美術解剖学(PART 1)
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デンマンさん。。。 美術解剖学に興味があるのですか?
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いや。。。 実は、「美術解剖学」というモノがあることを僕は知らなかったのですよ。。。 だから、ウィキペディアで調べてみたら次のように書いてありました。。。
美術解剖学
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美術解剖学とは、主に人体を中心とした、生物の解剖学的な構造を美術制作(主に具象芸術)に応用するための知識体系。
主な研究対象は人間である。
近代以前までは、騎馬像の需要から馬も研究された。
他には、犬、家畜、鳥などがある。
以下の解説は、人体の美術解剖学に関する内容である。
美術解剖学は、生体の体表観察では的確に捉えることが難しい体表面の起伏や構造を、解剖学的に認識することで捉えやすくしようとする。
その目的から、体表の形状に最も直接的に影響を与える運動器系、すなわち、骨格系と筋系が主に取り扱われる。
その他に、循環器系は皮静脈が皮下に観察されることから、その走行が取り上げられる。
いわゆる内臓は通常は扱われない。
皮下脂肪を含む、結合組織も取り上げられる事は少ない。
体表であり特徴的であるにもかかわらず、外生殖器も通常扱われない。
解剖学を主な情報源とした応用解剖学の一つと見なされる。
人種差、性差、年齢差のように人類学や生物学また発生学的な情報も含まれる。
また、人体比率や、顔の表情などを扱うのも特徴的である。
このように、美術解剖学は、人体の造形の参考になる情報を、様々な研究領域から集めて総合的に再編纂したものである。
現在の日本では、上記のような参照的もしくは教育的要素のもの(Anatomy for artists)の他に、解剖学的視点で芸術作品を批評分析または研究する芸術学の領域(Artistic anatomy)としても解釈されている。
解剖(解剖学)を美術として扱う分野と誤認されていることもしばしばある。
出典: 「美術解剖学」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジューンさんは知ってましたかァ~?
わたしは高校生の時に美術を取っていたのですけれど、先生が人体のデッサンには解剖学の知識が必要だということで、「デッサンのための解剖学」という本を紹介したことがありましたわァ~。。。
あれっ。。。 ジューンさんも人体のデッサンをしたことがあるのですか?
ありますわァ~。。。 男性のモデルを見ながら描きましたわァ~。。。
あれっ。。。 男性のヌードを描いたのですか?
そうです。。。 いけませんか?
高校生で、早くも男性のヌードを美術の時間に描いたのですかァ~?
そうですわ。。。
恥ずかしくありませんでしたか?
恥ずかしくありませんでしたわ。。。 性教育は中学生の時には、すでに行われていましたから。。。
やっぱり、カナダの教育は進んでいたのですねぇ~。。。
デンマンさんも女性のヌードをデッサンしていたではありませんかァ!
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僕が人体のデッサンをしたのは大学生になってからですよ。。。
だったら、デンマンさんも「美術解剖学」という言葉を耳にしたことがあるのではありませんか?
いや。。。 記憶にないです。。。
それなのにどういうわけで「美術解剖学」を取り上げたのですか?
次のリストを見てください。。。
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■『拡大する』
■『美尻のビーナス(PART 1)』
■『片思いで絶望 (PART 1) 』
■『片思いで絶望 (PART 2)』
■『肩重い』
これはGOOの僕の「デンマンブログ」の7月28日の午後12時40分のリアルタイムのアクセス解析のグラフ兼リストです。。。 赤枠で囲んだ 5番のアクセス元URL を見てください。。。
あらっ。。。 「美術解剖学 ビーナスのえくぼ」を入れて検索したネット市民がいたのですわねぇ~。。。
そうです。。。 そのURL をクリックすると次の検索結果が出てくるのですよ。。。
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■『拡大する』
■『現時点での検索結果』
■『美尻のビーナス(PART 1)』
36,300件ヒットしてGOOの『美尻のビーナス(PART 1)』がトップから5番目に表示されるのですわねぇ~。。。
そういうことです。。。
つまり、検索して上の記事を読んだネット市民は“美尻のビーナス”に興味を持ったのですわねぇ~。。。
そういうことですよ。。。 で、しみじみと次の写真を眺めたわけです。。。
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つまり、この写真をゲットするために、上の記事を読んだわけですか?
もちろん、それだけではありません! まず、次の3枚の写真に圧倒されたのですよ。。。
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■『紐パン熟女』
あらっ。。。 わたしが出てますわねぇ~。。。 うふふふふふふ。。。
そうです。。。 上の3人の女性を見たネット市民は“紐パン熟女”に圧倒されてしまったのです。。。
つまり、上の記事を読んだネット市民は“ビーナスのえくぼ”は、どうでもよくなってしまったのですかァ~?
