獲得された絶望感(盲人ウエカジ @ウエカジハローセンター 公式ブログ)

~網膜色素変性症と司法試験とモー娘。と全盲ヘルパー事業所と・・・~

忘年会@薄暗い居酒屋 に行った。

2006-12-15 23:27:39 | 網膜色素変性症と私
  網膜色素変性症な私デスペア。視野が極端に狭い私。なおかつ網膜の明るさに反応する細胞がさきに弱っていく病。よって薄暗いと見えない私。

  学生のころは飲み会やカラオケも好きな方。網膜色素変性症が進行してきてからは、飲み会や2次会のカラオケは苦手。

  12月忘年会の季節。同期の忘年会に行ってきた。薄暗い店内。まず自分たちの座席が分からない。その前にトイレに行こうとするも分からない。

  店員さんが親切に案内してくれた。「ここ段差ありますよ。左手が男子トイレです」。こんな親切も素直に受け入れはじめた33歳。

  座って仲間と談笑。「しょうゆ取って」という私へのお願い。なかなか醤油を探せない私。「はい!どうぞ!!」。料理ののった大皿を私に回してくれる。気付かない私。

  なかなか気疲れする。もうこういう大人数の忘年会はいいや。少人数でじっくりゆっくり話すのがいいね。

  宴会もおひらき。みんなが座敷から出て行き、最後に私が立ち上がる。靴脱ぎ場。自分の靴が分からない。同期に私の靴の特徴を告げ、見つけてもらう。その人に店の出口まで案内してもらった。

  今日はそんなやさしさと、ハロプロ卓上カレンダーに小川麻琴の写真がしっかり載っていることが(貼付画像参照)実にうれしい、そんな日であった。  


 
コメント (2)
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