あふれる感情をおさえちゃならんのさ

　今日の通勤バス。いつものように見知らぬ人に席をゆずってもらう私。網膜色素変性症な私デスペア。席につきiPodで音楽を聴く。

　聞きながらふと思う。あふれる感情をおさえちゃ駄目なのさ～とガキさんがさけんでいる曲はなんだったかなと思う。うーーん思い出せない。たぶん「みかん」だったかなと一応納得する私。

　その後、佳林がソロパートを歌っている彼女になりたいっがながシャッフルで流れないかなと期待する私。そこでふと思う。あれっもしかして今の私の目では今の佳林のダンスはもちろん息せきかけてくる佳林の姿も、その表情も私は見えないんだな。私がイメージっできるのは昔の佳林なんだなと思う。

　また目が見えなくなる（目がみえなくなった）恐怖がっバスの中の私を襲う。息苦しくなる。いてもたってもいられなくような感じがする。今日は寒さ対策でマスクをしているのでなおさら息がつまるような錯覚に陥る。

　こういう恐怖と絶望そしてあきらめをこれから何度も感じていくのだろうな。

　夜家に帰りみかんをきいてみたらガキさんのそのセリフはでてこなかった。ゴーグルで歌詞を検索してやっとわかる。涙ッチ。

　あふれる感情はおさえてはならんのさーとガキさんが叫ぶ。そこでこのブログに私が朝感じたあふれる恐怖をかいた。

　今週末のハロコンのライブビューイングでも宮本佳林のデビューをまちわびる私は、スクリーンにむかって「かりーーーん」と叫ばにはいられないのだろうな。