獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

ハロモニ「Berryz工房 田舎体験」 を見た。

2006-09-14 20:22:12 | モーニング娘。と私
  なんだこの懐かしさ。

  ハロモニの夏休み企画。Berryz工房と田舎の子供。都会っ子のBerryz工房。田舎の少年たちとの交流。

  なんかいい。番組としてはさほどこった作りでもないし、さほど感動するような内容でもない。だけど32歳の田舎育ちの私デスペアにとっては、遠い昔を思い出させてくれる。久々に胸がキュンとなった。


  デスペア的見るポイント。

1,水鉄砲の嗣永桃子。

   川で田舎の子供達と水鉄砲つくり。そして水鉄砲での水のかけ合い。メンバーのなかで一番田舎の子供から水をかけられいたのが、桃子。

  前髪が水でぬれてピターッの桃子。水をかけられてキャッキャとにげる桃子。たしかに桃子が一番水のかけがいがあるよな。少年の気持ちも分かる。


2,田舎の家の縁側での花火。

   田舎の子供の家。田舎の家。夜縁側で花火。暗いなかで花火の光が菅谷の顔を映し出す。なつかしいこの風景。

   田舎育ちの私デスペア。網膜色素変性症な私デスペア。暗いとモノが見えない。だけど、小さい頃はまだ暗いところでもある程度見えた。

   花火大会。家族といっしょに花火大会を近くの河川敷へ。ふと向こうから好きだった女の子が女友達と3人連れ。薄暗い中で見る私服のあこがれMyGirl。学校でみる制服の彼女とはちがう。さらに胸がときめく。中学1年生のころの私デスペア。

   そのころの胸のときめきが一瞬よみがえる。菅谷を見てよみがえる。そして涙が流れる。なぜだろう。


3,惚れるのは夏焼。

   別れの時、Berryz工房メンバーと田舎の少年たちが向かい合って列をつくる。さよならとお礼の言葉を言うBerryz工房メンバー。この風景も懐かしく感じる私デスペア。

   中学生のころキャンプで、違う学校の見ず知らずの生徒とのキャンプ。ほんの数日間一緒のキャンプ。必ず恋をする恋多き少年私デスペア。かならずその見ず知らずの学校の女子のなかに、気になる人ができる。好きになる。

   そのタイプも決まっている。徳永のようなよくしゃべる子でも、面倒見のいい清水のような子でもなく、桃子のようなブリッコの子でもない。夏焼のように、人見知りをするような子、同じ学校の友達の中では元気だが、他の学校の生徒とまじると急におすましというかおとなしくなる子。そんな子に私ひかれる。決まって夏焼のような子を好きになった。

  夏焼が田舎の子供にありがとうと言っているその風景を見て。はるか20年前の私の気持ちを今の私が思い出した。胸がキューンとなった。

  
  どっかのブログから引用。

  日本の夏の歌で、最高傑作は、Berryz工房の「蝉」。

  まさしくそのとおり。モーニング娘が「蝉」を歌ってもだめ。Berryz工房が歌うからこそ。ただ、Berryz工房もこの歌を歌える期間もはかなく短い。まさしく蝉のよう。

  だからこそ、私たちはBerryz工房がいとおしい。


コメント
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