美容と入浴と
アラビアン・ナイト
(千夜一夜物語)

知ってますか?
古来より人は脱毛、入浴、化粧を非常に大切なものと考えていました。
アラビアン・ナイトには、人々が浴場に入って身体を洗い、
体毛を剃り、精神を安定させる話があります。
彼らは温められた大理石の上にクッションを置いて横になり、
毛抜師が石灰状のもので体を擦って、ムダ毛を取りました。
そしてその後ハーブ入りのオリーブオイルで、体を磨き上げたのです。
これは現在でいう垢すりのようなものです。
実際、彼らは麻を叩いて柔らかくした布で、
指先や足先から体の中心に向かって、擦りあげていきました。
そもそもコーランの教えに「体毛は不潔なものであり、体から取り除くこと」というのがあります。
そういうわけで男も女も体中のムダ毛を取っていたのです。
そのあとで薔薇水を飲み、体の内側から臭いを消したのです。
また女性の場合は小袋に入れたじゃこう(麝香)を陰部に差し入れ、
体臭を消していたそうです。
アラビアン・ナイトに出てくる第五代教王ハルン・アル・ラシッドは400人の寵姫を囲い繁栄を極めました。
その頃の教王は三大陸にまたがる広大な土地を持ち、今のバグダットからナイル河に至るまでがその領土でした。
彼は入浴をこよなく愛し、常に香料を神聖なものとしてインドから輸入していました。
他にもアラビアン・ナイトは、「アリババと40人の盗賊」や「シンドバッドの冒険」、「ヤムリカ姫」、「海のザクロ姫」などの興味深い話に満ちています。
しかし、生活の基本は一般の人から教王に至るまで、浴場で体を磨き上げることだったことが、どの物語にも書かれています。
ところで、当時ヨーロッパ人はほとんど体を洗わない生活をしていました。
フランスで香水がはやったのも、風呂にほとんど入らなかったので、香水で匂いを消すためだったというのもうなづける話です。
つまり、当時中近東に住んでいた人たちは世界でも類まれな清潔を好む人たちだったのです。

日本人もけっこう風呂好きですよね。
では、日本人の入浴の習慣はいつ頃から始まったのでしょうか?
多雨多湿な日本の気候風土が入浴と大きく関係しているのでしょうか。
それとも「湯水のごとく」という言葉があるように、
豊かな水に恵まれていたことと関係があるのでしょうか?
寒い冬、たっぷりと湯を張った風呂に肩までつかれば、冷え切った体は芯から温まります。
日本人の約8割は、毎日風呂に入るといわれていますが、こうした習慣ができたのは、
実は一般家庭に風呂が普及し始めた40~50年くらい前からです。
ちょっと、驚きでしょう?
また、風呂といえば湯を張った浴槽を連想しますが、風呂とはもともと蒸し風呂のことでした。
古事記や日本書紀には、水の中へ入り体を清める「みそぎ」の場面がしばしば登場します。
体の汚れとともに、心の穢も洗い清めるという意味がありました。
もちろん、それ以前から水の中で体を洗うという行為は、縄文人や弥生人も行っていたことでしょう。
こうした行為が入浴の起源といえるのかもしれません。
しかし、入浴とはたんに水で体を清潔にすることではありません。
入浴は湯を使うことが前提です。
当然、火と湯を沸かす道具が必要となってきます。
都市部において井戸がかなり自由に使えるようになったのは、江戸時代になってからのことです。
でも、庶民が毎日入浴できるほどには水が豊富にはなかったのです。
例えば、埼玉県で江戸時代になってから新田開発された地域では「芝行水」という風習がありました。
水が乏しいため、干した芝で体を拭いて垢や汗をぬぐいとったというのです。
風呂を沸かす燃料についても同じです。
農村ならば里山などから柴を刈ってくることもできるでしょうが、
毎日、風呂を沸かすほど大量の柴を取ってくることはできません。
さらに、浴槽を作るのにもかなりの技術と費用がかかり、
江戸の庶民が自宅に浴槽をもつことはとても無理な話でした。
実際には、日本人は風呂好きどころか、現代人ほどには入浴の習慣はなかったのです。
つまり、風呂好きだと思われている日本人も、
風呂に毎日入るようになったのは歴史的に見れば、ごく最近の事だったんですね。
そういうわけで、アラビアン・ナイトの時代に遡(さかのぼ)れば、
日本人もアラブ人の清潔好きには及ばなかったという事です。
日本人の平均寿命が世界一になった理由として、医学の進歩がまず言われますが、
中には、日本人の入浴の習慣もそのひとつではないかと考えている人もいるほどです。
考えてみれば納得がゆきますよ。
なぜなら、風呂に入る事で清潔が保てるし、
風呂に入る事でリラックスできてストレスが発散できます。
最近の研究では、ストレスが原因で発病する病気がかなりあるということが分かってきました。
例えば、胃ガンなどはその良い例ですよね。
そういうことを考えながら、今夜もゆっくりと入浴して疲れとストレスをとってくださいね。
では、あなたの健康と美容のためにメチャためになるサイトをご紹介しますね。
もちろん無料ですよ。
登録とか、そういうものは一切ありません。
次のリンクをクリックして気軽に覗いて見てくださいね。
『あなたの健康と美容のためのナウい、めちゃグーなガイド』
あなたも上のガイドを充分に活用して、
より健康に美しく麗(うるわ)しい人生を送ってくださいね。
応援していますよ。
Good luck!

あなたが絶対、
見たいと思っていた
面白くて
実にためになるリンク

■ 『クレジットカードを上手に使うためのあなたのガイド』

■ 『安心してお得なローンガイド』

■ 『住宅ローン・ビジネスローン ガイド』

■ 『ちょっと変わった 新しい古代日本史』

■ 『あなたが楽しむための 娯楽 スポーツ レンタルDVD ガイド』

■ 『興味深い写真や絵がたくさん載っている世界の神話』
■ 『現在に通じる古代オリエント史の散歩道』
■ 『見て楽しい、読んで面白い 私版・対訳ことわざ辞典』
■ 『笑って楽しめる 私版・対訳 慣用句・熟語辞典』
■ 『辞書にのってない英語スラング』
■ 『オンライン自動翻訳利用法』

おほほほほ。。。
卑弥子でござ~♪~ます。
ビックリしたでしょう?
あたくし変身したのでござ~♪~ますのよ。
あたくしだって
ビックリしたのでざ~♪~ますから。。。
ええっ、なんで変身したのかって?
だってね、
十二単(じゅうにひとえ)なんて
もうダサいでしょう?
あたしだって、美容と健康に
心がけているのでござ~♪~ますのよ。
あたくしって、けっこうボインでしょう?
おほほほほ。。。。
平安時代は“鳩胸でっちり”と言いましてね、
あたくしのような体型は
ダメだったのでござ~♪~ますのよ。
長生きするものでござ~♪~ますわね。
おほほほほ。。。。
とにかくね、あたくしがマスコットギャルをやっている
『新しい古代日本史』サイトもよろしくね。
おもしろい記事がたくさん読めますよ。
では、今日も一日楽しく愉快に
ネットサーフィンしましょうね。
じゃあね。ば~♪~い
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます