コンピエーニュから (PART 1)

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デンマンさん、今日もバレンタインの話題ですかァ~?

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いや。。。 コンピエーニュは、特にバレンタインとは関係ありません。。。
もしかして、上の写真に写っている女性の名前がコンピエーニュさんというのですか?
いや。。。 違います。。。
名前でないとすると地名ですか?
そうです。。。 フランスのパリの近くにある街ですよ。。。
。。。で、写真に写っている女性はなんという名前なのですか?
マリー・モーロワさんです。
デンマンさんがパリに行ったときにナンパした女性ですか?
まさかァ~? 僕はフランス人女性をナンパできるほどフランス語が達者じゃありませんよ。。。 うへへへへへへ。。。
。。。で、どのようにして知り合ったのですか?
マリーさんはパリ第3大学(新ソルボンヌ大学)の東洋学部の日本語学科を卒業したので 日本語がペラペラなんです。。。
じゃあ、デンマンさんが マリーさんを日本語でナンパしたのですかァ? うふふふふふ。。。
小百合さんはナンパにこだわるのですねぇ~。。。 僕は小百合さんが思っているほど女性をナンパする趣味はないのです。。。
じゃあ、どのようにして知り合ったのですか?
小百合さんにも関係があるのですよ。。。
あらっ。。。 マジで。。。?
ちょっと次のリストを見てください。。。

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■『拡大する』
■『桜を想いながら』
■『去年の秋の食欲』
■『パンツとブラと餃子』

これはライブドアの僕の『徒然ブログ』の4月10日の午前0時33分から午前3時42分までの「生ログ」です。。。 緑の枠で囲んだ箇所に注目してください。。。

あらっ。。。 日本時間の午前3時42分に 上の3つの記事を読んだのですわねぇ~。。。
いや。。。 3つの記事をダウンロードしたのです。。。
どうしてダウンロードしたと判るのですか?
1分間に 3つの記事を読めるわけがないじゃありませんか!
記事を開いただけで、読まなかったということだって考えられるではありませんか!
でも、マリーさんが 3つの記事をダウンロードしたとメールで書いてよこしましたから間違いありません。。。
でも、どうしてマリーさんだと判ったのですか?
IPアドレスを調べたのですよ。。。

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間違いなく、マリーさんはコンピエーニュに住んでいることが分かりました。

。。。で、マリーさんは何のために 3つの記事をダウンロードしたのですか?
軽井沢タリアセン夫人の小百合さんに興味を持ったのですよ。。。
マジで。。。? なぜ私に。。。?
あのねぇ~、マリーさんは学生時代にパリで日本人の女性と出会ったことがあるというのですよ。。。 その人の名前が小百合さんだった。
つまり、その小百合さんが私だと思ったのですか?
そうですよ。。。 マリーさんがパリで出会った小百合さんは、もしかして、この“軽井沢タリアセン夫人”と呼ばれる小百合さんと同じ人物ではないか?。。。 そう思ったらしい。。。
でも、写真を見れば判るでしょうに。。。?
「小百合さんの写真は本人ではないと書いてあったから、写真を見ただけでは判断ができない」というわけですよ。。。
それで、デンマンさんにメールを出して問い合わせたのですか?
そういうわけです。。。
でも、どうして私がパリへ行ったと思い込んでしまったのですかァ~?
上の記事を読む前に、マリーさんは次の記事を探して読んでいたのですよ。
カレーdeパリ

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Subj:小百合さん、おはよう!
夕べ小百合さんの夢を見ましたよう!
きゃはははは…
From: denman@coolmail.jp
To: sayuri@hotmail.com
Cc: barclay1720@aol.com
Date: 28/11/2010 5:29:09 PM
Pacific Standard Time
日本時間:11月29日(月)午前10時29分

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パリのセーヌ川の右岸を小百合さんと一緒に歩いているのです。
空は抜けるように青くて
どこからともなくイヴ・モンタンの歌う「枯れ葉」が聞こえてくるのですよう。
もう、僕は感激ですよう!

