伏字無しで初めて出版されたのですよ。
つまり、映倫に引っかかるような極めてエロい。。。 うふふふふふ。。。 猥褻な。。。 やらしい文章で書かれているのでござ~ますか?
卑弥子さん。。。、鼻息を荒々しくして、そのように身を乗り出さなくてもいいですよ。 ちょっと近寄りすぎです。 もう少し離れてください。 卑弥子さんの鼻息が僕の顔にマジで吹きかかっているのですよう。 んもおォ~。。。 歌川国貞の枕絵は4枚のみ。。。 でもねぇ、ノーカットで掲載されているのです。 エロに厳しかった昭和30年代としては勇気のいる出版だったのですよ。
。。。んで、『源氏物語』のどの帖なのでござ~ますか?
あのねぇ~、それが『源氏物語』の54帖のどれとも直接のかかわりはないのですよ。 ただし「ここに何れの御時にや。。。」 と『源氏物語』の書き出しに似せて始まっているのです。 京は北嵯峨のあたりに、表に冠木の門を構え、築山(つきやま)や川の流れを備えた庭のある洒落(しゃれ)た屋敷があり、40歳ばかりの未亡人と14歳のひとり娘、それに二、三人の女中、老僕が住んでいるのですよ。
それで。。。?
母を浅香(あさか)といい、娘を音勢(おとせ)というのです。 家屋敷は借金の抵当(かた)に入っている。 つまり、この母と娘は貧乏な暮らしをしているのですよ。 でも、娘がチョ~美人で京の都では評判になっている。 その噂を聞きつけた21歳になる光源氏ならぬ吉光公(よしみつこう)が御所に上げよと言ってきた。
。。。で、母親はお金に目がくらんで娘を御所に上げるのでござ~ますか?
そうしないと話が進まない。 でも、この母親がどこからか吉光公の噂を聞きつけてきた。
どのような。。。?
この吉光公は好色で、その上、巨根の持ち主だという。 まだ初潮を迎えたばかりの音勢(おとせ)には荷が重過ぎる。 そこで母親は近所のお金持ちで弓削道足(ゆげのみちたる)という名の50歳になる男に性教育を頼んだのですよ。
あらっ。。。 なんとなく、あの有名な弓削道鏡をもじったような名前ですわね。
それもそのはず。 この弓削道足(ゆげのみちたる)という男も巨根の持ち主なのですよ。
あらっ。。。 50歳になる巨根の持ち主に14歳の娘の性教育を頼んだのでござ~ますか?
そうなのですよ。 娼家では生娘(きむすめ)を店に出す前に、世慣れた年寄りに「水揚(みずあ)げ」をしてもらう。 つまり、男女の道を実地に教えるわけですね。 この初老の男は、かなり乗る気で「10両出すからぜひワシにやらせてくれ」と言う。 母親はお金が欲しいから二つ返事でお願いしますと言った。
でも、14歳の娘には、母親は何と言って説得したのでござ~ますか?
御殿勤めに必要な作法だから一生懸命に勉強するようにと。。。
あらっ。。。 そのようなことを。。。? マジでござ~ますか?
そのように話が進んでゆくのですよ。
あのォ~。。。 前置きはこのぐらいでけっこうでござ~ますから。。。 あのォ~。。。 エロいお話をしてくださいなァ。 うふふふふふ。。。 そろそろこの記事を読んでくださっているネット市民の皆様も退屈していると思うのでござ~ますわァ。 うふふふふふ。。。
あれっ。。。 卑弥子さんも退屈し始めているのですか?
