行田市長@夢の対談(PART 2)
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上のリストは行田市の若年女性(18歳から39歳まで)人口が2010年から2040年までに 57.8%減少することを示しているのですよ。
だから、どうだと言うのですか?
つまり、工藤さんが市長になってから、このままの行田市政を続けてゆくと、2040年までに子供を産める女性が半分以上減少してしまうということなのですよ。
いったい誰がそういう予測をしたのですか?
次の本ですよ。。。 ちょっと“サワリ”だけ読んでみてください。
人口急減社会への警鐘
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日本は2008年をピークに人口減少に転じ、これから本格的な人口減少社会に突入する。
このまま何も手を打たなければ、2010年に1億2806万人であった日本の総人口は、2050年には9708万人となり、今世紀末の2100年には4959万人と、わずか100年足らずで現在の約40%、明治時代の水準まで急減すると推計されている。
(1-2ページ)
日本全国で若年女性人口が減少していることが、将来にわたる人口減少の原因となっている。
そのようななか、全体の流れと反対に若年女性が増える、もしくは減少がゆるやかな市区町村がある。 (略)
これを見ると、次の6つのモデルに分類することができる。
(125-126ページ)
地域が活きる6モデル
産業誘致型
工場や大規模商業施設などを誘致することにより、財政基盤の安定化を図り、住環境整備を進め、人口流入を実現させているモデルを産業誘致型と呼ぶ。
ベッドタウン型
大都市や中核都市の近郊に位置することを活かして、住環境整備を重点的に進め、定住人口を増加させているのがベッドタウン型である。
学園都市型
大学や高等専門学校、公設・私設研究機関を集積させることにより、若年人口の継続的な流入を実現し、ローカル経済を持続させているモデルが学園都市型である。
コンパクトシティ型
将来の人口減少を見据えて、従来の街の機能を中心地に集約することで、ローカル経済圏としての効率化を目指しているモデルをコンパクトシティ型と呼ぶ。
公共財主導型
国家プロジェクト規模の大規模施設の立地を契機として、地域のあり方を作り変え、財政基盤を安定させることで、人口減少を防ぐモデルが公共財主導型である。
産業開発型
地域の特徴ある資源を活かした産業振興を実現し、雇用の拡大や住民の定着を実現しているモデルが産業開発型である。
(126-133ページ)
(注: 赤字はデンマンが強調。
読み易くするために改行を加えています。
写真はデンマン・ライブラリーより)
『地方消滅』
著者・編者: 増田寛也
2014年10月15日 第8刷発行
発行所: 中央公論新社
つまり、上の本の著者と、その研究者仲間の調査に従うと、工藤さんの行田市政では、行田市の未来はないという結論なのですよ。
それで未来のある行田市にするために、デンマンさんはどのようなビジョンを持って臨まれるのですか?
ちょっと次のバンクーバー市立図書館のカタログページを見てください。
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■『拡大する』
■『実際のカタログページ』
僕は今年の1月6日に、たまたまバンクーバー市立図書館で“Extreme Engineering”というDVDを借りてドキュメンタリーを見たのですよ。。。 感動してコメントも書き込みました。。。 赤枠が僕が書いたコメントです。。。 ドキュメンタリーの中で“スカイシティー1000”が紹介されていたのです。
スカイシティー1000
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スカイシティー1000とは、竹中工務店によって1989年に構想されたハイパービルディング。
居住施設や商業施設、娯楽施設、公園などを建物内に集約し、建物内だけで生活できるような空中都市の実現をめざす。
高さ1,000m、床面積 800haで、36,000人が居住し、100,000人が就業できる。
計画内容
高さ56mの正六角形型の凹型の段層(空中台地)を14段に重ね、下の段層を大きく、上の段層を小さくすることで全体として側面が緩やかなカーブを描くようにし、また各段層の間に隙間を設けることで、強風の影響を受けにくくする。
段層の凹んだ部分には広場を作り、それを取り囲むようなスペースを居住用などに使う。
このスペースには何箇所か隙間(スーパーカラム)を設け、火事が起きた際に被害を受ける部分を最小限にする。
高速のエレベーターやモノレールを走らせ、建物内の移動手段とする。
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出典: 「スカイシティー1000」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
つまり、行田市の中心のシャッター商店街を “行田スカイシティー2040”に甦(よみがえ)らせるのですよ。
デンマンさん。。。 そのような夢みたいな事を言わないでください。。。 市政は デンマンさんが思っているように簡単にゆくわけではないのですよ。
あのねぇ~、工藤さん。。。、 あなたには、そのようなビジョンも、国際的な視野も、本心から行田市の未来に向かって再生を図ろうという意欲も、残念ながらないのですよ。。。 それが上のリストの -57.8% に表れているのです。。。 つまり、行田市を背負ってたつ若者が行田から離れている!。。。 未来に向けてのビジョンを持たない工藤さんのような人が行田市長として長くとどまっているから、こういうことになるのですよ。
つまり、デンマンさんが行田市長になった暁(あかつき)には マジで“行田スカイシティー2040”が行田市に聳(そび)えるのですか?
そういうことです。
でもねぇ~、デンマンさん、それは“言うは易し行うは難し!”ですよ。。。
工藤さんにできないのならば、潔(いさぎよ)く市長を辞めて、僕にその席を譲ったらどうですか?
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