いや。。。 もちろん、“ビーナスのえくぼ”もじっくりと読んだのですよ!
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■『ヴィーナスのえくぼ』
つまり、この記事を目当てにデンマンさんの記事にアクセスしたというわけですかァ~?
いや。。。 それがすべてではありません。。。
他に何に感動したのですか?
僕と太田老人が語り合ったドミニク・アングルの作品に魅了されたのです。。。
梶井基次郎という作家は『檸檬』という鋭い感受性と詩情あふれる美しい作品を書いたのだよ。 この作品はゆるぎない美しさをたたえ、昭和初期の文壇に一石を投じたと言われている。
その事とオイラとどういう関係があるのですか?
オマエは“アングルの画集”を見たことがないだろう?
見たことがありません。。。 第一、“アングル”という画家の名前を聞いたこともありません。
そうだと思ったよ!
どうして、そうだと思ったのですか?
簡単なことだよ! オマエはコメントの中で次のように書いている。
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I. A.も言ったように、白人女性の裸の写真が
pin-upされたbachelor用のapartment/condominium
のなかで、猥雑卑猥な文や煽情的な絵が満載された
websitesを書きながら、一人自慰にふけっているのは、
一体、何処の老人の方なのでしょうか。
オマエが“白人女性の裸の写真がpin-upされた”と書いてるけれど、オマエが言うpin-upは実は 1889年にポ-ル・ピール(Paul Peel)という画家が書いた“ベニスの風呂上りの女(A Venetian Bather)”という作品なのだよ。
マジで。。。? まるで現代画家が書いたようじゃありませんかア!
それで オマエは“pin-up”だと誤解してしまったのだよ! ポ-ル・ピール(Paul Peel)という画家はカナダ生まれの画家で1860年11月7日に生まれている。 1892年10月3日にパリで肺炎をこじらせて亡くなってしまった。 梶井とほぼ同様に満31歳で亡くなっている。
ポ-ル・ピール(Paul Peel)の作品
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自画像
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。。。んで、そのカナダ人の画家とアングルの画集と、どのような関係があるのですか?
アングルはフランスの画家でポ-ル・ピールよりも有名で、次のような作品を残している。
ドミニク・アングル
Jean-Auguste-Dominique Ingres
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(1780年8月29日-1867年1月14日) 86歳没)
フランスの画家。19世紀前半、当時台頭してきたドラクロワらのロマン主義絵画に対抗し、ダヴィッドから新古典主義を継承、特にダヴィッドがナポレオンの没落後の1816年にブリュッセルに亡命した後、注目され、古典主義的な絵画の牙城を守った。
入念に組み立てられた肌理・テクスチャと徹底的に研鑽された描線、そして緊密な調子の諧調によって成立する空間は、「端正な形式美」を湛えている。
この様式美はセザンヌによって「肉体を全く描かずに済ませた」と批判されるほど徹底している。
アングルの美術史理解はアングルの作品群から伺い知れるように公汎であり、且つ結束性が高く、加えて非常に示唆的である。
顔料やバインダーの運用方法もまた多様であり、数百年の隔絶がある巨匠達の作品の研究にも余念がなかった。
その研究の成果として、組織的且つ合理的な方法を「保存が完璧」と讃えられる制作と言説によって的確にのこしている。
他方では、ポスト印象主義者たちやキュビスト、現代美術家の根底的な方法やアイデアに決定的な影響を与えており、アングル芸術の影響範囲、射程は底知れないものがある。
アングルの作品とその個性は、同時代の体制派、反体制派の必ずしも芳しくない評価にもかかわらず、影響は非常に甚大で、彼に先行する画家と彼に続く画家の代表作にさえ決定的な影響を与えた事例も少なくない。
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出典: 「ドミニク・アングル」
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
見れば明らかなように、アングルの作品は明らかにポ-ル・ピールに大きな影響を与えている。
つまり、その事を言うために、わざわざ梶井基次郎の『檸檬』を持ち出してきたのですか?
『レモンと孤独な老人』より
(2016年1月26日)
検索してやって来たネット市民の方は、この上の小文を読んでドミニク・アングルの作品に感動したのですか?
そういうことです。。。
でも。。。、でも。。。、どうしてデンマンさんは、そこまでの事をご存知なんですか?
この記事を読んだ尻尾 加毛雄(しりお かけお)君が感想を書いてメールを送ってきたのですよ。。。
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実は、尻尾 加毛雄(しりお かけお)君は、僕のブログの常連さんなのです。。。 かつて次の記事にも登場したのですよ。。。
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■『美尻を探して』
あらっ。。。 尻尾 加毛雄(しりお かけお)君は、美術解剖学的に美尻に拘っているのですわねぇ~。。。
そういうことです。。。
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(すぐ下のページへ続く)
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