あたくしの事はどうでもよいのですわ。 それよりも、この記事を読んでくださっているネット市民の皆様にエロいお話をしないといけませんわ。 「エロい源氏物語」を求めて検索した方がたくさんいるのでござ~ますから。。。、だから、エロいお話でもしないとガッカリして、次回からデンマンさんのブログにやって来なくなってしまいますわァ~。。。
解りました。 じゃあ、すぐにエロい場所に飛躍しますねぇ~。。。 卑弥子さんもじっくりと読んでみてください。
音勢(おとせ)は夜に入っても帰らない。
(母親の)浅香の酌で酒を飲んだ吉光公は、
したたかに酔い、横になる。
浅香がまめまめしく尽くす。
当然のなりゆきとなる。
(ここからは読み下し文)
浅香は久しく男の傍らを、遠ざかりつることなれば、
歳はとっても何となく、初々しさに気もときめき、
自由になれば吉光は、やがて抱きしめ手をやつて、
山繭の腰巻を、探りひらきて内股へ、
わり込み給へば思ひの外、肌ざわりさへすべすべし、
毛はふつさりと房やうじを、並べていぢる如くなる、
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だんだん奥へさしこむ手先に、紅舌(さね)はさはれどこの辺り、
吐淫ぬらぬら溢れ出て、滑(ぬめ)りて紅舌もつままれず、
況(ま)して陰門の両淵は、流るるばかりのありさまに、
吉光もはや堪(たま)りかね、両手でぐつと内股を、
おし広げて足を割込み、
鉄火に等しき一物をあてがひて二腰三腰、
おせば下より持ち上げる、はずみにぬるぬる毛際まで、
何の苦もなく押し込めば、その開(ぼぼ)中の温かさは、
いふも更なり忽地(たちまち)に、子宮(こつぼ)ひらけて鈴口を、
しつかと咥(くわ)へて内へひく、その心よさ気味よさは、
何に喩(たと)へんものもなく、吉光は目を細くなし、
口をすぱすぱ吸いながら、大腰小腰九浅一深、
上を下へとつき立て給ふに、
浅香は子供を二三人産みたる開(ぼぼ)にて、
さまざまの道具だてさへ多ければ雁首(かりくび)より胴中へ、
ひらひらしたもの巻きついて出しいれのたび玉茎(たまぐき)を
しごくやうにてえも言はれず、吉光あまたの側室を抱へ、
いろいろ楽しみたりといへど、かかる稀代の上開(ぼぼ)は、
いまだ覚えぬばかりにて、それいくいくア、またいくと、
浅香が背中へ手をまわし、力一ぱい抱きしめて、
嬌(よが)り給へばさらぬだに、浅香は誠に久しぶり、
殊(こと)には太く逞しき、一物に突きたてられ、
ヒイヒイフウフウム、フウと、声をも立てず最初から、
精をやりつづけて息もはづみ、正体もなき折からに、
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アアソレいくよまたいくよと、男に嬌(よが)りたてられて、
何かは以(もっ)てたまるべき、五臓六腑を絞るばかり、
陰水どろどろずるずると限りもあらず流れ出て、
昔を今にかへり花、たのしく其夜を明したり。
(ここから現代文)
そもそも浅香は色好みの性で、
15歳で大納言蟻盛卿のおそば勤め中にお手がつき、
というより浅香の方から手を取りて、
あげくは妊娠、卿は実家に帰らせる。
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産まれたのが音勢である。
世間の手前、出産前に婿を迎えたが、
とんでもない食わせ物で、すぐさま離縁した。
(読み易いように改行を加えました。
赤字はデンマンが強調。
写真はデンマン・ライブラリーより)
158-160ページ 『春本を愉しむ』
著者: 出久根達郎
2009年9月20日 第1刷発行
発行所: 株式会社新潮社
デンマンさん。。。 どうして読み下し文を現代文になさらないのでござ~ますか?
「読み下し文」そのままの方が、なんだかずっとエロいのですよう。 卑弥子さんも、そう思いませんか?
そうかしら? でも、娘の「水揚げ」の場面がないではござ~ませんか?
あのねぇ~、 この場合、娘の音勢(おとせ)よりも色好みの母親・浅香の方がエロっぽいのですよう。
それはデンマンさんの個人的な意見でざ~ますわ。 音勢(おとせ)のことを思わせぶりに語っておきながら、「水揚げ」の場面がないので、この記事をお読みになっているネット市民の皆様方はガッカリしていると思いますわ。
あのねぇ~。。。、音勢(おとせ)の場面を読みたい人は地元の図書館で『春本を愉しむ』を借りて読んでみてください。
『光源氏もビックリ』より
(2015年5月4日)
つまり、私が最近、禁欲を強(し)いられているので、デンマンさんの腕に抱かれているお姫様の夢を見ると言いたいのですかァ~?
いや。。。 僕は、まだ何も言ってませんよ。。。 ただ、小百合さんが見た夢の写真を見ると、そうとしか言えないじゃありませんか!
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私は卑弥子さんが出てくる上の記事を最近一度も読んでないのですわァ~。。。
だったら、小百合さんは、次の記事を読んだからですよ。。。
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■『タリアセン夫人と洋画』
私が上の記事を読んで欲求不満に陥(おちい)り、それで夢の中でお姫様になって お殿様に抱かれたいという夢を見る、とデンマンさんは妄想するのですかァ~?
だってぇ~、それ以外に考えられないでしょう!
私は、上の記事は一度読んだだけで、ムカついたので、2度と読みませんでしたわァ~。。。
解りました。。。 だったら、理由は残る一つですよ。。。
その残る一つとは。。。?
あのねぇ~、今日の記事は長くなりすぎたので、また明後日 この続きを書くことにしますねぇ~。。。 あしからず。。。
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(すぐ下のページへ続く)