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ロマンチックでもあり、またメランコリックでもあり、
何とも言えなく いいですよねぇ~。
僕は、当然、小百合さんの腰に手を回すのですよう。
うししししし。。。

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「デンマンさん!くすぐったいから、お尻に手を当てないでねぇ~」
小百合さんは、半分白けたように僕を見つめて、そう言うのですよう。
でも、僕は何と言われようと、もう、うれしくて、うれしくて仕方がないのですよう。
パリのセーヌ川のプロムナードを小百合さんと一緒に散歩しているのですからねぇ。

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これ以上のロマンはないのではないかと、僕はもうウキウキ、ドキドキ、ウハウハしているのです。
きゃはははは。。。
夢を見ているのに、僕自身はマジで現実のつもりなのですよう。
夢を見ているなんて、僕自身は少しも思っていない!
そのくせ、夢の中で、「これは夢じゃないの!?」
そう思っているのだから、今から思い出すと、しまりのない夢でしたよう。
「小百合さん、せっかくパリにやって来たのだから、この辺で Hよりも感じるハグをしませんか?」
僕が、そう言うと、小百合さんはニッコリするのだけれど、僕が抱きしめようとすると、するりと僕の腕から抜け出てしまうのですよう。
「小百合さん。。。そのように恥ずかしがらなくてもいいではありませんか? 僕も小百合さんもパリに居るのですから。。。さあ、記念に心を込めてハグしましょうね」
僕がそう言うと、小百合さんは、ちょっとムカついて言うのですよう。
「デンマンさん! 日本人の団体の観光客の人たちがジロジロ見てるわ。 ほら、あそこ。。。だから、おやめになってぇ~」

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小百合さんの指差す方を見ると、旗を振っている添乗員の後を、山梨県の山奥の方からやって来た、団体のおじさん、おばさんたちが、僕と小百合さんを確かにジロジロ見てるのですよう。
やっぱり、パリも日本人の観光客の人たちで、ごった返しているのですよう。うもお~~。
「あらっ。。。デンマンさん。。。こんな所にインドカレーのお店がありますわ」
小百合さんが、そう言ったので指差す方を見ると、なんと、利根川を渡った所にある千代田町の本場のインドカレーの店があるではないですか!
小百合さんは、パリでも本場のインドカレーが食べられると、大喜びで店の中に入ってしまいました。

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パリに来てまでインドカレーはねえだろう!?
僕は、カレーを食べ飽きているので心の中で、そう叫びましたよう。
でも、小百合さんが店の中に入ってしまったので、僕が一人で外に居るのもバカバカしいので、仕方なく入りましたよう。
そしたら、なんと千代田町のあの店に居たナナさんが居るではありませんか!
ナナさんは、インド生まれインド育ちなのに、日本語がうまいのですよう。
小百合さんと楽しそうに再会を喜び合っているではありませんか!

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「ナナさん、いつパリに支店を出したの?」
「あらっ。。。デンマンさんもパリにやって来たのですか? パリのこのお店が本店で、日本の千代田町にあるお店の方が支店なのですわよう」
相変わらず愛嬌があって、ニコニコと笑顔を振りまいている様子は、インドの「愛の女神」かと思うほど、彼女の愛の精神が伝わってきますよう。
「デンマンさん。。。あの時は“激辛”を食べたのに、あまり辛くはないと言ってましたよね。 だから、今日は“超激辛”を食べてみてくださいな」
もう、こうなったら、“超激辛”でも、“めちゃ超激辛”でも、ナナさんの薦める物を何でも食べようと思いました。
その時、近くのテーブルで食べている女性二人が楽しそうに笑いながら僕を見ているのに気づいたのですよう。
なんと、ブルックリンのマリアさんと、カナダのマルサの女・ナンシーさんですよう。
いくらなんでも、これはできすぎているよ!
パリに千代田町のインドカレーの店があり、
しかも、ナナさんが居るのは偶然としても、
こともあろうに、ブルックリンのマリアさんが居るのは偶然にしてはできすぎている。

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さらに、小百合さんがパリにやって来たのをかぎつけて、カナダのマルサの女・ナンシーさんまでがパリにやって来たなんて、絶対に信じられない。

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「小百合さん。。。これは絶対に夢だよう! 夢か現実か?見極めるために、ちょっと僕のほっぺたをつねってみてよ」
僕は小百合さんに向かって、そう言ったのです。
「分かりましたわ」 小百合さんは、そう言うと思いっきり僕のほっぺたをつねったのですよう。んもお~~。。。
その痛さで目が覚めたと言う訳です。
うしししし。。。
考えてみたら、小百合さんにメールを書いてまで話すような夢ではなかったですよね。(爆笑)
でも、夢の中で小百合さんに会えてうれしかったですよう。
小百合さんも、軽井沢タリアセン夫人になりきって、たまには僕の夢でも見てね。
きゃはははは。。。
じゃあねぇ。

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『パリの空の下で』より
(2010年12月1日)

実は、「パッサージュ・ブラディ(Passage Brady)」のアーケード街で本場のカレーの味を初めて体験したというのですよ。。。 パリ メトロ(地下鉄)の4号線のシャトー・ドー(Château d'Eau)駅で降りるのです。

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■【拡大する】

駅の出口から ストラスブール・サン・ドニ(Strasbourg Saint-Denis)通りに出ると、まず目に付くのがアフリカ系美容院です。 それと 貸衣装屋さんや着ぐるみを売る店などが並んでいます。 目がチカチカするほど派手な店が多いので小百合さんもちょっとビックリしますよ。 パリじゃなくて、まるでインドかパキスタンにいるような錯覚に陥(おちい)ります。 行きかう人も フランス人よりもインド人やパキスタン人の方が多いくらいです。

この界隈に本場のカレーを食べさせてくれるお店があるのですか?
あるのです。 上の地図のストラスブール・サン・ドニ通りを歩いてゆくと 「パッサージュ・ブラディ(Passage Brady)」というアーケード街の入口が見えてくる。

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このアーケードの中に入ってゆくのですか?

そうです。 ちょっと狭くてゴミゴミした感じですよ。

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このアーケードに本場のカレーを食べさせてくれるレストランがあるのですか?

あるのですよ。 狭い通りにテーブルと椅子が出ています。

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どんなカレーを食べさせてくれるのですか?

こんな感じです。

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なんだか見ているだけで喉が渇いてきましたわ。

そういう時には、カレーに合ったインドの飲み物を注文するのです。

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これは何ですのォ~?

ミントのフレーバーを利かせたラッシー(Lassi) です。 ヨーグルトを使った飲み物です。
ミント以外のフレーバーもあるのですか?
あります。 マンゴー味なんかァどうですかァ~?
美味しそうですわねぇ~。。。 で、橋爪 沙世莉(はしづめ さより)さんもインドの本場のカレーを味わった後でラッシー(Lassi)を頂いたのですか?
そうですよ。。。
つまり、この事を言うためにわざわざ私をお呼びになったのですか?
もちろん、そればかりじゃありませんよ。。。 僕が10月中旬に行田に里帰りしたら、今年は行田の「音時計」で小百合さんと一緒に古代米カレーを食べようと思い立ったわけです。。。

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どうですか? 小百合さんも興味があるでしょう?

そうですわねぇ~。。。
なんだか、余り乗る気ではなさそうですねぇ~。。。
デンマンさんが帰省するまでに 考えておきますわァ~。。。
『カレーdeパリ』より
(2017年10月8日)

でも、このお話はデンマンさんが夢に見たことを書いたまでで、私はパリでカレーを食べてはいませんわァ~。。。

でも、マリーさんは、そうは考えなかった。
どのように考えたのですか?
話を面白くするために、僕が「夢の話として書いたに違いない!」と思ったのですよ。。。 実際には小百合さんもパリでカレーを食べたのではないかァ~!?。。。 マリーさんは、そう思ったらしいのです。。。
それで、確かめるために、わざわざデンマンさんにメールを出したというのですか?
その通りです。。。
信じられませんわァ~。。。 で、デンマンさんは、どのようなお返事を書いたのですか?
あのねぇ~、実は、上の記事に出てくる橋爪 沙世莉(はしづめ さより)さんの本名は「小百合」さんなのですよ!

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あらっ。。。 マジで。。。?

こういう真面目な話の時に僕は嘘などつきません。。。
。。。で、デンマンさんはマリーさんに知らせてあげたのですか?
もちろんですよ! 連絡が取れてうれしいと、とっても喜んでいました。

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